クロス・マイ・ハート

解説

ドイツ占領下のフランスの田舎町を舞台に思春期の少年の思いを描くヒューマン・コメディー。監督・脚本はジャック・モネ、撮影はクロード・ルコント、音楽はウラジミール・コスマが担当。出演はローラン・ジロー、クリスティーヌ・パスカルほか。

1988年製作／フランス
原題または英題：Promis...Jure!
配給：にっかつ
劇場公開日：1989年12月23日

ストーリー

ピエール（ミシェル・モラン）は好奇心旺盛な12歳。鼻が大きいというコンプレックスを秘めつつも、「世界一の美女」ジョスリーヌのハートを射止めるため様々な企てをするが、彼女は振り向いてくれない。そんなある日、ピエールは偶然ドイツ兵ハンスを自分の家にかくまうことになってしまう。困惑する家族。しかしついにレジスタンスに連絡することはできなかった。ハンスはピエールに女心のつかみ方を教授し、二人は友達になる。そしてついに解放の日が来た。ハンスはピエールに固い握手をして歩み去る。ピエールはドイツ兵の捕虜を引き渡したとしてヒーローの扱いを受ける。ジョスリーヌの視線が熱い。が、ピエールの視線は早くも新たな美女に注がれていた。