特攻大戦線

劇場公開日:

解説

ファシストへの抵抗運動に青春の情熱をかけて挺身する若者を描いた作品。監督はヴァレンティノ・オルシーニ、脚本はレナート・ニコライとヴァレンティノ・オルシーニの共同、撮影はジュゼッペ・ピノリ、音楽はベネデット・ギリアが各々担当。出演はジュリアーノ・ジェンマ、「わが青春のフロレンス」のティナ・オーモン、アントニオ・ビオバネリ、フランク・ウォルフなど。

1971年製作/イタリア
原題または英題:Corbari
配給:東和
劇場公開日:1971年12月25日

ストーリー

ナチス・ドイツを後楯としたイタリアのファシストが横暴をふるっていたころ、北イタリアの寒村を拠点として、たった一丁の拳銃と、わずかな手榴弾で苛烈なレジスタンス運動に挺身するコルバリ(G・ジェンマ)とカサディ(A・ピオバネリ)は、次々と仲間を集め、政府と軍によるパルチザン狩りに対して執拗な抵抗を続けていた。ある日イネス(T・オーモン)という女がコルバリの組織に身を投じてきた。スパイかと疑ったコルバリだが、イネスの固い意志はコルバリの信頼を勝ち得るにいたった。トレニヤノの町を最初の解放区としたコルバリ自由軍は、市民と農民たちを武装化させ、反ファシスト運動の未来を賭けた。しかしファシスト軍の計略にかかってトレニヤノ全滅の傷手を負ったコルバリは復讐心を燃やした。ファシスト新聞の“コルバリ死す”の記事を見て、この誤報を利用することを思いついたコルバリは女闘士イネスとトレニヤノの町に潜入、憎むべき資本家たちを次々と射殺していった。さらに反ファシスト狩りの元兇の司令官たちを射殺し、果しない闘争を続けるコルバリだがファシスト軍は全力をあげてコルバリを追った。ついに包囲されたコルバリ軍は、一斉射撃を受け、自決したイネスのあとを追うようにコルバリは壮絶な最後をとげた。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

0.5戦車の1台位出して貰いたかった。

2022年2月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

特攻?特攻!
日本の特攻と一緒にしてはいけないと思う。ここで描かれているのは自爆テロ。祖国を開放すると言う意味に於いては、特攻であろうが、復讐とか観念的になると、もはや、必殺仕掛人になってしまう。イタリアのパルチザン若しくはレジくタンス運動を、あらゆる意味に於いて、日本の特攻と一緒しては絶対に駄目だと思う。

また、低予算故に、白兵戦ばかりで、ミニタリーファンとしては、戦車の1台位出して貰いたかった。ケッテンクラートを出せとは言わないが、みすぼらしいサイド・カーが3台くらい出ていただけ。銃の発射音もマカロニ・ウエスタンのズビューンからパンパンに戻っていて、昔からの西部劇並みになっている。カッコ悪い。ジェンマのアクションだけでも良かったのにね。登場人物が多過ぎる、

コメントする (0件)
共感した! 0件)
When I am 75♥️

5.0たまげる

2020年10月12日
iPhoneアプリから投稿

某特攻なんたら〜、みたいなのを期待するとかなり驚くことでしょう
これ、実在するコルバリって人の話なんですが、wiki見ても英語わからないのでどこまで実話に忠実なのかわかりません
この作品はマカロニ戦争物の一つなんですかね?
娯楽作品なのか社会派なのかわからないけど星五つ

コメントする (0件)
共感した! 1件)
あらいあらお