サンタクロース

劇場公開日:

解説

クリスマス・イヴになるとやって来ると言われる伝説の人物サンタクロースが悪人の手から世界の子供たちを守る姿を描く。製作はイリヤ・サルキンドとピエール・スペングラー、監督は「スーパーガール」のジャノー・シュワーク。デイヴィッド&レスリー・ニューマンの原作を基にデイヴィッドが脚色。撮影はアーサー・イベットソン、音楽はヘンリー・マンシーニが担当。出演はダドリー・ムーアほか。

1985年製作/アメリカ
原題または英題:Santaclaus
配給:日本ヘラルド=東北新社
劇場公開日:1985年12月7日

ストーリー

きこりのクラウス(デイヴィッド・ハドルストン)は、毎年クリスマスの夜になると近くの子供たちにおもちゃを配って回るという心優しい老人だった。ある年トナカイに乗って妻と家路に急ぐクラウスの前に空から光が降りてきて、2人を北極へと導いた。北極では妖精たちが待っており、妖精たちはクラウスに世界中の子供たちに自分たちが作ったおもちゃを配って欲しいと依頼した。クラウスはこうしてサンタクロースとなった。それから数百年が過ぎ、文明は発達。妖精の国でも、その文明を利用しようとするずるい妖精がいた。パッチ(ダドリー・ムーア)だ。彼は妖精の工場に機械を取り入れおもちゃを量産するが、欠陥品が多く、サンタクロースと仲たがいをして妖精の国を離れて人間界へ向かった。クリスマス・イヴのニューヨーク。サンタクロースは、ジョー(クリスチャン・フィッツパトリック)という天涯孤独の貧しい少年と大の仲良しになった。一方、同じく両親のいない寂しい少女コーネリア(キャリー・ケイ・ハイム)は、大玩具会社のオーナーで伯父のB・Z(ジョン・リスゴー)に育てられた。ある日通りかかったジョーに食事を与えたことで仲よしになった。パッチはこのB・Zと手を組み、「パープル・キャンディー」という紫色に光るキャンディを発明し世界に向けて売り出した。実はこのキャンディーは、トナカイの飼料の一部が原料で、食べると体が軽くなり、熱をあてると爆発するという危険なものだ。爆発的な人気を集め、ソリの何倍ものスピードを出せる「パッチス・モービル」なるロケット・カーを乗り回すパッチ。キャンディーが作用し、子供たち同士が空中衝突して怪我をするものが続出、世間は混乱する。そのニュースをコーネリアの家で知ったジョーは急いでサンタクロースに伝えた。子供たちを救いにやって来たサンタクロースはすべてを解決するのだった。

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