Dr.ギグルス

劇場公開日:

解説

自分を医者だと信じている精神異常者が町の住民を恐怖に巻きこんでいく姿を描くサイコ・ホラー。監督・脚本は「デスロック 戦略ガス兵器を追え!」のマニー・コト。製作は「壁の中に誰かがいる」のスチュアート・M・ベッサー、共同脚本・原案はグレイム・ウィフラー、撮影はロバート・ドラパー、音楽は「エルム街の悪夢 ザ・ファイナルナイトメア」のブライアン・メイが担当。主演は「ダークマン」のラリー・ドレイク、「シンプルメン」のホリー・マリー・コム。他に「過ぎゆく夏」のグレン・クィン、「グローリー」のクリフ・デ・ヤングなどが共演。

1992年製作/アメリカ
原題または英題:Dr.Giggles
配給:UIP
劇場公開日:1993年10月23日

ストーリー

小さな町ムーアハイの医師レンデル(ウィリアム・デニス・ハント)は、優しい妻と一人息子と平穏な日々を送っていたが、回復不能の心臓病を患う妻の容体が悪化し、彼は次第に狂気に陥っていった。彼は生きた人間の心臓を使い、心臓移植の実験をしていたことが発覚し、7人の患者を殺害した罪で死刑となった…。30年以上たった現在、レンデルの息子エヴァン(ラリー・ドレイク)はタラウッド精神病棟にいた。自分を医者だと信じ、常に狂気に満ちた笑いを浮かべている彼は、看守3人を殺害し逃亡すると、ムーアハイへ舞い戻った。その頃、町の高校生たちは毎年恒例のサマー・パーティを迎えようとしていたが、そのひとりであるジェニファー・キャンベル(ホリー・マリー・コム)は、心臓の弁に欠陥があり、手術する必要があるかもしれないと診断され意気消沈していた。エバァンは父の復讐を果たすため、そして父の遺志を受け継ぎ心臓移植を成功させようという責任感に燃えていた。そして彼は父が遺した薬品と医療器具を手に、町の患者たちに迫っていった。ジェニファーと出会ったエヴァンは、彼女に心臓移植の手術をしようと迫る。ジェニファーは恋人に助けられ、エヴァンは大火傷を負う。数日後、手術中のジェニファーの前にエヴァンが再び現れる。が、彼女は今度こそエヴァンを退治するのだった。

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