グリース

劇場公開日:

解説

1950年代のアメリカの若者達の生活を、歌と踊りで綴るミュージカル映画。製作は「サタデー・ナイト・フィーバー」のロバート・スティグウッドとアラン・カー、監督はこの作品がデビューのランダル・クレイザー、脚本はブロンテ・ウッダードとアラン・カー、撮影はビル・バトラー、音楽は「ビージーズ」のバリー・ギブ、衣裳はアルバート・ウォルスキー、振付はパトリシア・バーチが各々担当。出演は「サタデー・ナイト・フィーバー」のジョン・トラヴォルタ、オリヴィア・ニュートン・ジョン、ストッカード・チャニング、ジェフ・コナウェイ、ディディ・コン、ジェミー・ドネリー、ダイナ・マノフ、バリー・パール、マイケル・トゥッチ、ケリー・ワード、スーザン・バックナー、アネット・チャールズなど。

1978年製作/110分/PG12/アメリカ
原題:Grease
配給:パラマウント=CIC

ストーリー

ダニー(ジョン・トラヴォルタ)とサンディ(オリヴィア・ニュートン・ジョン)は夏休みに避暑地の海岸で知り合い、夏中、愛を語り合い、夏が終わる頃、再会を信じながら別れを告げた。新学期と共にダニーはライデル高校の3年生になった。彼はこの高校の”T・バーズ”と呼ばれるグループのリーダーで髪にグリースを塗り黒い革ジャン、スリムなブルージーンでカッコよくきめていた。仲間はケニッキー(ジェフ・コナウェイ)、ドゥーディ(バリー・パール)、ソニー(マイケル・トゥッチ)、パッツィー(ケリー・ワード)。一方オーストラリアヘ帰ったサンディは、父親の仕事の関係でライデル高校に転校することになった。登校早々サンディは女性グループ”ピンク・レディース”のリッツォ(ストッカード・チャニング)、フレンチー(ディディ・コン)、ジャン(ジェミー・ドネリー)、マーティ(ダイナ・マノフ)と知り合った。彼女らはサンディの夏の恋の相手がダニーと聞いてびっくり。そんな夏休み気分のぬけきらない学生たちの間に教務秘書プランチからのニュースが伝わった。それはこのライデル高校が、TV局の主催する全米高校ダンス・コンテストの会場に指名されたというのだ。そんな中、応援団のチア・リーダーに参加したサンディは遂にダニーと再会した。ダニーも嬉しかったが、クールな態度を壊すことはできない。つい冷たい態度をとってしまった。しかし、まもなく元通りの仲にもどりダンス・コンテストではペアを組むことになった。ところが、当日、”T・バーズ”の宿敵グループ”スコーピオンズ”のリーダー、レオのガールフレンド、チャチャは強引に、サンディからダニーを奪ってしまい、優勝はこのダニーとチャチャが獲得した。ダニーを奪われたサンディは涙をこらえることができず、それ以後ダニーとの間はうまくいかない。しかし、ダニーの”スコーピオンズ”とのカー・レースをきっかけに2人の気持ちが離れられないものであることを知る。卒業式の日がやってきた。今は楽しい思い出となった高校生活の最後を飾って若者たちはいつまでも歌い踊った。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第51回 アカデミー賞(1979年)

ノミネート

主題歌賞

第36回 ゴールデングローブ賞(1979年)

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ジョン・トラボルタ
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) オリビア・ニュートン=ジョン
最優秀主題歌賞
最優秀主題歌賞
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映画レビュー

3.0歌と踊りの青春物語

2023年3月14日
PCから投稿

昭和30年前後のアメリカの若者風俗の歌と踊りが好きな人向け。
同じ青春ミュージカルと比較するとWSSほどのダイナミックでもなく、SNFほどのドラマチックもないので、可もなく不可もなく、ってところが平均的な感想です。
最後の二人のダンスはカッコよかったけど。

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越後屋

3.0ほぼ歌えるミュージカル♪

2022年12月29日
iPhoneアプリから投稿

バンクーバー在住して以来、早半年、ひょんなことから近所のナイトパブの週一のカラオケナイトを楽しむようになりました。

日本のカラオケボックスと違って、知らない人の前で歌うので最初は緊張しましたが、お客さん同士で仲良くなれるし、常連の歌も聞けて、めちゃくちゃ楽しいんです。

でも洋楽だからキーも大丈夫かわからないし、歌詞も覚えてないし、発音とか出だしとか色々不安なので、自分のCDコレクションから歌えそうか確認したところ、昔のオリビアは可愛いし、ドラマチックだし、みんな知ってるし、次行く時はこれ歌お!てな感じで、オリビアを聴き直してました。

そして、常連さんの中にめっちゃくちゃ歌の上手い人がいて、彼にジョントラボルタのパート歌ってもらいたいなと思ってたのですが、たまたま、ラスベガス旅行中の機内とホテルのテレビで、この作品がやってました。

…前置き長くてすみません🙏…

そういうきっかけがなかったら多分見てなかった…的な作品でしたがw、やっぱりオリビアの美しさが別格というか、他の演者が完全に引き立て役でしたねー。

トラボルタの主役…、昔はそこまで納得してませんでしたが、歌は上手いし、なんだかんだで華がある人でした。

中身はそこまで期待せずに、ジョンとオリビアの若さにもんどり打って、あーもう過ぎ去った時間は戻らないんだなと切なくなれること、請け合いです。

オリビアの最後の来日公演、行くべきだった…😭RIP

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ゆ~きち

5.0オリビアさんを偲んで・・・

2022年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、映画館、TV地上波

歌手でもある
オリビア・ニュートン・ジョンさんが

2022年 8/8に
乳がん再発の為、旅立たれました。

多くの方の健康と幸せを願っていた
オリビアさん

ご自身が、長期で
乳がんと闘って来られ
定期的な検診の大切さを
伝えて下さったり
米国医師と共同開発で
自己検診補助パッドも
プロデュースされ
メルボルンに設立した
がん健康研究センターも・・
患者の方が、心からリラックスして
安らぎを感じられるような場所になれば
との願いが込められていて
素晴らしいオリビアさんです。

素晴らしい音楽を
歌声を、優しさを届けてくださり
ありがとうございました。

安らかにお眠りください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1950年代の夏、

髪をグリースで固めた
不良少年のダニー(ジョン・トラボルタ)と
お嬢様のサンディ(O・N・ジョン)は
お互いに、惹かれあいながらも
告白できずにいて・・・。

「サタディ・ナイト・フィーバー」で
一躍 有名になったジョン・トラボルタ
ダンサーとしての魅力と高音の歌声を
この作品でも発揮していましたね。

相手役、オリビアの
変身ぶりも驚きでした。

青春時代の恋物語
歌とダンスで、元気をもらえたものです。

音楽を担当しているのは、
『ビー・ジーズ』バリー・ギブ
サントラも大ヒットでしたね。

40周年記念公演と
その5年後のジャパンツアー公演も
素晴らしいステージでした。

レビューで偲んでみました。

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共感した! 5件)
LaLa

3.0Enjoy! highschool!

2021年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

楽しい

単純

萌える

主役を含め、この役者たちで高校生というのは無理があると思いつつも、こんな高校生生活に憧れた。
 パジャマパーティ。卒業パーティ。… 野外シアター…
 今のOLよりも大人っぽい(笑)ファッション。
 グリースまみれの・・・、あれは遠慮しておく(笑)。

物語はベタ。ツッコミどころ満載。
 今見直すと、意外にセクシャルネタ、DVっぽい仕草満載でぎょっとする。

当時ディ―バとしての評価をすでに確立していたオリビアさん。
 『サタディーナイトフィーバー』で時代の寵児であったトラボルタさんでさえ、オリビアさんの前では小物に見えてしまうほどの貫禄。
 前半は、アイドルオーラ満載、
 ラストはひれ伏すばかり。カッコ良い。
 今作り直したらもっと各メンバー息の合ったものになるだろうと思いつつ、
 やっぱりオリビアさんとトラボルタさんの代わりを務められる方はいるのだろうかと思うほどのオ―ラ。

楽曲、ダンスともに、楽園に連れて行ってくれます。

コメントする 2件)
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とみいじょん
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