サバス

劇場公開日:

解説

現代に生きる魔女と若き精神病理学者が織りなす怪奇ラブ・ストーリー。エグゼクティヴ・プロデューサーはクラウディオ・マンシーニ、製作はアキーレ・マンゾッティ、監督・原案は「肉体の悪魔(1986)」のマルコ・ベロッキオ、脚本はべロッキオとフランチェスカ・ピラニ、撮影はベッペ・ランチ、音楽はカルロ・クリヴェッリが担当。出演はベアトリス・ダル、ダニエル・エズラローほか。

1988年製作/イタリア・フランス合作
原題または英題:Evi Sabbath La Visione del Sabba
配給:東映クラシックフィルム
劇場公開日:1989年9月2日

ストーリー

精神病理学の助手デイヴィッド(ダニエル・エズラロー)は、殺人罪で裁判中のマッダレーナ(ベアトリス・ダル)の検査を担当していた。彼女は、自分は四百年も生きてきた魔女で、悪魔とも深いつながりを持っていると主張する。デイヴィッドは、妻クリスティナ(コリンヌ・トゥゼット)と共にマッダレーナの故郷へと向かう。旅の途中、彼は十七世紀の魔女裁判で処刑されようとするマッダレーナの夢を見る。彼女の故郷の町、正しく夢に出てきた場所で、デイヴィッドはマッダレーナに誘惑される。その時から彼の生活は夢と現実の二つの世界の間をさまよい始め、次第に自分自身を見失っていく。クリスティナは、そんな彼を見て、なす術もなく絶望にうちひしがれる。ディヴィッドは、マッダレーナとの破滅的な愛へと身を落していくのだった。

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