嘆きの皇太后
劇場公開日:1993年4月17日
解説
一九九〇年ベルリン国際映画祭ヤングフォーラム部門出品作品。八七年十月から八九年四月にかけて、ヴッパダール・ダンスシアターにて公開された内容が撮影されている。野原を歩くコーラス・ガールや雪の中のエンジェル、雨の中のカップル、呼び笛を持った女性、キルトを着たパンク、水中のバレリーナなど、それらの醸し出すイメージをダンスにして表現した。監督は、日本ではすでに「春の祭典」「カフェ・ミュラー」「コンタクトホーフ」「カーネーション」の公演で、多くのファンの支持を得ているピナ・バウシュ。彼女はもともと、演劇とも舞踊ともつかぬ多彩な身体表現を試みる振り付け師で、八〇年代、世界にもっとも影響を与えた人物であったが、今回は初めて監督を受け持つ。
1989年製作/ドイツ・フランス・イギリス合作
原題または英題:Die Klage Der Kaiserin
配給:ユーロスペース
劇場公開日:1993年4月17日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ピナ・バウシュ
- 脚本
- ピナ・バウシュ
- 撮影
- マーティン・シェーファー
- Detlev Felber
- 編集
- Ninavon Kreisler
- Michael Fevort
- Marine Zevort
- 字幕
- 堀越謙三
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