汚れなき瞳の中に
劇場公開日:1989年8月26日
解説
あるひとりの少年が、現実と幻想のはざまで巻き込まれる殺人事件をファンタジックに描くサスペンス映画。製作はアンドリュー・G・ラ・マーカ、・監督、脚本はフランク・ラロッジア、撮影はラッセル・カーペンターが担当。出演はルーカス・ハース、レイ・キャリオウほか。
1988年製作/アメリカ
原題または英題:Lady In White
配給:UIP映画
劇場公開日:1989年8月26日
ストーリー
クラスメイトの悪戯で学校のロッカー・ルームに封じ込められそこで一夜を過ごすことになったフランキー(ルーカス・ハース)は、ふと眠りかけた時、どこからともなく少女が現れ、彼女は苦しみながら倒れてしまう。それからしばらくして現われた人影が、その少女を抱き、2人は消えてしまった。さらに1人の男が現われて、彼はフランキーの首を締め始める。薄れゆく意識の中で彼は、さっきまでいたメリッサ(ジョエル・ジャコビー)という少女の夢を見る。翌日、自宅のベッドで意識を取り戻したフランキーの枕元へ、兄のジーノ(ジェインン・ブレッソン)が子供だけを狙った11件の殺人事件を報じた新聞を持ってやって来た。そして、その最初の犠牲者がメリッサだという。やがて回復したフランキーは、この手掛かりを掴もうと、ロッカー・ルームを調査し、そこでハイスクール・リングを見つけるが、紛失してしまう。それを知ったジーノがそのリングを見つけ、刻印から持ち主を探そうと卒業アルバムを調べる。そしてその持ち主である犯人が父の親友のフィル(レン・キャリオウ)であることを突きとめる。その頃フィルと共にフランキーは、ふとしたことから彼が犯人であることを知り、フィルに襲われてしまう。ところがそこにメリッサの亡霊が現われ、彼女はフィルに復讐する。こうしてフランキーは危機一髪のところで九死に一生を得るのだ。
スタッフ・キャスト
- 監督
- フランク・ラロッジア
- 脚本
- フランク・ラロッジア
- 製作総指揮
- チャールズ・M・ラロジア
- Cliff Payne
- 製作
- アンドリュー・G・ラ・マーカ
- 撮影
- ラッセル・カーペンター
- 字幕
- 松浦美奈