大陸横断超特急

劇場公開日:

解説

大陸横断特急を舞台に組織の秘密を知って狙われる男の恋と冒険を描く。製作はエトワード・K・ミルキスとトーマス・L・ミラー、監督は「ある愛の詩」のアーサー・ヒラー・脚本はコリン・ヒギンズ、撮影はデイヴィッド・M・ウォルシュ、音楽はヘンリー・マンシーニが各々担当。出演はジーン・ワイルダー、ジル・クレイバーグ、パトリック・マクグーハンなど。

1976年製作/アメリカ
原題:Silver Streak
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1977年4月29日

ストーリー

出版業者ジョージ(ジーン・ワイルダー)は、ロスからシカゴ行きの特急列車に乗り、隣のコンパートメントの美人のヒリー(ジル・クレイバーグ)と知り合った。彼女は美術史家シュライナー教授の秘書。その彼女と酒を飲み交している時、逆吊りの男の死体が窓の外にあるのをジョージは見た。それが教授に似ていると彼女に言っても相手にしてもらえない。事実はロジャー(パトリック・マクグーハン)一味が教授を殺害したのである。もともとロジャーは偽の美術品を売ってかせいでいるギャングで、レンブラントの偽作を最近美術館に売りつけたので、それを教授に見破られるのを恐れたためであった。また、セールスマンのスイート(ネッド・ビーティ)は、実はロジャーを追うFBIで、偽作という証拠の教授の手紙を持っていた。だが、この手紙もスイートが殺され、ジョージの手元に入り、彼は追われるはめに陥いる。追ってくるロジャーの部下を殺し、1度は列車より降ろされた彼だが、再び乗り込み、今度はロジャーとの手紙争奪合戦。手紙をヒリーに渡すとまたもや列車より脱出の彼。かくして乗客は全員おろされたが、シカゴ手前で逃げる計画のロジャーは、ヒリーを人質に列車を発車させた。三再び、列車に乗り込むジョージ。目的はもちろんヒリー救出。激しい銃撃戦の末、ロジャーは死んでいった。そして彼を乗せた無人列車は、そのまま猛スピードでシカゴ駅に突っ込んで行くのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第49回 アカデミー賞(1977年)

ノミネート

音響賞  

第34回 ゴールデングローブ賞(1977年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ジーン・ワイルダー
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映画レビュー

4.0安心の娯楽大作

2021年9月10日
スマートフォンから投稿

お話も役者も演出も80点。コメディ調で緊張しないで見られて、よくできた娯楽映画です。犯人どこかで見たと思ったら、コロンボの犯人で何度も出てた大物でした。ハマってます。

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越後屋

3.0午後ローの90分枠だったらもっとスッキリ見れた

2018年6月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

・列車で教授の殺害を目撃した主人公が懇ろになった教授の秘書のため、何回もも列車から落とされながらも何とかして戻って事件を解決する
・セスナで羊を追いこむ壮観さ
・パトカーを盗んだときに居合わせた泥棒の黒人とタッグを組んで再び列車に乗り込む
・ラストは暴走した先頭車輌が駅構内に突っ込む迫力
・主人公の話の通じない保安官、走る列車に登って攻防戦

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mimiccu

3.5しつこく列車に乗り続ける不死身の主人公

2017年3月5日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

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Cape God

3.5ジーン・ワイルダーは好きじゃない

2013年10月28日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

てか、むしろ嫌いなほうで、他のコメディ何本か観たけど、ちっとも面白くない。日本人の笑いの好みに合わないのだと思う。
だが、本作は面白い!

でもジーン・ワイルダーに笑ったのは、靴墨塗って黒人に扮したシーンのみで、本作の面白さは、彼に絡むビタミン剤のセールスマン、牧場のおばちゃん、保安官、こそ泥(リチャード・プライヤーいいね)の言動・行動と、彼らを活かした秀逸な脚本にあるのです!

都合3回、本作の舞台となるシルバーストリーク号から落とされた主人公が、彼らと絡みながら、どうやって列車に戻るのか!?
そして、アクション、コメディ、ミステリー、ロマンスを上手く混ぜながらなだれこむ、今見てもド迫力のクライマックスまで目が離せない作品です。

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たぁ〜ちぃん
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