三文オペラ リオ1941(1986)

劇場公開日:

解説

1941年のリオの下町を舞台に、社会の底辺を生きる人々“マランドロ”の姿を描く。シコ・ブアルキの同名ミュージカルの映画化で、製作・監督・脚本は「エレンディラ」のルイ・グエッラ、共同製作はマラン・カルミッツ、共同脚本はブアルキとオルランド・センナ、撮影はアントニオ・ルイス・メンデス。音楽はシコ・ブアルキが担当。出演はエドソン・セルラーリ、クラウディア・オハナほか。日本版字幕は戸田奈津子、訳詞は万里村ゆき子。

1986年製作/ブラジル・フランス合作
原題:Opera do Malandro
配給:ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画
劇場公開日:1988年12月16日

ストーリー

第二次大戦初期のリオ。ナチの勢いを恐れアメリカ艦船の寄港を禁止したブラジル政府のおかげで、水兵のヤミタバコでしのいでいるチンピラのマックス(エドソン・セルラーリ)は、旧友タイガー警部(ネイ・ラトールカ)との裏取り引きにも事欠き、情婦マルゴー(エルバ・ラマーリョ)との取り合いにも分が悪くなってしまう。さらにナチ派で有名なシュトリューデル(ファビオ・サバグ)に喧嘩を売り、顔役の彼ににらまれる羽目にあう。そんな彼に目をつけたのはシェトリューデルの一人娘ルー(クラウディア・オハナ)。恋愛事件で学校を追い出された彼女は、マルゴーと決闘した末にマックスを手に入れ、彼の商才を見込んで貿易業を始めた。怒ったシュトリューデルはタイガーを使ってマックスを追放するが、数年後彼はルーと結婚し、ルーが父の古風な売春宿を近代的ホテルに改築したのが成功しホテル王となった。さらに政府は、ナチの敗北を予想しドイツ系移民の資産を凍結、その風よけにマックスを利用しようとするのだった……。

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