何がジェーンに起ったか?

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劇場公開日:

解説

かつてベビー・ジェーンという名で子役として活躍したジェーン。そして美しいスターだったが、事故で不具となったその姉ブランチ。年老いたふたりは古い屋敷で隠遁生活を送っていた。ジェーンは酒に溺れ、異常な行動を繰り返し、そのあげく体の不自由なブランチに暴力を振るうようになる。追い詰められていくブランチに、やがてジェーンは……? 女性を主人公にした映画でも数々の名作を残したロバート・アルドリッチ、その代表作とも呼べるサスペンス。ジェーン役のベティ・デイビスは鬼気迫る怪演。

1962年製作/134分/アメリカ
原題:What Ever Happened to Baby Jane?

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第35回 アカデミー賞(1963年)

受賞

衣装デザイン賞(白黒) ノーマ・コッホ

ノミネート

女優賞 ベティ・デイビス
助演男優賞 ビクター・ブオノ
撮影賞(白黒) アーネスト・ホーラー
音響賞  

第20回 ゴールデングローブ賞(1963年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(ドラマ) ベティ・デイビス
最優秀助演男優賞 ビクター・ブオノ
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写真:Album/アフロ

映画レビュー

5.0今まで観なかったことが悔やまれる

2023年4月21日
PCから投稿

大女優の鬼気迫る演技、古典的なサスペンス手法、圧倒的なスリラー、これは素晴らしい。
ヒッチとワイルダーを合わせたような傑作でした。
落ちぶれた大スターって必ずヒットしますね。

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越後屋

3.0ハート型のほくろ

2020年7月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

家政婦、隣近所、太っちょピアニスト、この三組が物語とドウ?絡んで行くかと思いきや??

姉イジメからの拉致監禁と、ラストは海辺での奇妙なエンディングで真実は暴かれ。

恨み辛みの成れの果て、招いてしまった自分自身の行動を悔いての今現在、妹を見捨てる事は出来ず、恐怖の存在に膨れ上がり。

互いに過去の栄光を引き摺りながら、憎しみ合う共存関係を続けざる終えない老いた姉妹が哀しい。

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万年 東一

4.0土壇場で

2019年9月11日
Androidアプリから投稿
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Bluetom2020

4.5これはすごい!

2019年8月18日
PCから投稿

ベティデイビス圧巻!きれいなカメラワークに、自然な音楽。ずっとハラハラする展開の後に、すべてを回収するミステリー。どこをとっても欠点のない映画。全く飽きさせない、二人のキャラクターの対比もあるが、なんといっても演技合戦。いや、もはやベティデイビスの圧勝だが、、、実際ジョンクロフォードは、ラストのほう本気で心配になるくらい、死にかけていたが、あれは芝居の範疇の努力とは言わぬ。やはり、ジェーンの狂い方。幼少の頃の自分が徐々に出始め最終的には、自分すら食われる様。あんな人が女優を全うして生きたことが、素晴らしいよもはや。
何となくあの演技に関しては「壊れゆく女」のジーナローランズや「八月の家族たち」のメリル・ストリープなんかを思い出して、あの域に達して大女優の名がつくと思うし、あの域になるまでどんな苦労があったのかと思うと、女優ってすごいよ、
いまバリバリ活躍してる女優たちの何十年後が楽しみですなあ。
こういうなんてジャンルなのかわからん映画ってやっぱおもしろいんだよねえ。ラストシーンが海ってのもまたいいんですな~。それまで、ずっと家の中にいた姉妹が開放的になる=外の世界にでるのを表しているような。。。

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JYARI
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