スタンド・バイ・ミーのレビュー・感想・評価
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こんな子ども時代を送りたかった
子ども時代しかありえない時間の流れ、距離感の近さ。
それぞれ子どもの力では変えようのない家庭環境から、友情というシェルターの中で支え合う姿は痛々しくも、その瞬間だけのかけがえのない絆が羨ましかった。
ただラスト、主人公だけ勝ち組の人生を送っている姿がなんとなく嫌な感じ。
切なくて眩しい。
何年かごしに2回目観賞。
なんと切なくて眩しいものを見せてくれる作品だろう。良かった…。
友だちとあんな濃密な体験を、思い出を共有してしまったら、一生忘れられないよな。
死体を探しに冒険の旅に出た12才のゴーディ、クリス、テディ、バーン。
ゴーディがその思い出を振り返るように語るこの作品。
線路を歩くことが、犬から逃げることが、夜に打ち明け話をすることが、ヒルに噛まれることが、気のおけない友だちと一緒ならこんなにも特別な瞬間だった。
家庭環境はバラバラだけど、それぞれに悩みや問題を抱えていた彼ら。
時に噛み合わなくて、相手に悪態もつくけれど、彼らは相手のそのデリケートな部分を理解し、ないがしろにはしない。互いへの慈しみが見えるのが眩しかった。
特にゴーディとクリスの友情(互いへの愛情といえるような)は熱い。
ゴーディが言っているように「友だち」って大人になると昔のようにはなかなか作れない。
でもずっと連絡とらなくても、たとえ2度と会えなくても、思い出す度に心を温めたり力をくれる。心の中では共にある。そんな存在が、思い出があったら私なら生きていける。そしてそんな存在をきっと本当の「友だち」というのだろう。
女っ気のない、少年達の冒険
死体探しに 出掛けて、ちょっぴり大人(男)になった 12才の坊やたち
不良兄貴グループとの 世代間闘争もある
(チビに凄む、兄貴達のくだらなさ…笑)
バンビの様な 繊細なゴーディ(後に作家)、家庭環境が 特に複雑なクリスとテディ、わりかし普通なバーンの四人組
やや、切れそうな不良の頭を、坊っちゃん俳優キーファー・サザーランドが嫌味に演じている
(まだ、偉大な親父の影から 逃れられては、いない…)
やはり 印象に残るのはクリスの リバー・フェニックスだろう
男気と繊細さ、そして賢さを感じさせる
頑張って弁護士になった彼が、殺されてしまった様に フェニックスが夭折してしまったのも、残念である
複雑な生い立ちが、トラウマになったのだろうか… 俳優は その複雑さが 糧にもなる職業であり、将来を期待されていただけに 悲しい
(複雑な環境からの脱出って、かなりのエネルギーを必要とされることが、わかる)
全く、女っ気のない 少年達の冒険を ライナー監督が 軽快にまとめている
(画面にも、母親とか オバサンしか出てこない… 彼等の目線かな?)
フェニックスが 男友達とつるんで遊んでいる内に死んだのも、何だか映画と重なって、やっぱり悲しい
人生は芸術を模倣する( オスカー・ワイルド) って、使い古された言葉だが やっぱり名言かな…
スタンド・バイ・ミー
名作ですね。
これを超える映画は無い
あの頃の思い出
大好きな映画
懐かしき思い出のような映画。
沁みる
心に残る名作
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