グリース2

劇場公開日:

解説

78年の「グリース」の続編に当たり、ライデル高校の生徒たちの青春賛歌を描くミュージカル。前作と同様にロバート・スティグウッドとアラン・カーが製作に当たり、前作で振付を担当したパトリシア・バーチ(女性)が、今回監督としてデビュー。エクゼクティブ・プロデューサーはビル・オークス。脚本はケン・フィンクルマン、撮影はフランク・スタンレー、音楽はルイス・セイント・ルイスが手掛けている。出演はイギリス生まれのマックスウェル・コールフィールド、ミシェル・ファイファー、エイドリアン・ズメド、イブ・アーデン、タブ・ハンター、コニー・スティーブンスなど。ドルビー・ステレオ。日本版字幕は戸田奈津子。メトロカラー、シネスコサイズ。1982年作品。

1982年製作/アメリカ
原題:Grease 2
配給:パラマウント映画=CIC
劇場公開日:1982年12月18日

ストーリー

1961年9月1日。今日から新学期、ライデル高校のマッギー校長(イブ・アーデン)は、おごそかな気分で生徒たちの登校を待っていた。彼らは、けたたましいリズムに乗ってやって来て、仲間との再会を楽しんでいる様子。ステファニー(ミシェル・ファイファー)をリーダーとするピンク・レディーズのメンバー、ボーレット、シャロン、ロンダは相変わらずつっぱっている。彼女らの仲間であるT・バーズの面々、ジョニー(エイドリアン・ズメド)、ダース、ルー、リトル・デイビーもバイクに乗ってやって来た。他に、美容学校をやめてライデル高にまいもどったフレンチー、彼女のいとこでイギリスから来たマイケル(マックスウェル・コールフィールド)がいた。ステファニーにもう付き合いたくないと言われて、かりかりするジョニー。そんなステファニーにマイケルは恋をしたが、彼女は全然相手にしようとしない。ピンク・レディーズに憧れているのに仲間に入れてもらえないポーレットの妹ドロレスは、マイケルに「彼女らと仲良くなりたいならバイクがないと駄目よ」と教える。学校でタレント・ショーが開かれることになり、リハーサルが行なわれた。ピアノ伴奏をやらされたマイケルは、ステファニーをデートに誘うが、返って来た返事は「私の理想の恋人はクール・ライダーよ」。学友の宿題を引き受けて金をためたマイケルは、バイクを買い秘かに練習をする。ボーリング場でT・バーズが敵対するバルムードとぶつかりそうになった時、黒マスクに黒レザーのライダーが出現し、素晴らしい腕を披露。ステファニーは、このライダーに恋をした。その後、2人はデートをした。マイケルは学校でステファニーに愛を打ちあけるが、相変わらず彼女は冷たい。タレント・ショーの日がきた。そして、T・バーズとピンク・レディーズが優勝した。パーティ会場で浮かない顔のステファニー。クール・ライダーがいないからだ。パーティー会場にバルムードが乱入、バイクで走り廻った。そこヘクール・ライダーが現われバルムードをやっつけ、マスクをとる。クール・ライダーがマイケルと知り驚くステファニー。自分の負けを認めたジョニーはマイケルにT・バーズのジャンパーを与える。ステファニーとマイケルは抱きあう。(パラマウント映画=CIC配給*1時間54分)

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