殺意の夏

劇場公開日:

解説

フランスの田舎町を舞台にある復讐を誓った娘が捲き起こす事件を描くサスペンス。製作はクリスティーヌ・ベイトゥ、監督は「タヒチの男」等のジャン・ベッケル。「狼は天使の匂い」の脚本などで知られる作家セバスチャン・ジャプリゾ自らが脚色。撮影はエティエンヌ・ベッケルとジャック・ドロー、音楽はジョルジュ・ドルリューが担当。出演はイザベル・アジャーニ、アラン・スーションなど。

1983年製作/134分/フランス
原題:L'Ete Meurtrier
配給:日本ヘラルド映画

ストーリー

南仏の小さな町に、ドイツ人の母(マリア・マシャドー)と足が悪くて椅子に座ったきりの父とともに、エリアーヌ(イザベル・アジャーニ)という美しい娘が移り住んできた。通称エルと呼ばれるその娘は、いつも露出的な派手なドレスを着て、目立つ行動をとっていた。そんな彼女に目をうばわれたのが修理工の工事をしながら消防夫もしているフロルモン(アラン・スーション)だ。彼はみんなからパンポンと呼ばれ、ミッキー(フランソワ・クリュゼ)とブブ(マニュエル・ジェラン)の二人の弟がいた。エルと初めてダンスを踊った日以来、パンポンは、すっかり彼女に夢中になってしまった。ある日、パンポンの家の納屋で二人が抱き合っている時、エルは、そこに置かれてあった自動ピアノを見て驚いた。彼女の内に秘められていた復讐の炎が燃え上がってきた。彼女は、荷物をまとめて、パンポンの家へと移り住むとわがもの顔で振る舞った。なぜか、コニャーク(シュザンヌ・フロン)という耳の遠い伯母さんとエルは気が合った。彼女はパンポンの母(ジェニー・クレーヴ)に聞いた。「あの自動ピアノはどうしたの?」。適当に答える彼女。エルの秘密、それは1950年の雪の降るある日の夜だった。その日の昼間に自動ピアノをトラックに積んだ三人の男が彼女の家に寄り、道を訊ねた。ひとり留守番をしていたエルの母は、悪い予感を抱きながら道を教えそして夜を迎えた。案の定、昼間の男たちがやって来て彼女を強姦した。やがて、エルが生まれた。--エルは、かつて自動ピアノを運んだトラックの持主からトラックを借り出した男の名を聞いた。ルバレック(ジャン・ガヴァン)というその男には、義弟の不動産屋がおり、彼とモンテチアリという名の男の三人が、あの夜の男だと、エルは見当をつけた。初夏のまばゆい陽光の中で、パンポンは、エルとの結婚式を挙げた。しかし、祝宴の華やかなさなかで、エルが突然消えた。彼女は、実は父のところへ行ったのであるが、そこで恐しい事実を耳にした。母を強姦した犯人は、すでに父によって殺されていたのである。そのショックからエルは幼児退行現象を起し入院してしまった。病院を見舞ったパンポンは、エルに恋していたレスビアンのデュー先生(イーヴリン・ディディ)から、エルがルバレック兄弟たちにひどい目にあったと聞かされた。それを聞けば、パンポンがルバレックたちに復讐するだろうという、エルが以前にしかけた罠なのだ。やはり、パンポンは、それを実行した。何の罪もないルバレックに、パンポンの銃が火を吹くのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第36回 カンヌ国際映画祭(1983年)

出品

コンペティション部門
出品作品 ジャン・ベッケル
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