勝負に賭ける男

劇場公開日:

解説

フット・ボールのコーチャーを主人公にしたスポーツ・ドラマ。ダグラス・モローとロバート・ハーディ・アンドリュースが共同で書いた原作を、メルヴィル・シェイヴェルソンとジャック・ローズのコンビが脚色、マイケル・カーティズが監督した。撮影担当はアーチー・スタウト。音楽はマックス・スタイナー。出演するのは「アラモ」のジョン・ウェイン他、、ドナ・リード、チャールズ・コバーン、トム・タリー、マリー・ウィンザー、シェリー・ジャクソンなど。製作はメルヴィン・シェーブルスン。

1955年製作/アメリカ
原題または英題:Trouble along the Way
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1961年7月7日

ストーリー

17万ドルの負債にあえぎ閉鎖の運命におかれたセント・アンソニー大学では学長のバーク神父(チャールズ・コバーン)が金策のため元フットボールのコーチで各大学から追い出されたスティーヴ・ウィリアムズ(ジョン・ウェイン)に自分の大学のチームのコーチにきてくれるように頼んだ。チームを強化し入場料で負債を返そうというのだ。スティーヴは不貞を働いた妻のアンと離婚、11歳の娘のキャロルと玉突き稼業に浮身をやつしていたが、そのアンがヨリを戻したい、戻さぬならキャロルを奪い取るといってきた。アンは家庭裁判所の保護観察官アリス・シングルトン(ドナ・リード)に働きかけ強行に迫ってきた。コーチになる気のなかったスティーヴはアンから逃れるためバーク神父の申し出を承諾、キャロルを連れてセント・アンソニー大学に移り住んだ。彼は短期間にチームを強化するため、プロ選手を学生に仕立ててチームに入れたりした。バーク神父も枢機卿に相談し1流校と試合できるよう手はずを整えてもらった。いよいよシーズン開幕、第1戦を見事に勝った。この間にも観察官のアリスはアンの指し金で執拗にキャロルの引き渡しを迫ってきた。そしてアンはスティーヴのインチキを私利関係者に伝えスティーヴを窮地におとしいれた。バーク神父もついに大学を閉鎖することにした。しかし、こうした間にアリスは、キャロルを真に愛しているのはスティーヴであり、アンの邪悪さを知った。キャロルを父母どちらにつけるべきかの裁判が開かれた。法廷でアリスはスティーブに有利な証言をした。が、アリスはスティーヴを愛しているかと、アンの弁護士に追求され、それを認めたため、裁判は延期になりキャロルは児童センターに預けられることになった。一方大学は資金を出す教会の援助で存続が決まり、ほっとしたが、バーク神父は老齢を理由に学長を辞任した。スティーヴも当然、コーチを辞任した。が、神父は彼を留任させた。キャロルはアリスに連れられて児童センターに行った。スティーヴを愛するアリスはやがてキャロルの母になるだろう。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5ジョン・ウェインの山師っぽさがいい

2016年5月9日
PCから投稿

笑える

楽しい

随分前の記憶になるのでなんとも曖昧だが、ジョン・ウェインの山師っぽさが良かった。
フットボールで金儲けという辺りも今の日本とかぶる気がする。
鑑賞方法はVHS
90年代中ごろに見た記憶がある。

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lotis1040

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