ザ・クロウ

劇場公開日:

解説

荒廃した近未来ロサンゼルスを舞台に、ストリート・ギャングに幼い息子を殺された男が、カラスの霊的な力で不死身の存在として甦り、復讐を果たす姿を描くダーク・ファンタジー。ジェームズ・オバーの同名の人気コミックを基に、94年に故ブランドン・リー主演によって映画化されてヒットした「クロウ/飛翔伝説」の第二弾。続編ではなく、主演には「王妃マルゴ」「恋人たちのアパルトマン」などのフランスの人気俳優ヴァンサン・ペレーズが起用され、デイヴィッド・S・ゴイヤーが新たな脚本を執筆、監督には『ザ・キュアー』などのヴィデオクリップの監督で知られ、本作が長編劇映画デビューとなるティム・ポープがあたり、前作よりもさらに原作コミックに忠実な映像世界の再現が図られた。製作は「クロウ」「D.N.A.」のエドワード・R・プレスマンとジェフ・モスト。撮影はレオス・カラックス作品で知られる、「水曜日に抱かれる女」のジャン=イヴ・エスコフィエで、スタイリッシュな映像は見もの。音楽は「ザ・クラフト」のグレアム・レヴェルで、ホール、コーン、PJ・ハーヴェイなどオルタナティヴ系アーティストの様々な楽曲が画面を彩る。美術はアレックス・マクドウェル。共演は「エキゾチカ」のミア・カーシュナー、TVシリーズ『LAロー』のリチャード・ブルックスほか。また、元“ザ・ストゥージス”のヴォーカリストで、原作者のオバーが描くキャラクターに影響を与えたという、「デッドマン」のイギー・ポップが特別出演。

1996年製作/86分/アメリカ
原題または英題:The Crow: City of Angels
配給:松竹富士配給(松竹=アミューズ提供)
劇場公開日:1997年3月1日

ストーリー

“シティ・オブ・エンジェルス”と呼ばれる、太陽が消えて荒廃したロサンゼルス。殺人を目撃したばかりに、ストリート・ギャングの一団によって、幼い息子ダニー(エリック・アコスタ)ともども水中に沈められて殺されたアッシュ(ヴァンサン・ペレーズ)は、死者の魂を甦らせるカラス<クロウ>の力によって、この世に不死身の存在として復活した。かつて恋人と共に殺されながら墓場から甦ったロック・ミュージシャン“エリック”の復活を目撃していたサラ(ミア・カーシュナー)は、美しいタトゥー・アーティストに成長していた。彼女は再びカラスによって甦ったアッシュに出会い、自分の死と復活が理解できない彼に、カラスの霊的な力を信じさせる。アッシュはサラの手で、ダニーの絵の具によって“クロウ”へと変身を遂げた。アッシュとダニーを殺したのは、街を支配するストリート・ギャングの頭目ユダ(リチャード・ブルックス)だった。“クロウ”はカーヴ(イギー・ポップ)はじめ、ユダの配下である自分と息子を殺したギャングたちを血祭りにあげていく。それを知ったユダは、サラをつかまえ、“クロウ”の正体を知って、カラスを捕らえてその命を奪う。力の源を失い、絶体絶命のアッシュ。折から街は“死者の祭り”で狂乱の極み。とどめにユダはアッシュを絞首刑にかける。だが、その時、アッシュは苦痛を新たに力の源とした。幾万のカラスの群れがユダの肉体を引き裂いた。かくして復讐を遂げたアッシュは、ダニーの元へと旅立つのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0ブランドン・リーの遺作

2024年8月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

単純

今夜(2024/08/30)観ました。
過去にも数回観ましたが、ちゃんと観たのは今回が初めてです。

ミシガン州のデトロイトが舞台ですが、街並みはゴッサムシティっぽいようなゴーストの舞台(ニューヨーク)の様な雰囲気が垣間見えます。
雑多なスラムに感じますが、よくよく観ると奥行きがない狭い街だということに気が付きます(笑)’90年代の映画なので当然ですね。暗闇や陰影を駆使して健闘していると思います。

肝心の映画ですが、過去の復讐劇というシンプルなコンセプトはとても良いですが、わざとらしい演技や点滅の激しい演出に目が疲れました🥱

ブランドン・リーの演技は素晴らしかっただけに、撮影半ばで命を落とされ、相当な彼の場面を失ってしまった事は余りにも痛いです。

勧善懲悪もので捻った展開もないので、安心して観られると思います。一度ご覧下さい!

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蜷川吝塀

2.0復讐の鴉

2024年3月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

クロウシリーズ初鑑賞

スタイリッシュでかっこいいダークヒーローだが、不死以外に目立った能力はなく、アクションが凄いわけでもなく微妙。
ストーリーは王道で見やすい。

ラストのカラスを操るシーンはかっこ良かったな。

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カミムラ

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