ミュージカル映画「グリース」のプリクエル製作へ

［映画.com ニュース］　ジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン＝ジョンが主演した1978年のミュージカル映画「グリース」のプリクエル「Summer Loving（原題）」が製作されることがわかった。

米Deadlineによれば、「ビッグ・フィッシュ」「チャーリーとチョコレート工場」「アラジン」の脚本家ジョン・オーガストが、プリクエルの脚本を執筆しているという。

米パラマウント・ピクチャーズ製作、ランダル・クレイザー監督の「グリース」（ブロント・ウッダード＆アラン・カー脚本）は、不良グループのダニー（トラボルタ）が通う高校に、ひと夏の恋で終わるはずだったサンディ（ニュートン＝ジョン）が転校してくるという青春映画。プリクエルは「グリース」の挿入曲「想い出のサマー・ナイツ」をもとに、夏休みに避暑地の海岸で知り合うダニーとサンディを描くという。

「グリース」は世界興収約4億ドルを記録し、サウンドトラックは世界で3800万枚を売り上げている。82年に続編「グリース2」が製作され、マックスウェル・コールフィールドとミシェル・ファイファーが主演したが、こちらは大ヒットには至らなかった。2016年にFOXネットワークで生放送ドラマ版が制作され、ジュリアン・ハフ＆バネッサ・ハジェンズが主演した同作はエミー賞5冠に輝いた。