ジングル・オール・ザ・ウェイ

劇場公開日:

解説

愛する息子の信頼を勝ち取るため、クリスマス・プレゼント用の人形探しに奔走する父親の奮戦ぶりを描いたコメディ。ファミリー映画の手練たちによるアイディアいっぱいのギャグや、主演のアーノルド・シュワルツェネッガーと相手役のシンバットの巨漢同士のスラップスティック調アクション、ど派手なSFXシーンが笑いを誘う。監督は実際にトイ・コレクターでもある「ベートーベン」「フリント・ストーン モダン石器時代」のブライアン・レヴァント。製作はTV版『パワーレンジャー』に関わったランディ・コーフィールド。製作は「9か月」のクリス・コロンバス、マーク・ラドクリフ、マイケル・バーナサンの共同で、前作で彼らが設立した映画製作会社1492ピクチャーの第2作となる。エグゼクティヴ・プロデューサーは「ホーム・アローン2」「赤ちゃんのおでかけ」のリチャード・ヴェイン。撮影は「エディー 勝利の天使」のヴィクター・J・ケンパー、音楽は「ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合」のランディ・ニューマン、美術は「フォレスト・ガンプ 一期一会」などの美術監督をつとめたレスリー・マクドナルド、編集は「フリント・ストーン モダン石器時代」「フレンチ・キス」のケント・ビーダ、衣裳は「9か月」のジェイ・ハーレイ。スタント・コーディネーターは「プレデター」から「イレイザー」までを手掛けシュワルツェネッガーとは名コンビのジョエル・J・クレイマー、クライマックスの飛行シーンの特殊視覚効果監修は「スーパーマン」のボブ・ハーマン、「ロケッティア」のジョン・G・ベリューとマイク・キャメロンがそれぞれ担当。主演は「ジュニア」「イレイザー」のアーノルド・シュワルツェネッガー。共演は「コーンヘッズ」『ハウスゲスト/あんただ~れ?』(V)などの出演作がある黒人コメディアンのシンバッド、TV『サタデー・ナイト・ライブ』の人気コメディアンで、同じく前記2作にも出演したフィル・ハートマン、「Dearフレンズ」のリタ・ウィルソン、「シークレット・レンズ」のロバート・コンラッド、「レッドブル」「ラスト・アクション・ヒーロー」でもシュワルツェネッガーと共演したジェームズ・ベルーシ、「ミルドレッド」やTV『ER』で注目の子役ジェイク・ロイドほか。

1996年製作/アメリカ
原題:Jingle All The Way
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1996年12月14日

ストーリー

運動器具会社の社長のハワード(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、家族サービスより仕事第一主義。その日も8歳の息子ジェイミー(ジェイク・ロイド)の空手の段の授与式に行くと約束したが、仕事が長引いたうえにスピード違反でパトロール警官ハメル(ロバート・コンラッド)に捕まって間に合わなかった。落胆したジェイミーの機嫌をとるため、ハワードはクリスマス・プレゼントに今子供たちに大人気のターボマン人形を贈ることを約束する。翌日のクリスマス・イヴ。ハワードは朝早く出かけて人形を買いに出掛けるが、どこも品切れの状態。ハワードは同じように人形を捜している郵便配達人のマイロン(シンバッド)と知り合うが、一緒にチームを組んで探そうという彼の申し出を断る。そんな時、一軒のおもちゃ屋に人形が入荷したとの情報が流れ、ハワードはあわてて車に乗り込むが運転を誤って、警官ハメルのオートバイのミラーを壊してしまい、再び捕まってしまう。マイロンに遅れをとりながらも店に着いたハワードだが、店側は抽選で購入者を決めるという。ハワードやマイロンをはじめ、大勢の親たちが抽選の球に群がって大混乱となり、結局ハワードは球を取り損なってしまう。落ち込む彼に怪しげなサンタクロース(ジェームズ・ベルーシ)が声をかけ、倉庫の中に連れていかれる。彼はそこで、大勢のサンタと山のようなおもちゃを目にするが、うさんくさいものを感じた。しかも、大金をはたいて買った人形は不良品で、金を返せとののしったハワードは、たちまちサンタたちに取り囲まれて大乱戦に。その時、警官隊の手入れが行われ、サンタを装ったペテン師集団は一網打尽となる。続いてハワードはラジオ局がクイズの商品にターボマン人形をプレゼントすると聞きつけ、再びマイロンと争ってDJ(マーティン・マル)の元に向かうが、商品は人形と引き換えるギフト券だった。マイロンが爆弾騒ぎを起こしたため、彼らは出動したハメルたち警官隊をまいて逃げ出す。焦るハワードは隣人の嫌な奴、テッド(フィル・ハートマン)の家に人形があることを思い出して忍び込むが、妻のリズ(リタ・ウィルソン)とテッドに見つかってしまう。自分の愚かしさを反省した彼は、ジェイミーと約束したパレード会場に向かうが、テッドが妻に言い寄っているのを見て二人の仲を誤解する。ショックを受けた彼はまたしてもハメルに遭遇し、パレードの舞台裏に隠れるが、誤解されてターボマンの着ぐるみを着せられて、パレードに出ることに。ターボマンの登場に大喜びする子供たちが大歓声を上げる中、ラッキーボーイを選んでターボマン人形をプレゼントすることになり、ハワードはジェイミーを指名する。ところが、そこへ悪役デメンターに成り代わったマイロンが現れ、人形を狙って襲いかかった。ハワードは腰のジェット噴射装置を使って空中を自在に飛行して大活躍し、ついにマイロンをノックアウト。マスクを脱いだハワードを尊敬の眼差しで見つめるジェイミーは、マイロンに人形をプレゼントした。リズの愛情も取り戻し、一家にとって最高のクリスマスになった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0最低親父

2024年1月1日
PCから投稿
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プライア

4.0どうしてもターミネーターの表情がついて回る(笑。

2022年12月29日
PCから投稿

ムキムキシュワちゃんの心あったまるファミリー作品。

でもひょっとした表情の中にもターミネーターが現れて
たびたび違和感に襲われました(笑。

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miharyi

4.090年代の良きクリスマス映画🎅

2022年12月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

ホーム・アローンの製作者が贈る、おもちゃ争奪戦ドタバタコメディ。

他のクリスマス映画に比べるとあまり馴染みがないかもしれませんが、実は家族みんなでで楽しめるかなりの良作🎄

それぞれの理由はあれど子供を愛する気持ちは皆同じ。
大人気の人形を求めて、約束を守る為にシュワパパが奮闘する!

持ち前の筋肉を活かしたシーンは少なく、本格的なお馬鹿なコメディです(笑)
アクションだけじゃないぞ、とコメディも結構イケるシュワちゃん。
人形を手に入れる為に右往左往する姿は実に面白い。

子供にとって本当に大切なプレゼントとは何か、是非親子で一緒に見てもらいたい作品です✨

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びぃあぃじぃ

2.5どこにでもあるクリスマスのドタバタ

2022年6月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

シュワルツェネッガー人気にあやかって、勢いで製作されたような一本。彼が主演なら、ある程度の動員が期待できるし、『ツインズ』や、『キンダガートン・コップ』でも堅実に役者のスキルを積み上げていったシュワちゃんが、アクションだけじゃなく、人間味あふれる父親像を演じて、共感を得たコメディ。

ストーリーは本当によく聞くような、クリスマスに子供の欲しがるおもちゃを手に入れる苦労をこれでもかというほど大げさに誇張したドタバタで、まあ安心して見ていられる。そして毒にも薬にもならない。

2020.4.25

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うそつきカモメ
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