スタンド・バイ・ミーのレビュー・感想・評価
全253件中、141~160件目を表示
こんな子ども時代を送りたかった
子ども時代しかありえない時間の流れ、距離感の近さ。 それぞれ子どもの力では変えようのない家庭環境から、友情というシェルターの中で支え合う姿は痛々しくも、その瞬間だけのかけがえのない絆が羨ましかった。 ただラスト、主人公だけ勝ち組の人生を送っている姿がなんとなく嫌な感じ。
あったな~、こんな少年時代。
ちょっと大人ぶってみたり、ちょっと悪ぶってみたり。ほんとうはびびっているのに平気なふりをしたり。妙に冒険や探検がしたくなってみたり。 あったな~、そんな少年時代。僕にも。
切なくて眩しい。
何年かごしに2回目観賞。 なんと切なくて眩しいものを見せてくれる作品だろう。良かった…。 友だちとあんな濃密な体験を、思い出を共有してしまったら、一生忘れられないよな。 死体を探しに冒険の旅に出た12才のゴーディ、クリス、テディ、バーン。 ゴーディがその思い出を振り返るように語るこの作品。 線路を歩くことが、犬から逃げることが、夜に打ち明け話をすることが、ヒルに噛まれることが、気のおけない友だちと一緒ならこんなにも特別な瞬間だった。 家庭環境はバラバラだけど、それぞれに悩みや問題を抱えていた彼ら。 時に噛み合わなくて、相手に悪態もつくけれど、彼らは相手のそのデリケートな部分を理解し、ないがしろにはしない。互いへの慈しみが見えるのが眩しかった。 特にゴーディとクリスの友情(互いへの愛情といえるような)は熱い。 ゴーディが言っているように「友だち」って大人になると昔のようにはなかなか作れない。 でもずっと連絡とらなくても、たとえ2度と会えなくても、思い出す度に心を温めたり力をくれる。心の中では共にある。そんな存在が、思い出があったら私なら生きていける。そしてそんな存在をきっと本当の「友だち」というのだろう。
女っ気のない、少年達の冒険
死体探しに 出掛けて、ちょっぴり大人(男)になった 12才の坊やたち 不良兄貴グループとの 世代間闘争もある (チビに凄む、兄貴達のくだらなさ…笑) バンビの様な 繊細なゴーディ(後に作家)、家庭環境が 特に複雑なクリスとテディ、わりかし普通なバーンの四人組 やや、切れそうな不良の頭を、坊っちゃん俳優キーファー・サザーランドが嫌味に演じている (まだ、偉大な親父の影から 逃れられては、いない…) やはり 印象に残るのはクリスの リバー・フェニックスだろう 男気と繊細さ、そして賢さを感じさせる 頑張って弁護士になった彼が、殺されてしまった様に フェニックスが夭折してしまったのも、残念である 複雑な生い立ちが、トラウマになったのだろうか… 俳優は その複雑さが 糧にもなる職業であり、将来を期待されていただけに 悲しい (複雑な環境からの脱出って、かなりのエネルギーを必要とされることが、わかる) 全く、女っ気のない 少年達の冒険を ライナー監督が 軽快にまとめている (画面にも、母親とか オバサンしか出てこない… 彼等の目線かな?) フェニックスが 男友達とつるんで遊んでいる内に死んだのも、何だか映画と重なって、やっぱり悲しい 人生は芸術を模倣する( オスカー・ワイルド) って、使い古された言葉だが やっぱり名言かな…
スタンドバイミーの曲をずっとラブソングだと勘違いしていたので、映画...
スタンドバイミーの曲をずっとラブソングだと勘違いしていたので、映画もそうだと思ってたら全く違った 見てよかった〜〜 この題付けた人は天才だし、これほどラストにグッとくる歌と題名もなかなかないな…
スタンド・バイ・ミー
この映画は30年後にはその強さを失っていない。インテリジェントに構築され、強力に解釈されているため、各キャラクターは画面上に狂っています(すでにフェニックス川)。ゴーディーの話(グロス・ラードとブルーベリーのパイを含む)、動くフラッシュバック、川を見下ろす鉄道、チョーパーとの戦い、暖炉の夜、リーチの池、最終的な衝突が記憶に残る。 写真やボイスオーバーもまた崇高な結果をもたらします。目の涙はまだ数年後です。 小児期をテーマにした小さな傑作。決して死ぬことのない青少年は、すでに12歳の世代のすべての世代の映画である可能性があります。
名作ですね。
ストーリーはもちろん、音楽がいいんですよね〜 当時サントラをレンタルでダビングして、冷凍ハッシュポテト食べながらダイナー気分でした( ´_ゝ`) キーファー サザーランドが若い‼️ あと、ポストをバットでって、どんな遊び⁉️
これを超える映画は無い
初めて見たのが10歳か11歳の頃にテレビで(所謂フジテレビ版) 同い年くらいの男の子が友達と冒険する それだけで十分面白くハマってしまう 映画のセリフなどを真似して友達と遊んだり 思い出補正がかなりかかってしまい、唯一の100点満点の映画 あの年にこの映画と出会えて良かった! 大人になってから初めて見るのとは全く違いますね 最高の映画です ちなみにキングを知った最初の映画です
あの頃の思い出
小学生の時によく遊んでいたけど、もう10年くらい会ってない友達のことを思い出した。この映画がもう30年も前のものだというのに今も色褪せないのは、子供の頃の葛藤や友情は、ずっと不変のものだからなのかなとしみじみ思った。
誰にでもあるあの日の記憶
スタンドバイミー ★★★★☆ 3.5 夏休みにこの映画を観て大正解。友人たちと特に約束をするでもなく集まり、どこかへ行く。あの時のような休暇はもう過ごせない、あの時のような友達はもうできない。
大好きな映画
昔を思い出して懐かしむことができる映画。 あのときの友達は会わなくなった今でもきっと心の中で忘れられない思い出として生き続けているって教えてくれる。 切ないけどほんと心に沁みます。 また5年10年後辛いときとかに観て現実逃避してたいな笑
懐かしき思い出のような映画。
特質した何かがあるわけじゃないが、じんわりと心に残る。子供の頃は家庭環境なんか気にせず馬が合えば友達だし肝試しをやったり冒険したりとした。それが普通だった。 子供の頃はあの時の友達が一生付き合っていくものだと思っていたし、暇あれば遊んでいた。だが、大人になるに連れそんな関係はなくなる。あの頃のような友達にはこれから先、二度と出会えない。とても切ない。
沁みる
ゴーディとクリスの友情に心が動かされた。すごく切ないけど、いいなあって思える。 絶対一生お互いにとって心の中にいて、支えになるそんな存在だろうな。 また最初から見返すとまた違ったかんじで、良かった。 名作だ。
心に残る名作
自分たち世代の映画好きで観てない人はいない。 これほど最後に流れる主題歌が心に響く映画は無いよね。 当時、主題歌を聴くとクリスを思い出し寂しい気分になってた。残念な事にリバーが亡くなった今ではその気持ちがより一層強くなっている。 本当に心に残る名作です。
少年の好奇心、友情を感じる作品
少年時代の思い出感と、1980年代感がすごくマッチしていて本当に好みの雰囲気でした。 それぞれ、家庭環境に悩みを抱える少年達の、 死体探しという好奇心に溢れた旅の途中、お互いに悩みを打ち明け、涙が溢れてしまったときでも肩を抱いて励ます様子に、本当の友情を感じました。 やはり、少年時代の友情が一番純粋なのかもしれません…
全253件中、141~160件目を表示