スリープウォーク

解説

真夏のニューヨークを舞台に、奇妙な事件に巻き込まれる女性の姿を描くドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはオットー・グロッケンバーガー、製作・監督は「ユー・アー・ノット・アイ」のサラ・ドライヴァー。ドライヴァーとキャサリン・ブレナンの原案を基に、脚本はドライヴァーとロレンツォ・マンス、撮影はフランク・プリンジ、音楽はフィル・クラインが担当。出演はスザンヌ・フレッチャーほか。

1986年製作/78分/アメリカ・西ドイツ合作
原題または英題:Sleepwalk

ストーリー

真夏のニューヨークの夜。東洋人の若い女が書の最初を持ち去り、同じ夜、残りを黒人が盗み去った。イージー・タイプ社のタイピスト、ニッキー(スザンヌ・フレッチャー)は、バリントン(トニー・トッド)という黒人と、彼の師ドクター・狗(スティーヴ・チェン)から、<狗年の秘密>という漢書を英訳してほしい、と依頼される。ニッキーは、書から一時も目を離さないこと、という命令通り、それを家に持ち帰るが、書はアーモンドの香りがした。翌朝彼女は、エッコ・エッコ(アコ)という東洋人の訪問をうけるが、その直後彼女は殺された。それ以後ニッキーの周辺には奇妙な出来事が相次ぐ。ルームメイトのイザベル(アン・マグナソン)の髪の毛が抜け落ち、会社に戻ったニッキーは、書が灰になってしまったことを知る。そしてニッキーの息子ジミー(デクスター・リー)を連れてアトランティック・シティに休暇に出かけたイザベルは、チャイナタウンで車を盗まれ、ジミーが連れ去られる。ジミーのせいで車を売りそこなった車泥棒(リチャード・ボース)は、彼を持てあましてイースト・リヴァーに置き去りにする。そこから遠くない所では、息子を探し疲れたニッキーが眠っていた。

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スタッフ・キャスト

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