TATARI(1999)
劇場公開日:2000年7月22日
解説
呪われた館で一夜をすごす男女の恐怖を描いたホラー。伝説の恐怖映画の仕掛人ウィリアム・キャッスルの古典「地獄へつゞく部屋」(58)のリメイクで、「マトリックス」のジョエル・シルヴァーと「コンタクト」のロバート・ゼメキス、ギルバート・アドラーの製作の下、監督には「クリーチャー」のウィリアム・マローンが起用された。脚本は「ザ・インターネット」のディック・ビーブ。撮影は「ミミック」のリック・ボタ。音楽は「マトリックス」のドン・デイヴィス。出演は「エリザベス」のジョフリー・ラッシュ、「パラサイト」のファムケ・ヤンセンほか。
1999年製作/92分/アメリカ
原題または英題:House on Haunted Hill
配給:ギャガ・コミュニケーションズ=ヒューマックス・ピクチャーズ
劇場公開日:2000年7月22日
ストーリー
L.A.。かつて狂人外科医バナカット医師(ジェフリー・コムズ)によって夜ごと残虐な人体実験が行なわれたバナカット精神病院跡の館。人々に恐怖を提供するテーマパークの経営者にして大富豪のプライス(ジョフリー・ラッシュ)は悪妻エヴリン(ファムケ・ヤンセン)の誕生パーティをこの呪われた館で開く計画を立てる。パーティの晩、集まったのは元野球選手のエディ(テイ・デイヴィス)、自称映画プロデューサーのサラ(アリ・ラーター)、TV業界人のメリッサ(ブリジット・ウィルソン)、医師のブラックパーン(ピーター・ギャラガー)、そして館の管理人ワトソン(クリス・カッテン)の5人の男女。だが、夫妻は彼らを招待した覚えはなく、彼ら自身もなぜ招かれたのか不審がった。お互いに相手の企みを探り合うふたりだが、プライスはかねての計画どおり、5人の客に「この館でひと晩過ごせば1億円の賞金を出す」というゲームを提案。すると突然、館は側面すべてがシャッターで封鎖され、彼ら全員が閉じ込められる。プライスの計画にもなかったこの不測の事態に、彼らは館から脱出するため電源装置がある地下室の探索に出向くが、メリッサは謎の死を遂げる。やがて彼らは自分たちが全員バナカット精神病院関係者の末裔だったと知る。館に巣食う死霊どもが彼らを呼び寄せたのだ。かくして生き残りを賭けた身の毛もよだつサバイバルがはじまるのだった……。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ウィリアム・マローン
- 脚本
- ディック・ビーブ
- エクゼクティブ・プロデューサー
- ダン・クラチオロ
- スティーブ・リチャーズ
- 製作
- ロバート・ゼメキス
- ジョエル・シルバー
- ギルバート・アドラー
- 共同製作
- テリー・キャッスル
- 撮影
- リック・ボータ
- 美術
- デビッド・F・クラーセン
- 音楽
- ドン・デイビス
- 編集
- アンソニー・アドラー
- 衣裳
- ハー・ヌウィン
- 視覚効果
- ロバート&デニス・スコタク
- 字幕
- 東野聡
- サウンド監修
- デーン・デイビス