ながぐつ三銃士
劇場公開日:1972年3月18日
解説
シャルル・ペローの名作童話を動画化した「長靴をはいた猫」の続編。
1972年製作/53分/日本
原題または英題:Return of Pero
配給:東映
劇場公開日:1972年3月18日
ストーリー
ネコの国の王様は怒りに身をふるわせていた。というのも、ネズミの命を救った罪で追っていたペロを三匹の殺し屋が逃がしてしっまたからだ。王様の厳命により再び殺し屋たちはペロを追った。一方、ペロは大西部の旅を楽しんでいた。駅馬車の中で美しい少女アニーやのんびり顔のアロー少年と仲好になったりした。だが、その駅馬車は強盗団に襲われ、その上三匹の殺し屋もペロを見つけ闘いを挑んできた。馬車は全力をあげてララミーの町へ逃げ込んだ。そのララミーの町ではアニーの父を始め保安官が殺され、町は無法状態だった。父を殺した犯人を捜すために町に残ることになったアニーは、酒場をレストランに改造し、そこでペロもジミーも、新しくペロの部下になったネズミたちも一生懸命働いた。しかし、町の悪いボスの子分たちのために、またたく間に店はメチャクチャになってしまった。子分たちが帰ったあとに金貨が落ちていたが、それはニセ金だった。ボスの酒場に忍び込んだペロとジミーは、アニーの父が、ボスたちのニセ金造りを知ったために殺されたということを知った。ペロとアニーはとらえられ、牢屋に放り込まれてしまった。二人は、間もなくそっと忍びこんできたネズミのジミーに助けられた。一方、ニセ金造りの秘密がもれてしまったボスたちは、高飛びの準備。先発の馬車も一台出発した。それを追うのはペロ。ペロが馬車と子分をつかまえて町に帰ってくると、町はすさまじい決闘場と化していた。連邦保安官の服に身を固めたジミーがボスを相手に撃ちまくっていた。ジミーは、アニーの父からの依頼でニセ金造りの捜査をしていた連邦保安官だったのだ。それから数日後、馬に乗ったジミーとペロは町を後にした。はるか向うに立って見送るアニー。