スタンド・バイ・ミーのレビュー・感想・評価
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兄が死に父に愛されず劣等感を抱くゴーディ 兄が不良というだけで悪い...
兄が死に父に愛されず劣等感を抱くゴーディ
兄が不良というだけで悪い人間だと決めつけられるクリス
精神を病んだ父に虐待されるもその父を尊敬するテディ
小太りのバーンはちょっと特にないけど、キャラクターのバックボーンが重く、ストーリーも仄暗い印象
スティーブンキングというだけでホラーだと身構えてしまってるせいかな?
未来のシーンから始まり、主人公の親友が未来で死んでいることも知りながら少年時代の思い出を巡る。
序盤から出てきた列車に轢かれた少年、実体が無く、会話の中だけ、見つかっても足しか映らない、と思いきや、死体となって現れてなんかショック。
死体を見つけヒーローになれることしか考えてなく、死体を見る心構えというか、死が何かを深く考えていないゴーディ達と気持ちがリンクしていたようでした…。
解説を読んでどうして名作なのか勉強しますね。
死体とヒルがビビりポイント。
劇中出てくる車がかわいくてかわいくて。
あんな車なら買って乗り回したい。
クリスがイケメンすぎてイケメンすぎて。
そのクリス役のリヴァーフェニックスの生い立ちもちょっとかわいそうで、さらに映画の見る目が変わりました。
死体を見つけてヒーローになれる
↓
実際に死体を見て、おだって申し訳ない気持ちになる
というストーリーだとおもっていたらもっと深く、約40年経っても語り継がれる映画でした。
21.5.28 金曜ロードショー
今まで一体、何を見ていたのか。
米国からの帰国便(ANA)で通して鑑賞し、これまで考えていたのとは、全く違う映画と思った。少年たちが不明者を探しに鉄道の線路や鉄橋に沿って歩くところと、主題歌しか見ていなかったようだ。 確かに、今の感覚からすれば「12歳でもうタバコかよ」となるのかもしれない。しかし、時代は1950年代末の米国オレゴン州の田舎町、戦争(第二次世界大戦)の影も明瞭に残っている。何よりも、それぞれ異なった家庭環境や才能を持つ4人の少年の過ごした夏の二日間を描いて、彼らが目覚めてゆく瞬間を見事に切り取っている。 映画の終盤で、彼らがその後、どうなったかは示されているのだが、実は、さらに驚かされるのが、4人を演じたそれぞれの子役たちのその後である。 主人公のゴーディは、ストーリー・テラーとしての才能にあふれていたが、両親から愛されていないことを苦に病んでいた。演じたウィル・ウィートンも実生活では、家族との葛藤があったようだ。また、4人のリーダー格で、最も頼もしかったクリスは、明らかに一番能力は高いのに、家が恵まれていないことで、将来を諦めていた。驚いたことに、演じたリヴァー・フェニックスの実人生でも、過酷な運命が待っていた。 つまり、この4人は、それぞれを待っている実人生を、この映画の中で演じきっていたのだ。我々映画を見た者が、強い印象を受けたことも当然である。 長く語り継がれるべき映画と思われた。
「少年期の終わり」
夏になると余計に観たくなり、私はもうどのくらい観たであろうか。 現実に隣町の少年の死体を探しに行く冒険などできる訳ないが、 友人たちと休みを使って大自然の中、線路をひたすら歩いて行くこのような冒険がしたいと、当時少年期だった私は幾度となく妄想した。 しかし、いつからだろう。 ひたすらに「面白い!!」「いいな~」と思っていた作品が、冒頭で何とも言えない気持ちになり、ラストで無性に泣けてきた。 そのようにこの作品に対する感情が変化した時、私の少年期は終わりを告げたのかもしれない。 いずれにしろ、私にとって「スタンドバイミー」は、あの頃も今もこれからも、大好きで大切な作品です。
ホワイト・イズ・ビューティフル♥
『俺は、ろくでなし一家のガキの一人』
ブルーベリーパイの大食い競争とは、実に下品である。
さて、現代の日本でも『普通のゴールデンタイム』でこの類の番組を放送している。早食い、激辛。はてさて、かたや『エスディーチーズ』とかのたまいながら『ジャ○ボ餃子』とか『激辛ラーメン』食べる事を競い合っていたのでは世話がない。自由と民主主義な国であって、基幹産業が先進であるはずの国民が、エンゲル係数の高い生活をしている。また、肥満を笑い者にしているのはかなりグレーな表現だと感じる。果たして、自己管理の不摂生だけで肥満になるわけではない。糖尿病に付いても同じだ。1型と2型があるし、2型であっても、遺伝子の影響も考えられる。つまり、見栄えだけで『よってたかって』ディスるのが良い訳がない。それが白人だけの世界となると、逆差別につながると思う。とうてい、笑えないし、感動できる内容ではない。
このガキ達がベトナムへ行って、自由と民主主義をたてに1975年までそこに居座る。
私だけかもしれないが、12歳の時の友達なんて会いたいと思わない。
中学校に至っては、名前すら覚えていない。卒業アルバムとかも全て廃棄した。『アルバムなんか眺めて何になる』とこの年になると感じる。何しろ、この世にあと9年しかいないんだから、私が少年だったの時の友達なんて、どんな理由があって合わねばならないか?と感じる。
我が家はろくでなし一家ではなかったが、親父がろくでなしみたいに言われていた。私もそう思っていた事もあるが、親父は私の事だけは、他の家族よりも大事にしてくれた。理由は私が鷹であったから♥ではない。寧ろ、飛べないカラス位に見ていたのだろう。
シンプルでとてもいい
スタンド・バイ・ミーを初めて観たのはいつだろう? TSUTAYAのレンタル?だと思うけどうろ覚え インディ・ジョーンズの過去作品でインディの少年役をリバー・フェニックスが演じてたのを観て、懐かしくとてつもなくスタンド・バイ・ミーが観たくなって、今回はAmazonプライムで鑑賞。 仲良し4人組の少年たちの1人がたまたま盗み聞きした情報で、4人は死体を探す旅に出る。 この死体を探すなんて時点で、何にでも興味津々な少年なたちの度胸試しのようなもの。 いろんなハプニングに見舞われながら、それぞれの持つ問題、悩みに葛藤しつつ成長していく旅。 改めて観たら、40年近く前の作品だというのに、というかだからなのか、シンプルかつ丁寧でとても面白い。さすが名作。 作品の終わりに幾度となく聞いたスタンド・バイ・ミーもさすがだが、劇中に流れるoldiesがいい。 そしてびっくりしたのが、不良グループのリーダーにキーファー・サザーランド。 ゴーディーのお兄ちゃんにジョン・キューザック。 出てらしたのね。これが再発見出来ただけでも観た甲斐が10倍あった( * ॑꒳ ॑*)⸝
not for me…
初っ端からタバコ吸ってる子供たちで「あっなんか苦手かも」ってなった。 アメリカ流の母をネタにする罵詈雑言も多発されるのもサブい。。。 というかそもそもこの12〜16歳ぐらいのイキってて無鉄砲な感じの少年が苦手なのかも。。。現実でそういうティーネイジャーに今まで接触してこなかったし、彼らがどんな生き物かいまいちよくわかってない。関わらないうちに苦手意識ばかり醸成されてしまっていることに気づいた。。。 おじさんの懐古話をダラダラと聴かされてる気分に近いかな。 苦手なものが詰まった映画だった。。。 是枝監督の「怪物」を観た後だからか、登場人物2人に愛が芽生えてるのではとうっすら感じた。愛は美しいから、なんぼでもあっていい。 この映画で少しは10代前半の少年とはどういうものか理解できたかな?
最高の名作。切ない
少年時代の美しき思い出、未成年なのにパンパコ喫煙シーン盛りだくさんの今じゃコンプラ厳しすぎて出せんでしょってシーンの盛りだくさん。
想像していたイメージと大きくかけ離れた繊細で切ない映画だった。家庭問題がある子や親との関係がうまく行ってない子など、子供たちが自分たちの負の部分を吐露するシーンなど、とてつもなく胸が締め付けられた。名作なのは間違いない。
気分で観たが、とてもいい映画を観たと思った。時代背景も素敵で。言うことなし!
ただ、初めてヒルの本物なのか?アレは。多分本物に近しい物体なのだろうけど、怖すぎて悲鳴を上げてしまった。。。ありゃトラウマだ。
最後のエンディングも素敵で。子役たちの演技も素敵ですね。そりゃ名作です。演技めちゃ上手いな。
若い頃に観たかった…!
「少年たちの青春の1ページ」を描いた、懐かしさや眩しさがたまらない作品。
「名作」との評価が名高い本作。使用された映画タイトルと同名楽曲BEN E KINGの「Stand By Me」はあまりにも有名・・・であるが、恥ずかしながら初視聴。「少年たちが死体を探しに行く物語」という程度のあらすじは何となく知っている程度であった。
冒頭、中年男性が新聞を読んでいるシーンから自身の少年時代の回想に入り、ここからが本編。日本でいうおそらく小学6年生くらいの少年4人が、「ニュースで行方不明になっている少年の死体を見つけた」という話を聞き、死体を探しに行く物語。
「死体を探しに~」の部分だけ抜き取ると、一見ホラーもののようなイメージを持つかもしれないが、ホラー・サイコ要素は無く、少年4人のたった数日の友情・冒険譚。一言で言うと「少年たちの青春の1ページを抜き取った映画」である。
たった数日の出来事を映画にしている訳だが、少年それぞれの性格や境遇、お互いの関係性、将来への不安など、少年たちの関係性が繊細かつシンプルに描かれており、見やすいが見応えのある作品であった。
評論などは腐るほどされている作品なので、小難しい話は置いておき単純に私の感想を述べると、中年真っ盛りの私からすると「懐かしさ」や「眩しさ」を強く感じる作品。家族や将来に対する悩みや不安を、親や教師でなく友達がきちんと理解・共感し、寄り添ってくれる・・・また、仲の良い少年期の友達同士だからこそのバカさ加減みたいなのが、とても暖かく見終わった後は満足感があふれていた。おっさんである自分は前述のような感想であったが、今の10代くらいの方々が見たら、また違った感想になるかな、と思うと面白い。
兄の死や両親から冷遇されていた主人公が小説家になっている描写から、クリスの存在や言葉に救われたんだなと思うと感慨深い。クリスもまたしかりなんだろうけど。
見終わって冒頭見返すと、弁護士になったクリスが刺殺されたという記事を見て、少年期を振り返る作品なんだと、見直して理解。クリスの最期を見るにハッピーエンドとは言えないかもしれないが、後味が悪いとか言う訳ではなく、やはり「良い作品だった」という感想であった。
個人的なおすすめポイントは、少年たちそれぞれが個性があって良いキャラクターであるが、やはり主人公ゴーディとクリスの関係性。こんな友達いいなぁ、といい年こいたおっさんがしみじみ思う。視聴後は「Stand By Me」を聞きながら、回想するのがたまらんです。
さよなら夏の日
食わず嫌いで観て無かった名作のひとつ Netflixで鑑賞 いろんな評価を沢山耳にしてから観た映画なのですが、大人になる前の少年達の夏の一日を、上手く描いている、なるほど名作と言われるだけあると率直に思いました。 森に死体を探しに出る旅をやった人はいないと思いますが、誰でも自身の同じ年頃のいわゆる「冒険」のエピソードを繋ぎ合わせれば、忘れがたい思い出は沢山あり、この映画を観る事でそれらが思い起こされ、いつまでも愛される理由になっていると思います。 DVDのパッケージを観ると If I could only have one food to eat for the rest of my life?" "That's easy. Pez. Cherry flavor Per. No question about it." 印象的な夜の森での会話が記されています。 それも、子供らしい無邪気な台詞。 それこそがシンプルでかけがえのない少年時代を表していると思うのです。
ああ、懐かしいなと思える良作
子どもの頃、自分たち以外に誰も立ち寄らないような場所に秘密基地を作ったり、計画を立てて山に登ってちょっとした冒険をしたり、行き先でとんでもない発見をしたり、そういう子どもの頃の懐かしい思い出を詰め合わせたような作品で、見るたびに「ああ懐かしいな、あの頃に戻りたいな」という気持ちになる。本編でもやはり感動したのは、焚き火で2人の少年が将来について話し合う例のシーン。誰にでも不安はあるものだが、それを共有してお互いが支え合えるという関係がとても素晴らしいということ、そしてそれは永遠を願うけれど実際それほど長くは続かないことがあるという儚さにどうしても感動してしまう。
古いアルバムをめくるとこの映画のポスターの前でピースしてる当時12...
古いアルバムをめくるとこの映画のポスターの前でピースしてる当時12歳か11歳かの自分が写っていて半券といっしよに貼り付けてあるのが残っている。もっと古いアルバムめくると(ナダソウソウではない)ミッドナイトクロスの看板の下で変なポーズで写ってる写真が半券とともにあった。6歳とか、全然内容わかっていなかっただろうなと思う、全く覚えてないし。スタンドバイミーの頃には物心がついていたし、ちゃんとその雰囲気まで覚えている。まるで自分がほんとに遠くまで冒険してきたような気持ちになれた。自分の中に起きた出来事のように錯覚した。 劇場内は笑い声とかがけっこうあって、子供の観客が多かったように記憶してる。ゲロのとことか、沼にハマるとことか。失神しちゃうとことか。その当時ヒルに血ついてるのとかは本気で怖ぇぇと感じていたし。テレビで放映された次の日にはビビったバツというのが学校のクラスで流行ったりもした。 地上波は過去7回で、2023子供の日の今日で8回目。昔観た吹き替え版の時にはゴーディの台詞「その薄汚えケツによう」だったはずだがセリフ変わっていた。 ゴーディの大人版は、スティーブンキングの分身ともいえる役だからエンドロールであえて作家というクレジットにしているのだろうけれど、この語りが入ることによってもう一つの視点があるのがただの冒険物語にはしていない。大人は汚いし、卑怯な奴らはいっぱいいて、浅いと確認して進んだら、その先の一歩が凄く深かったとか、ビビったら罰を受けるとかも実は凄い深い。チンコの血吸われたら急激に大人になるとか、メタファー的なやつなんじゃないの。 その当時は次に何が起こるかなんてわからない。何がなんだかわからなかったことが、時間が経ってわかる。 大人は急がば回れなのだけれど、子供は近道を恐れない。最後には自分たちを捩じ伏せてきた者を撥ね除ける。これは間違いなく、大人になるにつれて失っていくものを呼び戻す。人生に必要な勇気と友情の物語。
その時にしか感じれないものがある
鑑賞後の気持ち
自分が子供ではないことを改めて実感した
鑑賞後の心の変化
同じ体験でも今しか感じれない何かがあると思った
鑑賞後の行動の変化
今を全力で感じるようにしたい
好きなシーン
4人がまっすぐな線路道を歩いていくシーン
嫌いなシーン
お兄ちゃんの帽子を取られるシーン
誰でも過ぎ去る時がある。それを思い出す時がある。
普通に通り過ぎてもおかしくない物語を 丹念に、さり気なく積み重ねた映画。 また、無駄な題材やキャストを入れず 見るものを集中させてくれたことは大きい。 この映画で覚えていることは *仲のいい友人と森へ探検に行く。 *4人は家庭で問題を抱えている。 *心に痛みを持っている。 *進級後は疎遠になる。 誰にも話せないこと、 誰かと共有したいこと、 世界の誰もが持っていること、 問題を解決するヒーローもいない。 それが強く、共感を呼ぶ。 ※
少年時代の憂鬱をリアルに描写していた。
やるせない少年時代。街の不良には勝てないし家庭環境も良くない。でも信頼出来る友達はいる。そんな、辛いが逃げ出したいほどでもない少年時代が映されていた。レールの上を歩いていく事からたまに外れて行くのもいいと思える作品。どんどん疎遠になっていくのもリアルだった。
クリス
面白いところや悲しいところはほぼないが、リヴァーがもういないということを考えるととてつもなく悲しくなる。 やんちゃな四人組が列車事故で亡くなった少年の死体が未だに見つかっていないというニュースを見て、小学校の仲間と線路を歩いてその死体探しをするという物語。 キーファー・サザーランドがクリス(リヴァー)の兄役で出演している。 リヴァーが泣くシーンが映画の泣くポイントだったのかな…? エンディングソングが良い!
20年後に見たい作品
19歳の自分には刺さりそうで刺さらなかった。 恐らく、年を重ねた時に過去の自分等と重ねながら見るのがベスト。 少年時代の友人とあの頃のように遊んだり、 成長するにつれてあんなに仲の良かった友人と疎遠になったりすることなどは少し切なさを感じるが、まだ自分には早かった。
リアルタイムでもないし、劇場で観たことすらないけれど
テレビ放送で観て心を撃ち抜かれて以来、不動のマイオールタイムベストワン。DVDは所有しているが、もったいなくて何年かに一回しか観られない。 でもきっとこの映画を一番好きなのは原作者のキング自身なのだろう。キングの分身とも言える作家(リチャード・ドレイファス)の回想であることが、年取ってくると余計に重みを増してくる。実際にはこんな経験をしたことがなくても、彼らとともに旅した12歳の(つもりの)夏の記憶は、死ぬまで消えることはないだろう。リバー、何で死んじゃったんだよう…。 好きなところはいくらでもあげられる。 ニセモノのタバコ使わせるライナー監督好き。 ブタケツのエピソードはキングらしくて(キングの短編を組み込んだらしいが)好き。 ひねくれ者にしか見えなかったテディが、父ちゃんを馬鹿にされて激昂する描写で、複雑な心のうちが垣間見えるところ好き。 主題歌Stand by me 好き。 挿入歌Lollipop好き。 線路のとこ好き。 ヒルのとこ好き。 焚火のとこ好き。 別れるとこ好き。 エース・メリル嫌い。
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