ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場

劇場公開日:

解説

朝鮮、ヴェトナムで抜群の戦功を重ねたひとりの軍曹が再び古巣の海兵隊に志願し、そこのおちこぼれ集団を鍛え、第三の戦場へ向かう姿を描く。製作・監督・主演はクリント・イーストウッド、エグゼクティヴ・プロデューサーはフリッツ・マーネイズ、脚本はジェームズ・カラバトソス、撮影はジャック・N・グリーン、音楽はレニー・ニーハウス、編集はジョエル・コックスが担当。出演はイーストウッドのほかに、マーシャ・メイソン、エヴェレット・マッギルなど。

1986年製作/アメリカ
原題または英題:Heartbreak Ridge
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1987年1月31日

ストーリー

砲術軍曹トム・ハイウェイ(クリント・イーストウッド)は、そのすべての軍歴を海兵隊に捧げてきた。タフで飲んだくれでガンコ一徹。祖国と軍隊を愛してやまない彼は、かつて多彩な軍歴をスタートさせた第二海兵隊偵察小隊に再役を志願する。朝鮮戦争で名誉勲章に輝き、ヴェトナムでさらに華々しい戦功をたてた歴戦のつわものを駆りたてたもの、それは、平和時を生きられない闘う男の本能だった。再入隊の手続きの過程で彼は多くの旧知の人間と出会い、感慨を新たにする。そして、別れた妻アギー(マーシャ・メイソン)と再会したハイウェイは彼女とヨリを戻したいと考えた。しかし、彼女は簡単に彼を受け入れなかった。また、彼の再役は司令部将校たちの間でも問題を起こした。大隊を実質的に牛耳るパワーズ少佐(エヴェレット・マッギル)は彼の再役をよく思わず、彼にどうしようもない落ちこぼれ小隊をまかせた。この小隊の若者たちは戦うことの何たるかをまるで把握していない無責任集団だった。例えば、スティッチ(マリオ・ヴァン・ピーブルズ)は軍務そっちのけでロックのスターになるのを夢見る男。アポントは遠く離れた家族の問題で思い悩み、ヨハンソンは営倉生活の方が長いような大男。その他フランゲッティ、キノネス、プロフィル、コリンズら個性の強い連中の寄せ集めだ。そんな連中にとって、ハイウェイの稀有な戦争体験は、百の鉄拳制裁よりきき目があった。翌日から早速、ハイウェイと連中の厳しい訓練が続いた。互いにイガミあう猛訓練の中で新兵たちはハイウェイ軍曹の心情を次第に理解するようになる。そんなある日、小隊にグレナダへの出動命令が下った。小隊はハイウェイの指揮のもと、戦場でも活躍し、堂々の勝利をおさめる。しかし、パワーズ少佐はハイウェイを命令無視として責任を追求するが、本部の司令官は逆にパワーズ少佐の方を作戦ミスを犯したとして叱責するのだった。基地に戻った小隊は大歓迎を受け、その中にはハイウェイを待つマギーの姿もあった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第59回 アカデミー賞(1987年)

ノミネート

音響賞  
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映画レビュー

0.5戦争で深まる絆が怖い。

2023年1月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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When I am 75♥️

2.5鬼軍曹

2022年7月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2022年7月3日 映画 #ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場 (1986年) 前半の鬼軍曹でいい流れを作りつつあったのに、後半の戦闘シーンがダメダメだった また、顔の迷彩が濃いので、誰がイーストウッドなのかが分かりづらい

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とし

3.0現場大好き軍曹!

2022年3月31日
iPhoneアプリから投稿

 朝鮮、ベトナムで活躍した軍曹。定年間近なのに引退を考えるどころか自ら海兵隊を志願して、へなちょこ若者を鍛えあげる。  戦闘シーンもあるが、戦争物にしては難しい話はなく、とても見易い。  クリント・イーストウッドの作品はなんとなく主人公が最初はちょっと頑固で偏屈で少しイヤなヤツっぽい感じがするのだが(そう思ってしまうのは私だけかもしれないが)だんだんと素敵でいい人に見えてくる。観終わる頃にはなんか魅力的な爺さんになっている。

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アンディぴっと

5.0スエードスエードスエード…顎を出せ、もっとだ

2022年1月8日
Androidアプリから投稿

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