スタンド・バイ・ミーのレビュー・感想・評価
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悪ガキの悩んでる姿、泣けた。
今年22本目。
私の小6の頃に悩んでいた時の気持ちはもう忘れてしまったが、もしかしたら四人組の男の子達みたいなモノだったかもしれない。
あと、こんなに感傷的になるんだ。何回か泣いた。クレジットで流れるスタンド・バイ・ミーが儚くてたまんない。これを小6の夏休みに見た男の子はきっと幸せ者だ。もっと早くに見ておけば良かった。
死について
よく聞いた曲
午前十時の映画祭11にて鑑賞。
アメリカ・オレゴン州の小さな町で、家庭に問題を抱える4人の少年たちが、30数キロ離れたところに列車で轢かれた死体が放置されているという噂を聞き、死体を探すために線路を歩く旅をする話。
スタンド・バイ・ミーと言えばよく聞いた曲だが、映画は初めてかもしれない。観たけど完全に忘れたのかもだけど。
この曲は耳に残ってるんだから、音楽って凄いな、って思った。
少年時代の友・・・言われてみれば小学校の時の同窓会が1番楽しかったりするなぁ、って思う。純粋に人と接していた時なのかもしれない。
4人それぞれ良かったが、クリス役のリバー・フェニックスがリーダー的で振る舞いもカッコよかった。23歳で亡くなってる様で、その後の作品も観たいと思った。
二度と経験出来ない少年時代
スティーブンキングの短編小説を映画化したノスタルジックな青春ドラマ。誰しもが経験している少年時代を上手く描いている名作。自分があれこれ語るまでも無く、二度と経験することが出来ない少年時代の思い出の大切さを改めて痛感しました。
(午前十時の映画祭にて鑑賞)
2022-41
トップ100
言葉にできない感情
単なる悪ガキどものロードムービー
映画といえば
怖いものなしの大冒険
田舎町に住む4人の少年の二日間の大冒険。
それぞれ複雑な家庭環境などから悩みや葛藤を抱えており、冒険の中でもそれをぶつけ合うシーンも。
ケンカやじゃれあいながらも助け合って絆が強くなる姿が書かれている。
少年のときにしかできないはちゃめちゃな大冒険はほんとにキラキラしている。
シンプルに子供のころの友情に特化して描かれていて、それを大人になった主人公が振り返りこれほどの友達はいないと言っているところが、子供のころの友達との思い出が今の自分につながっていることが感慨深い。
宝石のような、ノスタルジー、しかし
少年たちのおバカさと切なさに笑い、涙
男の子のおバカさは昔から世界共通だな〜と笑ったり、悲しい境遇や熱い友情にほろり。
また12歳というのが「かわいいバカ」で愛おしい。不良青年たちとの対比でより一層感じるのがいい!
また、これが女の子なら絶対成立しない。男の子ならではの無鉄砲さがちょっと羨ましい笑
この冒険で少年たちが、それぞれ辛い境遇を話して励まし合っているのも印象的。友達から愛され可能性を信じてもらえることが、こんなにも力になるんだと。この友情があるからこそ、辛い環境の中で頑張れてる事が伝わってきて涙。
子供は辛い境遇でも耐えるしかないのが、本当にいたたまれない。親も親で抱えてるものがあるのが分かるだけに悔しく悲しい。
それぞれ4人のキャラクターや境遇に、大なり小なり重なる事があり、観客はノスタルジーを感じて長年愛される映画なんだろなと思いました。
名作すぎて
何度見ただろう 100回は超えてる
たぶん人生で一番見てる映画 これ自分にとっては映画じゃないな
見るたびに感情が渦巻く
いつも友達の事を思い出すよ
わからない人とはきっと一生分かり合えないだろうな 別に俺はあんたの風景でいいや
死んでしまった憧れの小さなヒーローの話 奇跡の季節 永遠と刹那 指の隙間からこぼれ落ちる前の全てを掴んでいたはずの一瞬 愛と友情の違いすら無く 何者でもなく何も持たずただ名前しかなく無邪気で無敵で何かに怯えて 家族の暑苦しい毛布にくるまって守られて 選ぶ事も出来ないのにただ道は在って 小さな抵抗 選択の一歩手前 誰も知らない一本道を友人と一緒に進む別れの前の最初で最後の旅 自分達はなんでここにいて なんで自分なのか 本当と嘘と夢の境目は? 終わりと始まり 季節は変わっていく。
でも決して消えない記憶 言葉 笑顔 景色
仲良かったやつも嫌ってたあいつもみんな元気かな 心から願うよ
自分や誰かが消えてなくなるまでのほんの少しの時間なんだし
何度見ても面白い
"青春映画"以上でも以下でもなく、そのもの
大人になるにつれ、考え方や育ってきた環境の違いからか、全くもって違う生き方をすることになってしまった友人が誰にでもいるのではないか。子供の頃は、あんなにも無邪気に一緒に遊んでいたのに。
この映画は、死体を見つけに行く少年たちの、ワクワクドキドキ冒険物語では全くない。
純粋な子供でいられる最後の夏の物語。
少し大人になってしまう直前の物語。
責任も権利もなく、苦しみから逃げる方法も解決する方法も持てない子供達の物語。
まだ狭い世界しか知らない、まだ何も持ってない、まだ大人から逃げる方法も知らない子供達の物語。
家庭環境も貧富の差もバラバラ。よって性格もバラバラ。これから先どんどん生きる世界が分岐していくであろう4人が、"ひとつ"でいられる人生最後の夏だったんだろうな。そのイベントがたまたま"死体探し"だっただけ。
また、アメリカは夏が卒業&入学の季節なんだと気づいて、さらにこの作品が輝きました。
原作が小説と知って納得でした。わたしは映画より小説を読む性格なので、この物語の余韻や行間の類(あまり好きじゃない言葉ですが)がなんとも切なく、大好きな映画になったけれど、確かに「結局何?」という感想を抱く人も多いかもしれませんね。
これって文学ですよね
妄想のゲロの話は映像にして、実際に起きた父親の話や先生の話は語るだけ。
これって文学ですよね。
よく分かってませんが、そう思いました。
ストーリーそのものは観てる最中は凄みを感じないんですが、少年同士の距離感、空気感、信頼感。
見終わったあとの余韻で「また観たい」と思ってしまうのは「感」のおかげででしょう。
思ってたんと違う
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