忍者と悪女

劇場公開日:

解説

エドカー・アラン・ポーの詩『大鴉』をヒントにリチャード・マシスンがシナリオを執筆、「古城の亡霊」のロジャー・コーマンが製作・監督した推理ドラマ。撮影はフロイド・クロスビー、音楽はレス・バクスターが担当した。出演は「古城の亡霊」のボリス・カーロフ、「黒猫の怨霊」のピーター・ローレ、「十戒(1957)」のヴィンセント・プライス、「古城の亡霊」のジャック・ニコルソン、「姦婦の生き埋葬」のヘイゼル・コートなど。

1963年製作/アメリカ
原題:The Raven
配給:大蔵映画
劇場公開日:1965年2月7日

ストーリー

クレーヴン博士(ヴィンセント・プライス)が書斎の暖炉でウトウトしていると1羽の烏が起こしに来た。その烏はスカラバス博士(ボリス・カーロフ)に術競べで負けて烏に化身させられたベドロ博士(ピータ・ローレ)だった。クレーヴンは早速元の姿にもどしてやった。ベドロはスカラバス邸でクレーヴンの妻レノーア(ヘイゼル・コート)を見たという。しかし、レノーアは数年前に死んでいるのだ。が、ベドロがあまり真剣なので行ってみることにした。娘のエステラ、ベドロの忰レックスフォードを伴って。その夜スカラバス邸でクレーヴンはレノーアに再会した。彼女はスカラバスの金と魔に魅せられて、仮死状態のまま連れてこられたと告白した。レノーア捜索が来訪の目的と知ったスカラバスは激昂した。実は彼がクレーヴンの術を盗みだそうとベドロを誘い出しにやったのだった。ベドロは自分の行為を恥じてもとの烏になるとどこへともなく飛び去った。いよいよスカラバスとクレーヴンは術競をすることになり、秘術を尽くして戦い、クレーヴンが勝った。一瞬雷鳴が轟き、一行は危うく脱出するが、スカラバスとレノーアは古城を包む紅蓮の炎の中に姿を消したのだった。

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