夜曲<ノットゥルノ> シューベルト 愛の鼓動
劇場公開日:1997年5月17日
解説
天才音楽家フランツ・シューベルトの知られざる生涯を描いた一編。TVシリーズを再編集したものを劇場公開。監督・脚本はオーストリアのテレビ界で活躍してきたフリッツ・レーナー。製作はレネ・レツガス。撮影はガーノット・ロール。美術はアラン・スタースキ。編集はジュノ・シルヴァー・エングルアンダー。衣裳はウリ・フェスラー。録音はラインホルド・カイザーとピーター・ケラーハルス。出演はドイツ演劇界を代表する名優ウド・ザメル、「約束の土地」のダニエル・オルブリフスキ、「ダントン」のヴォイテク・プショニャク、「フランスの女」のガブリエル・バリリほか。
1986年製作/177分/オーストリア・フランス合作
原題または英題:Franz Schubert Notturno
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:1997年5月17日
ストーリー
1928年11月19日、偉大な作曲家フランツ・シューベルト(ウド・ザメル)は静かに息を引き取った。その5年前、突然の病に倒れたシューベルトは死期を悟ったかのように、創作活動を続けていた。不安に苛まれる彼を支えたのは友人のショーバー(ダニエル・オルブリフスキ)だった。夜空に舞い上がる花火、森林の光の中で開かれる“シューベルティアーデ”(シューベルトを囲む音楽会)で友人らに音楽を披露することは、シューベルトに束の間の安らぎを与えた。しかし、真実の愛を求めるシューベルトは孤独だった。その才能にひかれて、彼を取り囲む女性は多くいたが、安らぎは得られなかった。そのシューベルトの前に、一人の女性が現われる。それは、名曲「死と乙女」の誕生だった。生き急ぐシューベルトに愛の花が咲いた。しかし、シューベルトに再起の時はせまっていた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- フリッツ・レーナー
- 脚本
- フリッツ・レーナー
- 製作
- レネ・レツガス
- 撮影
- ジャエノ・ロール
- 美術
- アラン・スタルスキ
- 音楽
- フランツ・シューベルト
- 録音
- ラインホルド・カイザー
- ピーター・ケラーハルス
- 編集
- ジュノ・シルヴァー・エングルアンダー
- 衣装デザイン
- ウリ・フェスラー
- 字幕
- 進藤照光