小さな兵隊
劇場公開日:2023年4月28日
解説
「勝手にしやがれ」で鮮烈な長編デビューを果たしたジャン=リュック・ゴダール監督が後にパートナーとなるアンナ・カリーナを初めてヒロインに迎え、アルジェリア戦争を題材に撮りあげた長編第2作。
アルジェリアがフランスの植民地支配からの独立を目指して戦ったアルジェリア戦争の時代。カメラマンの青年ブリュノは、友人の紹介で出会った女性ヴェロニカに一目ぼれする。実はブリュノにはOAS(秘密軍事組織)のスパイという裏の顔があったが、組織から命じられたジャーナリスト暗殺を拒否したために追われる身となってしまう。
OASとFLN(アルジェリア民族解放戦線)が実名で登場し、両組織による拷問を批判的に描いたことで上映禁止となり、完成から約3年後の1963年にようやく公開された。
1960年製作/88分/フランス
原題または英題:Le Petit Soldat
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
劇場公開日:2023年4月28日
その他の公開日:1968年12月31日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジャン=リュック・ゴダール
- 製作
- ジョルジュ・ド・ボールガール
- 脚本
- ジャン=リュック・ゴダール
- 撮影
- ラウール・クタール
- 音楽
- モーリス・ルルー