ゴッドファーザーのレビュー・感想・評価
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最高傑作
午前十時の映画祭にて、久し振りに鑑賞しました。
やはり劇場で観るのは良いですね。
この作品は30回は観ていると思います。VHS.LD,DVD,BDと全て買い、劇場で再映される度、足を運んでます。
今回は4k上映ということで画質もかなり向上しているのではと、期待したのですが、???あれ?自宅で観る映像と変わらないような……。
それはそれで良いかと。この作品をより楽しみたい方は、原作を読むことをお薦めします。序盤のパーティーシーンのソニーと奥さん、愛人の関係が良く理解できます。また、マイケルの右腕のアル・ネリが何故、警察官になりすましているのか、そして最後までマイケルに忠実なのかも理解できます。
余談ではありますが、原作は一度読み出すと止まりませんよ。休日前に読む。それに限ります。
そして、延期になったUHDも今月には販売されます。
言い忘れましたが、何故、ドンは祝い事なのに相談を断らず、快く承諾するのか(ボナセラはちょっとケチをつけていますが)。それは風習だからです。金にもならないことを何故?ビトは、律儀な男だからです。
午前十時の映画祭12にて。 テレビでは何度も観てましたが大きなスク...
午前十時の映画祭12にて。
テレビでは何度も観てましたが大きなスクリーンだとまた感動も大きい!マーロン・ブランドの演技、表情の細かな変化もよく見れた。そして、イタリア人、イタリア系移民の文化、風習、暮らし、改めて興味深く見入ってしまいました。キャスティングもいいですね。若き日のダイアン・キートン、タリア・シャイア、ロバート・デュバル...。アル・パチーノが徐々にファミリービジネスに染っていく過程、その表情や仕草の変化。そしてニーノ・ロータの音楽。最高です。
良い2代目誕生!
以前ネトフリかどこかで見てましたが、せっかくのリバイバル上映なので、スクリーンで鑑賞。
いや〜カタギのはずの次男坊がまーあ最終的には筋金入りのファミリーのボスになってしまって(笑)
様になることなること!!凄い演技力です。しかしまぁ人がどんどん亡くなってゆく。
そして故郷の彼女いるのに逃亡先でしれっとひと目惚れして速結婚したけど、敵勢力の陰謀ですぐ亡くなってしまい、そしたらしれっと元カノのとこに戻って愛をささやくとか、カタギだったとは思えない悪っぷりで(笑)
マフィアっぽい兄貴より、普通っぽいままきっちり落とし前つけるあたり、逆に怖さ倍増で、良いドンになっていく様が良かったです。
かなり古い映画なので夫のDVとか思いっきり男尊女卑っぽい表現があるんですけど、そこはそういう演出も許された時代だったんだなぁと思いました。
長いのであまり飲み物飲まずにいて正解でした。
リバイバル上映シリーズも色々面白くて良きです。
濃厚で重厚
自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。
これまで数は少ないもののマフィアやヤクザが出る映画は見てきましたが、今更ながら本作を見ました。
3時間近い映画ですが、途中でだらける間もなく、常に濃厚。最近の映画のような派手な銃撃戦があるというわけではないですが、常に息を吞み、緊張感が続く展開です。
傑作と言われるのにはやはり理由があるんですね。登場人物の存在感が常に画面から出てきて圧倒され続けた3時間弱でした。すごい満足感です。
この後のパート2、3も見るのが楽しみです。
不朽の名作はいつ観ても重厚感
お恥ずかしながらなんだかんだ初めてしっかり観た気がするが納得の名作。配信でも価値は衰えない。3時間でも間延びせず見応えあり。
マーロン・ブランドは渋くてイケダンすぎる。
これから成長していくアル・パチーノも楽しみで続編も気になる。
いつの時代も家族の絆は普遍。血の繋がり関係なく心で結びつく男の愛情はかっこいい。
死ぬまでにみたい映画の一つ
有名すぎる作品をまだまだ観ていない。
ゴッドファーザーもその一つ。
ピース又吉も、YouTubeの渦で、なるべく早く観た方がいいと言っていた。本人も「どうせ映画好きにしかわからないこだわり映画の類だろう」と敬遠していたけど、みたらめっちゃおもろいやん、なんでもっとみんな早くみた方がええでって言ってくれなかったんやろ、と話していた。
お気に入りに入れっぱなしで、ようやく見られた。
映像がすごい。その時代の雰囲気、街並み、そうとう作り込まれているはず。印象的なシーンがたくさんあった。
華やかなパーティーのシーンと裏の世界とのギャップもいい。裏とはいえ、何か暗さを感じさせない。
マーロン・ブランドの貫禄がすごい。
男が惚れる男の雰囲気。
名付けられた子供たちが慕うのがわかる。
瀕死からの生還ののち亡くなるのも、監督が描きたかった姿なのかな。盛者必衰。
これ、一発勝負かな…撮り直しできないよな、というシーンもあったり、映画ってすごいな、と思わせてくれる。クオリティの高い作品ってなんでできるんだろ。監督やスタッフのセンスが羨ましい限り。コッポラ監督、32歳ですか…
マイケルが一目惚れして結婚してしまうとか、しれっと元カノに戻るとか、無しだなぁというのは野暮かしら。
抗争による抗争が、この後も続いていく予感を残して終わる。追われて追って、裏切り裏切られ、現実にその渦中にいたら耐えられないな。
大変な世界。
緊急事態宣言発令中のため、自宅で娯楽。
結局、金と権力だけを追い求めてて、その他の大切なものが手に入らない。
本人達は大切だと思っていないのかもしれないが。
命がけで大変な思いして、落ち着いた生活もままならない環境で、やっと手に入るのが金と権力だけか。
それをただただ世代を越えて繰り返していくのね。
3時間弱という作品で重厚感があった。
世界観を表現するのに必要な時間だったのかもしれないが、だいたいわかったので途中から3倍速で見てしまった。
映画好きに失笑されるな……。
マフィア(ヤクザ)は鼻くそだ
まず先にマフィアへの見解をのべる
マフィア映画は今まで避けてきたし、今作が初めてのマフィア映画だが、やはりマフィアは鼻くそである
おそらくどの映画でもマフィアの世界はかっこよく描かれ、男尊女卑の憎い世界と人殺しによる私欲で成り立っている
そもそも、家族とは仲良くし、外とは対立するという構造が男としてださい(当本人たちはかっこいいと思っているんだろうが)
家族内での仲間割れは決して許さず、血の繋がっていない人は平気で殺す
そのくせ妻達には仕事に口をだすなと言い、傍若無人に振る舞う
外との対立について、困ったらとりあえず殺しをするので、結果的に全員死ねばいんじゃね?としか思えない
とりあえず殺すという発想もまた鼻くそ程度の脳みそしかないと思うのだが(殺しを仕事と述べるあたりに虫唾が走る)
相続についても、家族や息子だからといって仕事を立場を続かせる行為がまず古いし幼稚である(この映画自体古いのであれだが)、本当に優秀なパートナーや後継者はそうではない
しかしこの映画は、そんな鼻くそどもをかっこよく見えるように映し、マイケル同様、こんな世界でもその中のルール上でのし上がらなければならないと思わせるようになっている(登場段階ではマイケルはこっち側の人間になっているため、感情移入しやすいあたりがまた上手い)
殺す行為について、本人達に殺しの罪悪感は当然ないので、
結果的に家族が殺されても悲しみはない
ヤクザの頭の悪さはここにある。
大切にしているはずの家族は、自分の行為によって気薄な存在になっており、結果的に何が欲しくて何がしたいのかわからなくなっている
歌手を力ずくでものにする行為について、結局、ファミリーの取り巻きは暴力に怯えて(人殺しされるのを恐れて)支えているだけであり、このファーザーとやらに本当の意味でのカリスマ性はない
マフィア間のやりとり、探り合いについて、スパイかどうか、敵か味方かの判断に対する根拠が乏しいと感じた。理由もなく、こいつは敵だと考え殺しをしたり(ほとんど敵の場合が多いが)など、この映画で描かれている戦いは頭脳戦ではなく、ノリと感である
ビジネスはやはり、身内のみならず、他の組織との競争と共存にある
マフィアやヤクザを良きことと謳わず、鼻くそのように描く映画を今後観てみたい
名作には、年相応の感じ方がある
マフィアといえど、根底は、家族愛だったり仲間たちとの信頼感。表現の仕方が一般市民と違うだけなのか?
マーロン・ブランドのドンが老いていく姿、見込みあると認めたマイケルや孫への優しい眼差し。一方、堅気からドンを継承するアル・パチーノの顔つきや眼差しが鋭く詰めてくなっていくのが好対照。
封切時は全くの小僧、血で血を洗う抗争に目が行っていた。ジェームズ・カーンの銃殺シーンとシチリアの妻が爆殺されるシーンが鮮烈に記憶された。登場人物の相関図も完全に理解できていなかったかな。
マイケルの女の趣味の一致
昔観た時は良い映画だと思いましたが、現在はドンパチが苦手になったのと自分の家族は非常に愛情を持っているのに他人は簡単に殺すという考えが身勝手過ぎて受け入れられなくなってしまった。それでもパート1の本作は1番良いとは思う。 時を経て気づいた事。婚約者とシチリアで結婚する最初の奥さんの顔が酷似。ここまで監督が指示していたら凄いなとは思うけど。 あと身勝手なコルレオーネ家に振り回されるケイは可哀想すぎる。
ゴッドファーザーを父に持つ息子
兄弟のうちひとりだけ、マフィアでは無かったのに、それを貫きとおせなくなってしまうのは残念。悲しいラスト。マフィアに幸せは掴めないと言うメッセージかな。
登場人物多い&人物相関図複雑&自分の頭がよわいことが相まって、1回...
登場人物多い&人物相関図複雑&自分の頭がよわいことが相まって、1回じゃ理解できなかったの悔しい、また再度みる。
アルパチーノの変わりようにはびっくりだし、若かりしマーロンブランドじゃんてなった。
後半の赤ワイン酌み交わすシーンは、世代交代を象徴してたなあて、そしてアルパチーノが知っていたかどうかわからんが父からの最後のメッセージがちゃんと現実通りになった。
3時間あるけどそうくるかそうくるかの連続であっという間だった。
家族を大切にするとか、自分の発した言葉に忠実だとか、麻薬は人を壊すとか、裏の組織に居ながらも表の人間より人間味に溢れていた
ファミリーとして1本筋が通ってるから見てる人もかっこいい、面白いてなったのかな
Amazonプライム鑑賞も、今まで映画館も含めて何十回観ただろう?
自分にとって5つ星満点の基準にしている作品。
現時点での最高点は4.5。
期待どおりが3。
期待より良いのが3.5から4。
ダメダメの最悪は2。
最後まで観るのも無理な1つ星。
(そもそも観る気も起きないのもある)
時代が変わっても何度観ても、色褪せないのが5つ星。
それがこの作品。
pt2までは5つ星!
(過去に観た名作は沢山ありますが、再び現在観た映画のみ評価してます。)
本物
いやーこれ50年前か。色褪せなさがすごい。
今ならCGでやっちゃいそうな所もたぶん本物を作りこんでいて
”本気の作りこみ”のお手本のような作品なんだと思う。
今まで避けてきた”名作”だけど、
いざ見てみたらすごく楽しめた。
続編も観なきゃだけど、長いんだよなあ 笑
面白い
何故こんなにも面白いのだろう。
自分でも説明がつかない。
テーマ、ストーリー、演出、演技。どれをとっても一級品だが、それだけでは説明にならない気がする。
もっと深いところに面白さの根源が潜んでいるだろうが、今の自分ではその影すら捉えることができない。
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