他人の眼

劇場公開日:

解説

ニューヨークを舞台に若い女性を中心に無差別暴行殺人を続ける変質魔と彼を追う女性キャスターの活躍を描く恐怖映画。製作はロナルド・ゼッラ、監督はTV界出身のケン・ウィーダーホーン、脚本はマーク・ジャクソン、撮影はミニ・ローハス、音楽はリチャード・エインホーン、編集リック・シャインが各々担当。出演はローレン・テューズ、ジェニファー・ジェイソン・リー、ジョン・ディサンティ、ピーター・デュブレ、グエン・ユイスなど。

1980年製作/アメリカ
原題または英題:Eyes of a Stranger
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1981年2月11日

ストーリー

ニューヨークの近郊。またしても女性の全裸死体が発見された。これで3人目だ。TVニュース・キャスターのジェーン(ローレン・テューズ)は、妹のトレーシー(ジェニファー・ジェイソン・リー)が幼い頃強姦されたのがもとで盲唖者になってしまったために、異常性欲者に強い怒りをもち、この事件解決を望んでいた。しかし、犯人は一向につかまる気配はなく、また1人、また1人と犠牲は増すばかりだった。ある日、ボーイフレンドのデイビッド(ピーター・デュプレ)とのデートを終え深夜に帰宅したジェーンはマンションの地下室で不審な男を見かけた。それ以来、その男スタンリー(ジョン・ディサンティ)の行動を追ったジェーンは、彼の車が砂で汚れているのを発見した。その直後、彼女は新聞で6人目の犠牲者が海辺の砂浜から発見されたことを知る。男の部屋に忍び込んだ彼女は、そこで砂のついた靴を証拠品として盗み出し、逆に犯人を電話でオドした。動揺した犯人は、さらに犯行を続けるが、TVから流れたジェーンの声が電話の声であることに気がつき、同じマンションに住むジェーンの部屋を襲った。そのころ、ジェーンは、決定的な証拠をつかむために犯人の部屋に忍び込んでいたが、ある犠牲者が死の直前に聞いたというオルゴールのようなものの正体をつきとめた時、向かいの自分の部屋の異常に気づく。妹トレーシーに犯人の魔の手が伸ていたのだ。しかし、犯人に襲われたことでトレーシーの眼に異変が生じた。強姦されたことが原因して盲唖になっていたトレーシーは、この再びの恐怖でそれらの感覚が呼び戻されたのだ。そして、襲って来た犯人にピストルを向けた。1度は倒れたかにみえた犯人が再び襲ってきた時、かけつけたジェーンが犯人を撃ち殺すのだった。

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