パガニーニ・ホラー 呪いの旋律

劇場公開日:

解説

伝説の天才バイオリニスト、パガニーニの旋律が呼び起こす惨劇を描く異色のホラー。監督は「超人ヘラクレス2」のルイス・コーテス、ライモンド・デル・バルツォの原案を基に脚本はルイジ・コッツィ、撮影はフランコ・レシア、音楽はヴィンス・テンペラが担当。出演はダリア・ニコロディ、ジャスミン・メインほか。

1988年製作/イタリア
原題または英題:Paganini Horror
配給:ヒューマックスピクチャーズ
劇場公開日:1991年1月25日

ストーリー

最近スランプ気味の人気ロックシンガー、ケイト(ジャスミン・メイン)はピケットと名乗る怪し気な老人(ドナルド・プレゼンス)から買い付けたパガニーニの呪われた遺曲と呼ばれる「パガニーニ・ホラー」のレコーディングに再起を賭ける。レコーディングは成功し、パガニーニの死んだ「ト長調の館」でのプロモーション・ビデオの撮影が開始された。しかし撮影が進むうち、バンドのメンバーや監督が続々と不可解な死を遂げてゆく。そして、プロデューサーのラヴィニア(マリア・クリスティーナ・マストランジェリ)がパガニーニの曲を逆から弾いた時、楽譜が燃え、ついに悪魔が姿を現した。悪魔はラヴィニアを殺すと、次にケイトに襲いかかろうとするが、その時太陽の光が射し込み姿を消す。必死で外に出たケイトを待ち受けていたのはピケットと美しい屋敷の管理人、シルヴィア(ダリア・ニコロディ)だった。シルヴィアは幼い頃母親を殺し、その償いに悪魔であるピケットに屋敷を訪れる人間の魂を捧げてきたのだと語る。呆然とするケイトの胸を、ピケットのナイフが貫いた……。

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