恋の邪魔者(1980)

劇場公開日:

解説

居候の友人に振り回される男の姿を描いたコメディ。大物プロデューサー、クリスチャン・フェシュネールとルコントのコンビ第1作で、フランスで70万人を動員し、ルコント自身の「レ・ブロンゼ」シリーズの興行記録を軽く抜いた。ルイシュ・レゴとディディエ・カミンカの戯曲を、ルコントと主演のミシェル・ブランが共同で脚色(ブランは台詞も担当)。主演は「レ・ブロンゼ」シリーズに続いてミシェル・ブラン。共演は「ヘカテ」のベルナール・ジロドーほか。

1980年製作/90分/フランス
原題または英題:Viens chez moi, j'Habite chez une copine
配給:アルシネテラン
劇場公開日:1996年11月10日

ストーリー

おっちょこちょいのギイ(ミシェル・ブラン)は、いつもヘマをしでかして周囲に迷惑をかけている。仕事をクビになり、下宿も追い出された彼を見かねて、友人のダニエル(ベルナール・ジロドー)は、恋人のフランソワーズ(テレーズ・リオタール)と新しくスイートな生活を始めたばかりの自室の一つを提供する。ところが、ダニエルのせっかくの厚意を無視して、ギイは手当たり次第に女性に声をかけては家に連れ込んでしまう。ダニエルは心を鬼にしてギイを追い出そうとするが、ギイは反対にダニエルに浮気をけしかける。ギイに生活をかき乱されたダニエルはフランソワーズとの関係も危うくなってしまう。だが、結局仲直りしたダニエルは、ギイに部屋を預けて出て行く。数年後、ダニエルがフランソワーズとギイを訪ねてみると、彼は服飾工場に部屋を股貸ししていた。新しい彼女を見つけたというギイは、田舎の邸宅に住むつもりだと打ち明ける。そして彼は「もちろん一緒だよ!」と言うのだった。

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