恋は嵐のように
劇場公開日:1999年8月7日
解説
結婚を控えた青年が飛行機事故に遭遇、そこでめぐりあった奔放な女性に翻弄されて心揺れ動く姿をコミカルに描いたラヴ・ロマンス。監督は新鋭女性監督ブロンウェン・ヒューズで『Hamletthe Spy』に続く第2作。脚本は「ライフwithマイキー」のマーク・ロレンス。製作は「プライベート・ライアン」のイアン・ブライス、「妹の恋人」のスーザン・アーノルドとドナ・アーコフ。撮影は「アウト・オブ・サイト」のエリオット・デイヴィス。音楽は「フェイス/オフ」のジョン・パウエル。美術は「シン・レッド・ライン」のレスター・コーエン。編集はクレイグ・ウッド。衣裳はドナ・ザコウスカ。出演は「プラクティカル・マジック」のサンドラ・ブロック、「インディアナ・ポリスの夏 青春の傷跡」のベン・アフレック、「パーフェクト・カップル」のモーラ・タイニー、「ロポコップ」のロニー・コックスほか。
1999年製作/106分/アメリカ
原題または英題:Forces of Nature
配給:UIP
劇場公開日:1999年8月7日
ストーリー
ニューヨークでコピーライターとして働くベン(ベン・アフレック)は婚約者のブリジット(モーラ・タイニー)との結婚式を数日後に控え、友人たちが開いた独身最後のパーティに参加。式はジョージア州サヴァナにあるブリジットの実家で行われる予定だった。ところが当地へ向かう飛行機が滑走中に事故を起こす。大パニックの機内でベンは隣にいたセクシーな女性サラ(サンドラ・ブロック)が気を失っていたので介抱。それがきっかけで彼女と旅の道連れになる羽目に。すぐにもサヴァナヘ向かいたいベンは、サラの提案で見知らぬ男が運転するレンタカーに便乗。サラは画廊勤めからストリッパーまであらゆる世界をみてきたという奔放な女性で彼とは違う世界の住人だった。彼女ともうまがあいはじめた矢先、なんと車を運転していた男がヤクの売人だったため、ふたりも警察に御用。なんとか釈放されたふたりは今度は汽車に乗り込む。サラの誘いで列車の屋根に上がり、開放的な気分に浸るふたりだが、これが原因でサヴァナ行きの車両に乗り換えることができず、あわてて飛び降りる。その頃、ブリジットはなかなか到着しない花婿が心配でならない。するとベンを気に入らない彼女の父親(ロニー・コックス)はこれ幸いと彼女の昔の恋人スティーヴ(デイヴィッド・ストリクトランド)を連れて来て、こちらもどうも怪しい雲行きに。さて、先を急ぐふたりだが、折あしくハリケーンが接近、ふたりは突然ヒョウの嵐に襲われてコインランドリーで一夜を明かす。翌朝、お金をすられたことに気づくサラだが、機転のきく彼女はベンに金持ちの新婚夫婦になりすまして南部の高級別荘地見学ツアーにまぎれこんだ。が、サラと同じ部屋に泊まり、彼女をしきりに意識しはじめるベン。ところが、ホテルのバーで恋人同士のようにふたりして眠ってしまったところを結婚式の介添人役の親友に見つかってしまい、事態はついに暗転。サラに初めて怒りをぶつけるベンだが、彼は彼女を愛し始めている自分に気づいていた。かくして、ベンは結婚式を目前にして、本当の生涯の伴侶を決める決断を迫られるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ブロンウェン・ヒューズ
- 脚本
- マーク・ローレンス
- 製作
- スーザン・アーノルド
- イアン・ブライス
- ドナ・ロス
- 撮影
- エリオット・デイビス
- 美術
- レスター・コーエン
- 音楽
- ジョン・パウエル
- 編集
- クレイグ・ウッド
- 衣装デザイン
- ドナ・ザコウスカ
- 字幕
- 戸田奈津子