タイムトラベラー きのうから来た恋人
劇場公開日:1999年10月23日
解説
核シェルターで成長した青年が地上で織りなす恋物語を描いたロマンティック・コメディ。監督・製作(「ディープ・ブルー」のレニー・ハーリンと共同)は「ポリス・ストーリー」「ファースト・ワイフ・クラブ」のヒュー・ウィルソン。脚本はビル・ケリーの原案を元に、彼とウィルソンが担当。撮影はペドロ・アルモドバル作品の常連ホセ・ルイス・アルカイネ。音楽監修はスティーヴ・タイレル。出演は「ハムナプトラ失われた砂漠の都」のブレンダン・フレイザー、「エクセス・バゲッジ シュガーな気持ち」のアリシア・シルヴァーストーンとクリストファー・ウォーケン、「JFK」のシシー・スペイセクほか。
1999年製作/113分/アメリカ
原題または英題:Blast from the Past
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1999年10月23日
ストーリー
1962年10月、L.A.。キューバ危機のさなか、天才発明家のカルヴィン(クリストファー・ウォーケン)は、臨月を迎えたの妻ヘレン(シシー・スペイセク)と共に、ひょんなことで自らが地下につくりあげた核シェルターで暮らすことに。シェルターで生まれたアダム(ブレンダン・フレイザー)は50年代紳士の鑑のような男に成長した。35年後の1997年。シェルターの自動ロックが解除され、ようやく地上に出たカルヴィンは銃をもった若者やオカマに遭遇、ショックで寝込む。彼の代わりに地上に出たアダムは初めてみる世界に感激、歩き回ったあげく道がわからなくなった。現金を手に入れるため野球カードを売ろうとしてだまされそうになったところを、彼は店員のイヴ(アリシア・シルヴァーストーン)に救われた。こうしてアダムと知り合ったイヴだが、90年代に生きる勝ち気な女性の彼女は、食前のお祈りは欠かさない、彼女のことも「お嬢さん」としか呼ばない、海や雨をみただけで大はしゃぎという、やることなすこと時代遅れで奇人じみた彼に呆れるばかり。だが、やがて彼女はそんな彼が本当の紳士であることに気づき、ルームメイトのゲイのトロイ(デイヴ・フォーレイ)の助言もあって、彼と恋におちるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ヒュー・ウィルソン
- 脚本
- ヒュー・ウィルソン
- 原案
- ビル・ケリー
- ヒュー・ウィルソン
- エグゼクティブプロデューサー
- アマンダ・スターン
- スニル・パーカッシュ
- クレア・ラドニック・ポルスタイン
- 製作
- ヒュー・ウィルソン
- レニー・ハーリン
- 撮影
- ホセ・ルイス・アルカイネ
- 美術
- ボブ・ジームビッキー
- 音楽
- スティーブ・ティレル
- 編集
- ドン・ブロチュ
- 衣装デザイン
- マーク・ブリッジズ