ハイダウェイ

劇場公開日:

解説

臨死体験で死者の世界と接触できるようになった男の恐怖を描くSFサスペンス。モダン・ホラーの旗手、ディーン・R・クーンツの同名小説(邦訳・文春文庫)をアンドリュー・ウォーカー、ニール・ヒメネズが脚本を執筆、「バーチャル・ウォーズ」のブレット・レナードが監督にあたった。製作はジェリー・バーウィッツ、アガサ・ハンクザコウスキー、ジメル・エヴェレット、撮影は「タンク・ガール」のゲイル・タッターサル、音楽は「死の接吻」のトレヴァー・ジョーンズ、美術はマイケル・ボルトン、編集はB・J・シアーズ、SFX監修はティム・マクガヴァンとソニー・ピクチャーズ・イメージワークスがそれぞれ担当。主演は「ジュラシック・パーク」のジェフ・ゴールドブラム。共演は「クルーレス」のアリシア・シルヴァーストーンほか。

1996年製作/アメリカ
原題または英題:Hideaway
配給:コロンビア トライスター映画
劇場公開日:1996年5月11日

ストーリー

ハッチ・ハリソン(ジェフ・ゴールドブラム)は一年前、事故で次女サマンサを亡くして以来、自責の念に苛まれ続けていた。そのためか近頃、遺された長女レジーナ(アリシア・シルヴァーストーン)との仲がしっくりしない。ある週末、妻リンジイ(クリスティン・ラーティ)を含め三人で山小屋に出掛けた帰途、自動車事故に巻き込まれる。辛くもレジーナとリンジイは脱出するが、崖から転落し激流に呑まれたハリソンは、意識不明の重体に。病院に担ぎ込まれ、ジョナス医師(アルフレッド・モリーナ)による懸命の蘇生医療を受けるハリソン。めくるめく臨死体験、生死の境界上で、亡き娘に出会ったその時、蘇生が成功する。現実生活に戻ったハリソンだが、その頃から、奇妙なヴィジョンが彼の眼前に去来……見知らぬ少女をむごたらしく刺殺する手。折しも続発する少女殺人。ジョナスに相談するが、彼は何かを隠している様子で、自分が経営するアンティークショップの店員に、霊能者のローズ(レイ・ドーン・チョン)を紹介。彼女はハリソンに、彼が臨死の際、殺人者の魂とが交錯して互いの視界が入れ替わってしまったのだと告げる。再びジョナスを訪れたハリソンは、驚愕の事実を知る。殺人者はジョナスの息子で悪魔崇拝者のヴァサーゴ(ジェレミー・シスト)で、自らを悪魔への生け贄と供したヴァサーゴに、ジョナスは蘇生を施していたのだ。そして今、ヴァサーゴの魔手がレジーナに迫っていた。ヴァサーゴはローズとジョナスを惨殺し、レジーナを誘拐、悪魔への供物として捧げようとする。廃墟と化した遊園地で対決するハリソンとヴァサーゴ。ヴァサーゴを導く悪魔たち、もはやこれまでと思われた時、サマンサに率いられた天使たちが現れ、ここに天使と悪魔の一大決戦が始まった。ハリソンの透視能力は、悪魔に対すべく、サマンサを通して与えられたものだったのだ。きらめく光の中、戦いはハリソンたちと天使たちの勝利に終わった。微笑みを浮かべ昇天していくサマンサ。見送るハリソン一家に再び幸せな日々が訪れた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0予告を見て。

2013年4月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

面白そうと思ってレンタルした作品。 ストーリーはなかなか面白かったです。 でも、期待よりは・・・・。 1996.12.22

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あみだくじ

3.0悪夢

2009年12月6日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

オカルトが絡むとストーリーに現実性が薄れて面白味がなくなる。 目的もなく手当り次第に女性を殺す犯人の異常性が描かれているが、動機がオカルトじゃ説得力がない。 脳死状態から蘇生したために、精神に異常を来たした男の犯行によるもので展開して欲しかった。 夢で良かったで終わるしかないですね。

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scopy

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