ケンタッキー・フライド・ムービー

劇場公開日:

解説

TV番組、TVCF、ヒットした劇場用映画、映画の予告編、PR映画など映像メディアをパロディ化、ナンセンス化し皮肉った22のエピソードを描く。製作はロバート・K・ウェイス、監督はジョン・ランディス、脚本はデビッド・ザッカーとジェーリー・ザッカーとジム・エイブラハムズ、撮影はスティーブン・カッツ、音楽はイーゴ・カンター、編集はジョージ・フォルシー、美術はリック・ハーヴェル、衣裳はデボラ・ナドゥールマンが各々担当。出演はコーリン・メイル、ジャニス・ケント、デビッド・ザッカー、レンカ・ノヴァク、ジェフ・マックスウエル、ジェリー・ザッカー、ジョー・メダリス、ビル・ビクスビー、マーシイ・ゴールドマン、ジョン・アンソニイ・ベイリー、エリック・マイケルウッドなど。

1977年製作/アメリカ
原題または英題:The Kentucky Fried Movie
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1978年11月3日

ストーリー

<オイル不足>アブラがどぎつすぎるというアメリカの食物を皮肉り、若者のニキビ面や捨てられたクシからアブラを取って新しい『油を採取する方法』などを描く。以下NBCのモーニング・ショーをパロディにした<モーニング・ショー>、車のブザーを皮肉った<ニュー・カー>、カトリック教育のマナーを風刺した<カトリック女子高生のトラブル>、<感じる映画>、<頭病薬「ナイテクスPM」のCM>、<ハイ・アドベンチャー>、<頭痛クリニック>、<お家をよい香に!>、<セックス・レコード>、ブルース・リーの「燃えよドラゴン」と「ドラゴン怒りの鉄拳」をもじり、ラストは「オズの魔法使い」へと大変貌をとげる<燃えよ鉄拳>、ハレクリシュナ教徒を皮肉った<ウィラー・ビール>、大統領暗殺ゲーム<スコット・フリー>、<「ザッツ・アーマゲドン」予告篇>、<死者の権利を守る会>、<法廷>、<ネコのフライ>、<クレオパトラ・シュワルツ>、<教育映画「酸化亜鉛とあなた」>、<危険を求める男>、<アイウィットネス・ニュース>、<11時のニュース>の22篇のエピソードを描く。

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映画レビュー

3.5マアマア 別に ってカンジ

2023年9月30日
PCから投稿

アメリカ版「モンティパイソン」もしくは「ゲバゲバ90分」です。

暇つぶしにはいいですけど、別にそれほどのものでもなく可も不可もありません。
ドラゴンのシーンが長いでですけど、パロディというよりはリー先輩のファンが映画の真似しただけ、ってカンジですね。

公開当時は結構話題にはなりましたが、どちらかというとゲテモノ扱いで、ギャグも切れ味が鋭いワケでもなく、まあゲテモノですね。

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越後屋

4.0本作を21世紀に観る意義と意味 それは自分たちが面白いと思う映画を撮る情熱こそが一番大切なことだというメッセージです

2022年4月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

1977年公開
ジョン・ランディス監督の2作目、当時27歳
十数作の小ネタのギャグ映画をつなぎ合わせた、映画学校の卒業作品みたいな映画です

近いのは庵野秀明監督が学生時代に撮った「愛国戦隊大日本」とか「帰って来たウルトラマン」でしょうか
時期的には本作の方が数年早いです
もしかしたら、若き庵野監督達にこのようなやり方もあるのだという方向性を指し示した作品だったかも知れません

内容はケンタッキーフライドチキンにも、ケンタッキー州にも何の関係もありません
監督も製作者にもケンタッキーには縁もゆかりもないようです
まあ「田舎ぽいダセーどうでもいい映画」ぐらいの意味あいかと思います

短いのは数十秒のCM 風とか、架空の映画の予告編の数分程度、長いのが一つだけ「燃えよドラゴン」のパロディ映画で20分くらい?
なかなか面白いので、時間を損したなんて思うことはないでしょう
パロディでもしっかりと作られています

21世紀に観る意義と意味は?
無いようで永遠にあると思います

映像の作り手を目指している若い人には特に
テクニックとか内容とかそんなもの低レベルで何の参考にもなりません
ネタも古いです
21世紀生まれの若者には意味がわからない台詞もあると思います

それでも本作を21世紀に観る意義と意味とは?
それは自分たちが面白いと思う映画を撮る情熱こそが一番大切なことだというメッセージです

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あき240