シェイド(1996)

劇場公開日:

解説

元刑事の大学教授が、怪死を遂げた同僚の事件を追う姿を、幻想的なタッチで描いた異色のサスペンス。監督は「新リバイアサン リフト」のサロメ・ブレジナー。製作はロバート・グリンウォルド、デイヴィッド・マタロン、ジョージ・モフリー、アラン・A・アポーン。製作総指揮は主演の「野獣教師」のトム・ベレンジャーと、「セイント」のウィリアム・J・マクドナルド。原作・脚本はランドール・シルヴィス。共演は「フォー・ルームス」のヴァレリア・ゴリノ、「アナコンダ」のカリ・ウーラー、「ショウ・ガール」のロバート・ダヴィ、「トゥームストーン」のスティーヴン・ラング、「マーヴェリック」のジョフリー・ルイス(「フロム・ダスク・ティル・ドーン」などの女優ジュリエット・ルイスの実父)ほか。

1996年製作/93分/アメリカ
原題または英題:An Occasional Hell
配給:ギャガ・コミュニケーションズ=ゼアリズ
劇場公開日:1997年2月15日

ストーリー

アーネスト・デウォルト(トム・ベレンジャー)は元刑事で、数年前の事件で撃たれて腎臓を摘出された過去を持ち、今は人工透析をしながら大学で教えている。森で愛人ジェリー(カリ・ウーラー)との情事の最中に殺された同僚教師アレックス(スティーヴン・ラング)の妻エリザベス(ヴァレリア・ゴリノ)から事件の捜査を頼まれる。渋々調査を進めたアーネストの前に、死体が行方知れずになったジェリーの幻が立ち現れてくる。エリザベスとの仲も親密になり、彼女の家で一夜を共にするが、人工透析が必要な不自由な身体ゆえに結ばれずに終わる。ある日、アーネストは車の運転中、2人の荒くれ男たちに事故をけしかけられて収監され、告訴を受けることになる。アーネストは次第に事件の謎を解いていく。アレックスの殺害時の凶器は南北戦争時代のマスケット銃。アレックスはジェリーとの情事で訪れていた、現場の森の近くに住む荒くれ男の片割れ、ドレイパー(ジョフリー・ルイス)となじみになった。やがてアレックスは、かねて所望していた独立戦争時代の銃を博物館からを持ってくるようドレイパーに依頼。だがドレイパーは間違った銃を持って来たのをアレックスに叱責され、逆上してジェリーともども殺したのだ。ドレイパーは自殺。ジェリーの死体はドレイパーの家の前に埋められていた。容疑も晴れ、事件も解決したアーネストは、エリザベスのもとを再び訪れるのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く