サンダーアーム 龍兄虎弟

劇場公開日:1986年8月16日

解説

“神の秘宝”をめぐって邪教集団に戦いを挑む宝捜しのプロフェッショナルの活躍を描く。製作はチュア・ラム、エグゼキュティヴ・プロデューサーはレイモンド・チョウ、監督・武術指導はジャッキー・チェン、脚本はバリー・ウォン、エドワード・タン、ロー・キンの共同執筆、撮影はボブ・トンプソンとピーター・ニョール、音楽はマイケル・ライが担当。出演はジャッキー・チェン、アラン・タムほか。

1986年製作/98分/香港
原題または英題:The Armour of God
配給:東宝東和
劇場公開日:1986年8月16日

あらすじ

数千年もの昔、聖地エルサレムを中心とする宗教戦争で、6種の“神の秘宝”--兜、鎧、かたびら、帯、楯、剣が各国に四散した。その6種の秘宝があれば他の宗教を滅亡できると信じている邪教集団はこれを集めることに狂奔していたが、2種は既に手に入れたものの、残り4種はどこにあるか分からなかった。そこでひとりの男に白羽の矢が立った。宝捜しのプロフェッショナル“アジアの鷹”ことジャッキー(ジャッキー・チェン)だ。ジャッキーをかつぎ出すため教祖は彼の友人で香港のスーパースター、アラン(アラン・タム)の妻ローレライ(ロサムンド・クァン)を誘拐する。ローレライはかつてジャッキーが憧れていた女性だった。“神の秘宝”と妻の命が引き換えられると知ったアランは、ジャッキーの力を借りるために一路ロンドンへと向かう。その頃、ジャッキーは秘宝のひとつ、宝剣を手に入れ、骨董収集家で、伯爵の娘メイ(ローラ・フォルネル)に売ったばかりだった。アランから話を聞いたジャッキーは宝剣を買い戻し、伯爵が持っている残りの3種の武器を借り受ける。ただし邪教集団の持つ秘宝を盗んでくる、という条件つきで……。こうしてジャッキー、アラン、メイのローレライ救出の旅が始まった。三人は邪教集団の砦に進入し、ローレライの居所をつきとめたが、敵のガードも堅く、最強の黒人女四人組がジャッキーの前に立ちふさがった。血みどろの死闘の末、彼女たちを打ち倒し、四人は無事砦を脱出した。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

3.5懐かしくジャッキー・チェンを堪能!

2025年8月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

何10年振りかにCSで録画して観賞。
当時はジャッキー・チェンが撮影中にアクシデントで大怪我で復帰出来るかなんて噂も出たが見事に完全復活で茶目っ気たっぷりコメディありの勿論スタント無しのジャッキー・チェンアクションは健在!
特にクライマックスに進む事にキレッキレのアクションはみもの!
久々にジャッキー・チェン映画を堪能!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
あさやん

3.0女相手に本気を出せるか!

2025年7月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
odeonza

3.0冒険家ジャッキー大負傷

2025年5月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

驚く

映画そのものよりも、ユーゴスラビアで撮影中にジャッキーが頭部骨折の重傷を負ったニュースが世界を駆け巡ったことの記憶のほうが強い映画。確か新聞の夕刊で第一報を知った時には本当に驚いた。また当時は共産圏だった今は無きユーゴスラビアで撮影してたというのもちょっとびっくりした記憶がある。当時はユーゴの国際社会における独特な立ち位置も知らなかったし。

当初の監督はエリック・ツァンだったが、ジャッキーの大怪我でスケジュールがずれたため撮影再開後はジャッキー自身が監督を引き継いだとのこと。エリックが監督した部分はジャッキーが珍しくイメチェンのために短髪になったシーンのみでさほど多くはない。撮影再開後にジャッキーの髪形が元に戻ったのは頭部の傷を隠すためと、髪を切ったためパワーを失ったと考えた迷信深いレイモンド・チョウの指示だったらしい。また白人アクション女優シンシア・ラスロックも当初は出演予定だったが、やはりスケジュールがずれたためローラ・フォルネルに変わったそうだ。ロザムンド・クワンとヒロイン2人状態が余計だなと当時も思ったんですよね。当初は1人がアクション要員だったんだな。

ジャッキーも刑事役ばかりではワンパターンだと思ったか、明らかに『インディ・ジョーンズ』に影響を受けた冒険家(トレジャーハンター)という役柄になっている。しかし第二次世界大戦前という昔が舞台の『インディ・ジョーンズ』ならともかく、現代にそんな職業あるか? 聞いたことないぞ?と公開当時には高校生になっていた僕もさすがに疑問でした。また終盤のアクションバトルで敵となるのが邪教集団の用心棒である格闘家のレオタード黒人女性4人組なんだが、いくら悪人とはいえ、格闘家とはいえ、4対1とはいえ、正義の主人公が女性を殴るという行為もちょっと引っかかった。全体的にもいろいろとバランスが悪く、いまいちの出来だったように記憶しているが、まあそれでもエンドロールのNG集でジャッキー頭部負傷のシーンを観ていると、とりあえずジャッキーが生きていてくれただけで良かったと思ってしまうのも事実ではある。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
バラージ

3.5当時

2024年11月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

興奮

映画館で見たワクワク感は影を潜めた…

あれ程凄く見えたジャッキーチェンの動きが、改めてじっくり見てみると、効果音にかなり惑わされていたことに気付いた…

俺の中でジャッキーチェンの終焉が訪れたのかもしれない…

コメントする (0件)
共感した! 0件)
REpower