グラディエーターのレビュー・感想・評価
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but, not yet
午前十時の映画祭にて
これがグラディエーターのラッセル・クロウか!
最高すぎる、カッコよすぎる!
狂った独裁者、軍によるクーデター、今の時代にも通じる内容。大きなスクリーンで大迫力でした!
後世に語り継がれる一本には至らず
何と言っても、ラッセル・クロウの役作りに尽きるだろう。悪役のキャラも立っているし、映画の基本的な構造が本当によく作りこんである。
それでも、残念なことがあるとするなら、このジャンル、仮に史劇スペクタクルとでも言おうか、には、「ベン・ハー」という金字塔があり、世界中の映画ファンに愛されている。それを超える映像を目指してほしかったが、そこに至らないのは、何といってもアクションのリアルさが、やや足りなかったことだろう。
最大の見せ場の、虎と闘うシーンはさすがの迫力ながら、そこに限界があることは理屈で分かる。虎を殺すわけにいかないし、人間を襲わせるわけにもいかないからだ。しかし、後年に「ライフ・オブ・パイ」が製作され、CGを駆使して描かれた飢えた虎はとてもリアルだった。
今見ると、どうしてもそこの部分も含む演出に本当っぽさというか迫力が足りないと思う。後世に語り継がれる一本にならなかったのは、そういうことだと思う。
2018.6.12
これも間違いなく何度も観たくなる映画シリーズ
★★★★★
ラッセルクロウさんもホアキンフェニックスさんも言うことなしです。
脇を固める俳優さんたちも最高です。ジャイモンフンスーさんもいい役です。
戦闘シーンもカッコ良すぎますBGMで鳥肌立ちます。将軍の器がどこにいても周りの人間から信頼される姿に感動します。
また観ます。
↓鑑賞記録
2024/11/15いやぁやっぱり復習しちゃいました
【”正しいローマに・・。亡き主君の想いを伝え闘う男の魂は、故郷に戻った。”今作は、男の誇りを描いた壮大なスペクタクル映画であり、壮烈な復讐劇でもある作品である。】
<Caution! 内容に触れています。>
・1度目の鑑賞時には、勧善懲悪且つ、ラストの且つてはローマ帝国の将軍であったマキシマム(ラッセウ・クロウ)が、コモドゥス(髭のない、ホアキン・フェニックス)との激闘の後に、ローマの民衆に厳かに担がれていくコロセウムのシーンにカタルシスを感じたモノである。
・2度目の鑑賞時には、男の誇りとは何であるか、愛する妻と子を守れなかったマキシマムの哀しさと、怒りをバネにして不屈の如く立ち上がる姿と、彼を慕うキケロを始めとする元部下たちの姿が印象的であった。
・3度目の鑑賞時には、父マルクス・アウレリウス帝や思慕する姉ルシッラ(コニー・ニールセン)始め、元老院やローマの民たちにまで、慕われなかった狡猾な皇帝コモドゥスの孤独、哀しさが、この作品に奥行きを与えている事に気づいた。
<いづれにして、コロセウムでの数々のマキシマムの死闘が、実に印象的な作品。
コモドゥスとの一騎打ちの前、脇をナイフで刺された状態で戦いながら、見事に妻と子の仇を取った後に、亡き主君の想いを元老院のクイントゥスに託し、地に斃れるマキシマムの姿。
そして、彼の屍は、”民”達に担がれ、コロセウムから運び出されるのである。
一方、コモドゥスは最後まで誰にも慕われず、屍は地に置かれたままという望遠で描く対比・・。
今作は、ラストの彼の魂が、愛する妻と子の元に帰るシーンも忘れ難い逸品である。>
人生における至高の一作
物語のキャラクター、起承転結、セリフ、音楽どれをとっても非の打ち所がない作品。特に主人公マキシマスの格好良さと復讐への執念はいつ何度観ても心を奮い立たせてくれる。
ジュバのセリフとEDへの入り方は美しく響いて毎度泣いてしまっては「また観よ」と思わせてくれる大好きな作品。
この作品は小学生の時、珍しく家族4人揃い観たことを覚えている。今思えば映画にはまるきっかけになった作品だった。
家族で観た映画というものは存外貴重で懐かしく何より楽しかったなとこの作品を思い出す度感じさせてくれる。
これだから映画は素晴らしい_:(´ཀ`」 ∠):
歴史大作
一言で言うと見応えのある古代ローマの1ページ。マキシマスの家族が殺されたところから物語の展開が変わる。コモドゥスは人間が小さすぎた。そのことが悲劇を生む原因になり多くのいのちが犠牲になった。そして挙げ句の果てに最後は・・・。壮大なドラマにふさわしいシーンの連続。最後は今後に希望を持たせるような形で良かった。それにしても、衣装や道具や馬やで小道具さんは大変やったやろな。
人気絶頂で打ち切りになった漫画のよう
とにかく画の迫力がすごい
冒頭からどれだけエキストラいるんだと思うほどの合戦を見せつけられ、名作の雰囲気を強く感じる。
その後もコロッセオでの息もつかせぬ攻防が続き、アクションシーンは満点評価。
また、皇帝も純粋な悪ではなく、彼なりにローマを再建する想いがあり、ただ、そこに主人公が立ちはだかる訳で
最後に一騎打ちを選ぶことも勇気あっての行動かと見直しかけるも、そこで結局刺すのかいと、やはり卑怯な一面を強く滲ませてくる。
私の中でしっくりこなかったのが一騎打ちからのラスト。
なんで皇帝が死ぬのを見てるのか、帝国のトップでしょ?市民の前で死んで良いの?
奴隷解放しろと言われて、なんですんなり解放するの?
そこまで練り上げてきた濃厚なストーリーを、時間ないから一気に終わらせたかのようなあっさりかつご都合主義なラストに打ち切り漫画のような拍子抜け感を感じた。
惜しい。
隠しきれないリーダーとしての才
マキシマスは将軍としても、剣闘士としても人々を魅了するリーダーとして活躍する事が出来ていて、真に能力のある者は場所を問わずそれを発揮するんだなと思いました。剣闘士達が陣営を組んだときは胸熱でした。
死んだ後、来世で待つというような言動やラストのマキシマスの行動から、生の延長線上に死があって、その境目はそれほどはっきりと区切られているものではないのかなと新しい価値観が芽生えました。
ドラマ、スペクタクル、哲学。これほどにしっかりと描いた作品も無いのではと。
それにしても、ジャイモン・フンスーはいい仕事するなあ。
王道が好きな方に
壮大で王道なスペクタクル。
迫力ある場面も多く、見応えがあります。
ただ、王道すぎる展開である上に尺が長いので、少し意外性が欲しいかも、と感じました。
個人的には感情移入もそこまでできず…入り込むというより、劇を眺めているような感覚になりました。
スピルバーグでさえ出来ない、アクションと作品性の共存
個人評価:4.3
リドリー・スコットによる至極のアクション大作。
つくづくこの監督は一流のアクションと、作品性の高さを共存できる、数少ない監督だと感じる。
スピルバーグでさえ、アクションと作品性は共存させていないと感じる。
オスカーを受賞したラッセル・クロウの演技は完璧さを誇り、どこから見ても、まさに古代ローマの誇り高き本物の戦士だ。ホアキンのコモドゥスの皇帝も、神憑かった演技が圧巻で、助演のオスカーに値する。
皇帝を撃つのは、市民でも貴族でもなく、唯一失うものが無い奴隷だけが、捨身でそれを実現できる。
そのまさに古典ともいえる物語のテーマを見事に描き上げる。
リドリー作品でも指折りな本作。
久々に観た 再び痺れた
血縁だけを盲信し、能力も器も足りないのに皇帝という立場に拘り、滑稽なほど真っ白な衣装で大袈裟に立ち振る舞うも敗れ、誰からもその亡骸に悲しみも敬いも持たれない、哀れな男を演じたホアキンの闇深い演技が素晴らしい。さすがだ。
落とされても奪われても、天性の闘う力と、貫く忠誠心とその揺るがない正義感により、周りを惹き込み道を切り開き続ける男を演じたラッセルの力強い演技も同じように素晴らしい。
人の持つ残酷さを表す歴史に絡めたストーリーも含めて、重厚で見応え抜群の作品です。
劇場で観なかったのが悔やまれる。
これはいい!すごい迫力!劇場で観なかったのが悔やまれる。
残念なのはコンモドゥスの悪帝ぶりが充分じゃなかったことと、主役がラッセルクロウでよかったのかな?ってこと。
実際のコンモドゥスは一度暗殺計画で殺されかけたことによって被害妄想になり、元老院議員や側近の人たちをかなり処刑したらしい。自ら闘技場に剣闘士として出場したというのは実話らしい。
う~む、奥が深い。
"すぺくたくる"モノは苦手
コレ系の映画は、そもそも英語でのセリフ自体がおかしい訳でハリウッドの傲慢さ?が、際立つ。
史実を元に脚本があるにしても、物語が単純に思えオマケに二時間越えは退屈になるし、J・フェニックスが出ていなかったら飽きていた。
昔に何があったにせよ、あの場面でキスをするのは全体的に醒めてしまう。
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