ニルヴァーナ
劇場公開日:1998年11月7日
解説
自我に目覚めたゲーム・キャラクターに導かれて旅に出るゲームデザイナーの姿を描いた近未来SF。監督・脚本は「マラケシュ・エクスプレス」「エーゲ海の天使」のガブリエレ・サルヴァトレス。製作はヴィットリオとリタのチェッキ・ゴーリ夫妻と、マウリツィオ・トッティ(製作総指揮も)。撮影はイターロ・ペトリッチオーネ。音楽はマウロ・パガーニとフェデリコ・デ・ロベルティス。美術はジャンカルロ・バシーリ。編集はマッシモ・フィオッチ。衣裳はパトリツィア・チェリコーニとフローレンス・エミールで、ジョルジオ・アルマーニが衣裳を提供している。SFXは「ミッション:インポッシブル」のデジタリア・グラフィック、フィルム加工は「スフィア」のシネサイトが協力。主演は「モータル・コンバット」のクリストファーランバート。共演は「エーゲ海の天使」のディエゴ・アバダントゥオーノ、「オディールの夏」のエマニュエル・セニエ、「記憶の扉」のセルジョ・ルビーニ、新鋭のステファニア・ロッカほか。
1997年製作/113分/イタリア・フランス合作
原題または英題:Nirvana
配給:K2エンタテインメント配給(フジクリエイティブコーポレーション=東京テアトル=K2エンタテインメント提供)
劇場公開日:1998年11月7日
ストーリー
2050年12月21日。アーヴァン・ディストリクト。ゲーム・デザイナーのジミー(クリストファー・ランバート)は発売間近のゲームソフト“ニルヴァーナ”の開発中、ゲームのキャラクターに自我に与えるウィルスによって、ソフトのキャラクター、ソロ(ディエゴ・アバタントゥオーノ)から自分を解放してくれと懇願される。1年前に恋人リザ(エマニュエル・セニエ)に突然去られ、失意のさなかでもあったジミーは、ソロの解放のために自分の雇用主の大企業オコサマ・スター社の中枢のデータバンクヘの侵入を図る。ハッカーのジョイスティック(セルジョ・ルビーニ)と接触したジミーは、社のデータに侵入できる高度な能力者のナイマ(ステファニア・ロッカ)と会い、さらにリザの足取りを追ってマラケシュ、ボンベイ・シティヘと旅に出る。だが、リザはシティのヒンドゥー教のグルの元で修行中に亡くなっていた。かくしてジミーはナイマと共に社のデータバンクヘ侵入、ソロのオリジナルデータを消去し、おのれ自身からも解放されるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ガブリエレ・サルバトレス
- 脚本
- ガブリエレ・サルバトレス
- グロリア・コリカ
- ピノ・カクッチ
- 原案
- ガブリエレ・サルバトレス
- エグゼクティブプロデューサー
- マウリツィオ・トッティ
- 製作
- ビットリオ・チェッキ・ゴーリ
- リータ・チェッキ・ゴーリ
- マウリツィオ・トッティ
- 撮影
- イタロ・ペットリッチョーネ
- 美術
- ジャンカルロ・バージリ
- 音楽
- マウロ・パガーニ
- フェデリコ・デ・ロベルティス
- 編集
- マッシモ・フィオッチ
- 衣装デザイン
- パトリツィア・チェリコーニ
- Florence Emir
- 衣装提供
- ジョルジオ・アルマーニ
- 特殊効果
- デジタリア・グラフィック
- フィルム加工
- シネサイト
- 字幕
- 岡田壯平