ナンズ・オン・ザ・ラン 走れ!尼さん

劇場公開日:

解説

二人組の強盗犯が逃げ込んだ所が修道院だった! という奇想天外な設定で描くナンセンス・コメディ。エグゼキュティヴ・ブロデューサーはジョージ・ハリソンとデニス・オブライエン、製作はマイケル・ホワイト、監督・脚本は「殺人ゲームへの招待」(ビデオ公開)のジョナサン・リン、撮影はマイク・ガーファス、音楽はジェラルド・グリエットが担当。出演はエリック・アイドル、ロビー・コルトレーンほか。

1990年製作/イギリス
原題:Nuns on the Run
配給:ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画
劇場公開日:1991年3月29日

ストーリー

強盗団に加わるブライアン(エリック・アイドル)とチャーリー(ロビー・コルトレーン)の二人組は組織からの足抜けを図ろうと、ボスのケイス(ロバート・パターソン)が香港の麻薬組織から奪った金をまんまと横取りすることに成功。ところがブラジルに高飛びするつもりが、車はガス欠、突如始まる銃撃戦にあわてて逃げ込んだ先がなんと修道院。外には警察ばかりか、ケイスの一味と香港ギャング。出てゆくわけにもいかず二人は尼さんになりすましててんやわんやの大騒動。その上ブライアンのガールフレンドのフェイス(カミーユ・コドゥリ)までが銃撃戦のさなかに撃たれてしまっていた。彼女は尼さんに変装して修道院に入って来るが、傷が悪化して倒れてしまい、そんな彼女にブライアンが別れ話を切り出したことから、なげき悲しんだフェイスはざんげ室に入ってしまう。恋人が強盗であり、なおかつ妻まであることを知って警察に告げるべきかと訴える彼女を、神父にすり替わったブライアンは必死で押し止めるが、結局彼女は入院してしまう。ブライアンとチャーリーはいよいよ高飛びしようと病院にフェイスを迎えに行くが、肝心の金は修道院の中で身動きが取れず、それを取り戻そうと修道院に逆戻りしての一悶着の後、ようやっと3人はブラジルに向かうことができた。

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