劇場公開日 2024年3月22日

  • 予告編を見る

荒野の用心棒のレビュー・感想・評価

全51件中、21~40件目を表示

4.0映画館で見れるとは!

2024年3月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

クリント・イーストウッド主演、監督セルジオ・レオーネ、音楽エンニオ・モリコーネという名作西部劇4Kリマスター版が劇場で見れるということで、何度かテレビで見たことありましたが、映画館の大きなスクリーンで観たいと思い初日に行ってきました。

若かりしクリント・イーストウッドがやはり格好いい!当然のように格好いい!当たり前のように格好いい!特にラスト、酒場のおやじが吊るし首にされようとする瞬間、ダイナマイトが爆発し煙が立ちこめ、その煙の中から現れるジョー(イーストウッド)の登場の仕方、最高でした。痺れましたね~これぞ映画の醍醐味です。

途中、ラモンの愛人にさせられていたマリソルを救出し子供と夫に引き渡し、金を渡して逃がすシーンも格好いい。美人だからといって人妻には手を出さないのである。「なぜ助けてくれるの?」の問いに「かつて女を救えなかったから」という謎めいた返答。ジョーの過去に何があったのか一切明らかにされない謎めいた男だが、これぞヒーローなのである。

そして、有名なラスト。撃たれても撃たれてもなぜか死なずに何度も立ち上がるジョーに次第に表情から余裕が消え必死に撃ち続けるラモン。顔面をアップでとらえるカメラワークもいい。そしてジョーの早撃ちで数人の敵を一瞬で倒す鮮やかさ。ジョーがその前にボッコボコに痛めつけられ半殺し状態にされていたのでカタルシスを感じました。必殺仕事人で良い人物が悪い奴らに残忍に殺された後、仕事人が恨みを晴らすシーンに通ずるものがあります。あれだけ痛めつけられ血まみれで地面を這って命からがら逃げるシーンがあるからこそ、このラストでのカタルシスにつながるのだなと思います。まさしく復讐劇をテーマに後に多く作られるマカロニ・ウエスタンの原点がここにあるのです。

酒場のおやじと棺桶屋とタッグを組んで悪い奴らを町から一掃する痛快な西部劇でした。そういえば、黒澤明監督の「用心棒」が原案ですが、いまだに未見なのでいつか見なければ。

コメントする 1件)
共感した! 7件)
ノブ

5.0ラモーンの純情

Mさん
2024年3月22日
Androidアプリから投稿

ラモーンは、なぜあんなにマリソルに固執したのか。

The 映画!
と、いった感じ。

クリント・イーストウッドが演じる主人公には名前がない。
おもしろい!!  傑作!!

コメントする 3件)
共感した! 9件)
M

4.0今観ても味わいのある作品

2024年1月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

 評価3.9
マカロニウェスタン、間違いなくその代表作の一つでしょう。
監督セルジオ・レオーネ、音楽エンニオ・モリコーネ、主演クリント・イーストウッドという凄いメンツが集まった作品。
また、ジャン・マリアヴォロンテもですが、皆この作品で大ブレイクしたような印象があります。
最初っからなんですが、もう音楽が素晴らしいんですね。流石はモリコーネと言ったところでしょう。
物語はもうそのまんま「用心棒」なんですが、音楽や乾いた空気でとても新鮮に見せてくれるんですよね。
いや、やっぱりこれは面白いです。
マカロニウェスタンの入り口としてもおすすめですね。
今観ても味わいのある作品ですよ。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
白波

3.0マカロニ・ウエスタン

2023年12月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
プライア

4.5イーストウッド=山田康雄以外は考えられない!

2023年9月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

黒澤明の「用心棒」を西部劇風にリメイク(無許可でのリメイクですが)でイーストウッドの初期の代表作を初めて観ました。
特に初期の頃から現在までの目つきは変わらずの鋭さだなと思いました!
そして山田さんの声は子供の頃に観たルパンの声だけかと思いましたがイーストウッドの声でもダンディさは出てました。
※山田康雄の没後の公認声優は勝手な事かと思いますが2代目ルパンの栗田貫一でも聴いてみたいです。

コメントする 1件)
共感した! 7件)
HIDE Your Eyes

5.0荒野の用心棒

2023年6月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

知的

終盤のシーンは本当にスカッとしました。

イーストウッド氏も若いです。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
Y&M

4.0定番はさすがに定番

2023年5月10日
PCから投稿

さすがにお話はお墨付きなので、あとはどう演出するかですが、カメラアングルや切り返しのタイミングまでマンマ真似してるところが多々あって誇らしいというか呆れるというか、
しかしのちの巨匠、大俳優の萌芽は十分に感じられませす。
何といってもタイトルバックのダサさにしびれます。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
越後屋

3.5マカロニウエスタンの割に筋が凝ってる

2023年3月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

音楽のエンニオ・モリコーネの伝記映画をきっかけに鑑賞。多分1回は観ているはずだがジュリアーノ・ジェンマとかフランコ・ネロとかの作品とゴッチャになって明確な記憶は呼び起こせず。マカロニウエスタンって派手なガンアクションだけでストーリーは大して無いイメージだったが、それなりによくこなれている……と思ったらこれ黒澤映画の本格パクリ映画なのね。当然そちらの方が面白いのであろう。ただ改めてモリコーネの音楽は素晴らしいと実感。こんなに多くの曲調を1人でよく紡ぎ出せるものだ。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
あっきゃん

4.5この時代の黒澤映画と同じ匂い

2023年1月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この時代の黒澤映画と同じ匂いがしました
単純明快で、それでいてクリントイーストウッドのカッコよさ
だれることなく、最後まで観ました

コメントする (0件)
共感した! 1件)
最近見た映画中心 たくと ☪ そしてヴァナ・ディールへ

3.5クリント・イーストウッドはこの映画で自分のキャラクターをつかんだ。...

2023年1月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
アンドロイド爺さん♥️

3.0So long

2022年1月24日
iPhoneアプリから投稿

ここまでなぞると比較するしかない所ではある。画力もキャラクターも足りていない。それ以上に主人公の人間力が弱い。ラストに撃たれた側の絵が入ったのはよかった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Kj

3.0若きイーストウッドの躍動感

2021年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

赤と黒と白のオープニングが良い。これだけで楽しみになる。この時代の映画は、こういうところに工夫とお金を使っている感。
本編は若きイーストウッドに尽きる。クールで精悍、寡黙で機敏なガンファイト。監督・音楽・主演とマカロニ・ウェスタンの金字塔だね。
クロサワ「用心棒」の盗作騒ぎもあったそうだが、そもそも黒澤作品も西部劇っぽいし、この作品は明らかにリスペクトも感じられ、ガタガタ言うなよ、と。三船敏郎版を観たくなる。

コメントする 3件)
共感した! 4件)
Bluetom2020

3.5マカロニウェスタンの原点

2021年6月27日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 7件)
ジョニーデブ

3.5この映画の音楽を聴くと

2021年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

「迷宮グルメ」が出てきてしまうのですが。って、この映画の制作は1964年、もちろんこの映画の方が先だし、「迷宮~」はオマージュで使用しているのですよね。しかし「迷宮~」で食材を投入するときの銃声も、このテーマソングからきていたのだなー。

あまりにも有名な映画ですが、観た記憶がはっきりせず、正直今回が初見の感覚で見ました。クリントイーストウッドが若いですね。当時34歳。Wikipediaによると、この映画、当初ヘンリーフォンダを起用する予定だったそうですが、それではまるで違った映画になっていたでしょう。ヘンリーフォンダが演じていたなら彼が今まで演じてきた役柄から観客は最初からこの流れ者がいい人であることを確信した上で映画をみることになりますが、クリントイーストウッドが演じることで一筋縄でない流れ者である印象を受けます。

正直、働き手の男性がほとんど殺されてしまった町でどうやってみんな生活しているのか不思議です。棺桶屋には誰が支払ってくれるのか?なぞです。しかしこの映画はあまり深く考えないで見るのが一番。痛めつけられた主人公が復活して敵の前に現れるときの演出、まるで劇画だよなーと思いながら、でも、良い。最初に主人公が着ていたポンチョ、また突然ラスト主人公が着て現れます。それにはちゃんと理由があるのですが、それまでちゃんと取っていたのですね。

この映画は「用心棒」のパクリだそうですが、オリジナルは見てません。でも世界的にヒットしたということはこの映画を制作した人たちが単なるパクリに仕上げなかったからでしょう。やはり才能がある監督と才能がある作曲家と才能のある役者の出会いのケミストリーからこの映画は生まれたとおもいました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
penguin

3.0全てはここから始まった(サンプリングが)

2020年10月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

さすがにベストマカロニ!とはいかないがもうここから始まったのだし、これでもかとエッセンスが詰まっているのでなるほどと観賞。
あまりに用心棒であまりにマカロニなので困るけど、これを始めて観たらそらぁびっくりだしハマるよね。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
あした

5.0さすらいの口笛

2020年10月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

高校生の時、始めて観たがあまりの面白さに歓喜、その後マカロニウエスタンにはまる。
ストーリーは黒澤明の「用心棒」と全く同じだけど、これだけ面白くリメイクされると満足。
当然、裁判沙汰になり東宝が勝っている。
クリント・イーストウッド、セルジオ・レオーネ、エンニオ・モリコーネの代表作の一つで何回見ても面白い。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
いやよセブン

3.0ラスト10分の決闘シーンを見逃すべからず

2020年8月19日
iPhoneアプリから投稿

本作が黒澤明監督の「用心棒」のplagio(盗作)であろうと今さらどうでもいい問題。

riavvio(リブート)作品として、作品そのものに観るべき価値があれば全て良し。
Ennio Morriconeの物哀しい旋律が、荒れ果てた町の虚無感を無言で表現している。

ストーリーは呆れるくらい「用心棒」とうり二つ(だから盗作と言われる訳だ)。しかし、C. Eastwoodの一匹狼の用心棒の佇まいは、三船敏郎のそれとは異なる世界を表現している。

圧巻はラスト10分の決闘シーン。
マカロニウエスタンのベーススタイルを作り、本場アメリカの西部劇にも影響を与えた作品として納得のガンファイト。「本家」とどっちが好きかは観る人のお好み次第。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
atsushi

4.0イーストウッド×モリコーネ×山田康雄=男の憧れ!

2020年5月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

興奮

萌える

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 3件)
共感した! 16件)
たなかなかなか

4.0後々パクられる、というかオマージュされる映画

2019年11月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 3件)
共感した! 15件)
kossy

3.5映画の歴史を変えた盗作!?

2018年3月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

難しい

無許可で製作された、黒澤明の『用心棒』のリメイク作品。
いろいろと問題はあるものの、この作品のヒットにより、マカロニウエスタン(イタリア産ウエスタン)が大ヒット。
さらには、映画界にイーストウッドとエンニオ・モリコーネが名を轟かせるきっかけとなった。
この作品が無かったら、イーストウッドとモリコーネが世に出なかったかも…
そういう意味では、映画の歴史を変えた作品と言っても良いだろう。

ストーリーは、黒澤明の『用心棒』をほぼそのまま西部劇にしただけ。面白く無いわけない(^^)b

結局、黒澤明は凄いってコトだわな(^o^)

コメントする (0件)
共感した! 4件)
n.yamada