劇場公開日 2000年6月17日

グラディエーターのレビュー・感想・評価

全77件中、1~20件目を表示

5.0迫力満点、感動的で奇跡のような─

2024年1月30日
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泣ける

興奮

公開当時、劇場は結構がらがらだったと、ある映画好きから聞いたことがあります。実際に自分もDVDでこの作品を見たし、日本の興行成績も驚くくらいに低い。そういえば、エイリアンもブレード・ランナーも、後々どんどん評価されていったという印象です。
そもそもローマ帝国の話となると、スパルタクスとかベン・ハーといった不朽の名作があるのに時を経て何でまた作るのかという思いが・・・だから正直、ラッセル・クロウが一人佇むそのビジュアルに全く惹かれなかったし、なんか長いし、しぶしぶレンタルした気がします。そしてそれが予想外に面白くて、ビジュアルと音楽の素晴らしさですっかりこの作品の虜になってしまいました。
この作品以降、リドリー・スコットはもちろんのこと、ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、そしてハンス・ジマーという名前に目がいくようになりました。その名をもとに作品を選ぶことも多く、とかくホアキンとハンス・ジマーには多大な恩恵を受けた気がします。でも、この監督には何度も裏切られた(と勝手に思っているだけなのですが・・・)と感じています。もしかしたら、グラディエーターだけが奇跡なようなものだったと感じ始めています。だから、続編などもかなり不安なのですが・・・まぁ見る前のものをとやかく言うのはやめましょう。
最高の映像と最高の音楽の融合、それがまさにこの作品の醍醐味なのだと思っています。興奮や感動、悲しみや苦悩、映像と音楽でもってどっと押し寄せてくるような─。展開とストーリーもまた非常に分かりやすく自然とカタルシスを感じるようなエンディング。結果を知ってから何回見たか分かりませんが、見るたびに泣いてしまいます。あのリサ・ジェラルドの歌声が流れてくると、たまらんのです;;;
はじまりもかなり格好いいんですよねぇ。静かーに始まったと思いきや、迫力満点でド派手な戦闘シーンがバーンと来て、そして感動的で静かに悲しく物語が動き出す─。途中もたくさん見どころがあって、続編の前にどこかデカイ劇場でリバイバル上映してくれないかなと密かに思っています。これこそ大画面と質の良い音響に包まれながら鑑賞したい作品です。

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SH

4.0ローマに捧げる挽歌

2024年1月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

多分、ローマ皇帝の二人は第16代ローマ皇帝、マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝と彼の息子である、ルキウス・アウレリウス・コンモドゥス帝がモデル。
偉大な父から放蕩の暴君へと委譲された帝国の歴史を大胆に脚色しながら、より深みのある人間ドラマと壮大なスケール、今観ても説得力のあるこだわりのプロダクトデザインで描き出す、歴史大作だ。

実はこれが2回目の鑑賞で、初めて観た時は気がつかなかったのだが、主人公・マキシマスと対立関係となるコモドゥス帝の人物描写がとても丁寧だ。
伝記的な記述よりもダメな子に描かれてる部分はあるが、「何故彼はこんな行動に出たのか」という部分をきっちり作り込んでいる。
そのお陰でラストまでの筋書きが収束していく流れに、淀みがない。
マキシマスを応援する一方で、コモドゥスへ憐れみを感じてしまう。

自分が求める「生きる意味」とは何なのか?
その問いを突き詰めたとき、相見えるマキシマスとコモドゥスは、その意味を永遠に失った哀しい二人の男だ。マキシマスの絶望の裏で、コモドゥスもまた絶望している。
帰る家を失ったマキシマス。家に居場所のないコモドゥス。二人はこんなにも似ているのに、どうしてマキシマスは愛され、コモドゥスは愛されないのか?
この悲しみしかない世界にに終止符を打つことが「自由」なのか。

悲壮で物悲しい物語の中で、ラストショットのコロシアム越しの夕陽だけが「生命力あふれる自由」を感じさせてくれる。
全編を通して、神話を観ているような気持ちにさせられる圧巻の映像美。その重厚な迫力は今も色褪せない名作だ。

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つとみ

4.5パンフレットによると、左利きのコモドゥスは映画では右利きで、主人公...

2023年12月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

パンフレットによると、左利きのコモドゥスは映画では右利きで、主人公マキシマスは架空の人物とのことだ。

ローマ帝国には冬がない。
世界の気候が今と異なっていたとしたら、考古学も根本的に見直さなければならないだろう。
ローマ帝国に限らず歴史の正確な資料は”無い”とされている。
というのが私の考えである。

想像の世界(リドリー・スコット監督はフィクションと断言している)だとしても壮大なセット建造とスケール感は見応えがある。
現代の支配構造と重ねて視聴すると、落とされても這いがる主人公の姿に感銘を受ける。

剣闘士試合の再現が見どころ。
ラッセル・クロウの優しくも悲しげな表情、ホアキン・フェニックスの悪役っぷりも文句なし。
高い完成度で大満足。

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Don-chan(Daisuke.Y)

3.5ラッセル・クロウの翳りある眼差し

2023年12月3日
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怖い

公開当時に映画館で見ていたらもっと感動したかも知れないと思いました。「ベン・ハー」に似ているなあとかそんなこと考えながら見てました。音楽ハンス・ジマー、でも想像以上に弦楽器多用で少し感傷的過ぎるかなと思いました。

人物造型は単純ではなくて、マキシマス(ラッセル・クロウ)の軍人としての有能さ、国や皇帝への思い、謙虚さ、仲間や部下を大事にする、妻子への思いに説得力ありました。それは彼の翳りある美しい眼差しがとっても効いていたからだと思います。コモドゥス役のホアキン若い!こんな風貌のときがあったんだーとびっくりしました。承認欲求が強く精神的に弱く、自信と不安の間を揺れ動き、一歩まちがうと狂気スレスレの所に行ってしまいそうな人間の複雑さをホアキン・フェニックスは本当に素晴らしく演じている!と思いました。

血がドヒャーとか首が飛ぶとかそういう映像にあんまり強くないので怖かったです。リドリー・スコット監督、80代でもガンガンと積極的に映画制作をしているのは凄いと思います。だから来年、グラディエーターの2が公開されたら映画館で見たいです。

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talisman

5.0素晴らしい作品

2023年11月28日
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ラッセルクロー、リドリースコット共に脂が乗り、最高に素晴らしい映画を作りあげた。そして今現在脂が乗り名声を欲しいままにしているホアキンフェニックスが脇を固めている。その当時のホアキンの演技も既に素晴らしく完全に主演のラッセルを飲み込む勢いがあった。その悪役たるや憎たらしいにも程があった。また映画は巨大スペクタクルで映像、音楽、ストーリー、どれを取っても素晴らしい作品であった。この当時の映像を観れた事の幸運を今正に噛み締めています。

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えーじ

4.02024年に2が

2023年11月12日
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鑑賞方法:VOD

今日は午前中に法廷遊戯を観たけれど、
あまりにも寒いので、午後はゆっくりお家で映画です。

この作品は前から観たかった。
なぜかと言うと、ハンスジマーの音楽だから。
グラディエーターの音楽は前から良く聞いており、いずれ作品もと思い、今日やっと観れた。

ラッセルクロウが、ジェラルドバトラーに見えた。ホアキンフェニックスも今と全然違う。
でも、グランツーリスモのヤン君のお父さん役のジャイモンフンスーは全然変わってなかった。

内容は、最後はハンスジマーの音楽が
絶妙でぽろっときた。
血が沢山で人が死ぬのがちょっと…だった。

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seiyo

5.0フィクションなんですよね

2023年6月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

午前十時の映画祭で鑑賞。昔の名作を映画館で観られることに感謝です。ありがとうございます。
冒頭のゲルマニアでの戦いのスケール感、迫力に圧倒されました。陰影を上手く使って緊迫感を出しているのかなあ?観ていて落ち着かなかったんですよね。なんか恐怖心を煽られるというか。そこに頸を切られた死者が乗馬で帰ってくるとことで恐怖心は最高潮に。そこからの戦闘開始。カタパルト、火矢、剣、疾走する馬、それぞれの音がビュンビュンと襲ってきて、あとはアドレナリンが吹き出す嵐へ。こういう流れの作り方、うまいですよね。素晴らしい。
ということで導入のところで一気にローマ帝国の世界に引き込まれました。

さて、主人公マキシマスが勲功第一から陰謀というかコモドゥスの嫉妬心から軍を追われ、家族を失い、奴隷に身を落とし、グラディエーターとしてローマに帰ってくるという感じです。
古代ローマ時代の街、コロッセオ、武具、戦車、何やら何まで雰囲気有り過ぎで驚きでした。2000年の作品ですがこの頃ってバカ高いシリコングラフィックス社を使ってゲームとか作っていた時代だったよなあということで、特にCGの完成度の高さ、今観てもすごい完成度に驚きました。

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zem_movie_review

3.5いいね!

2023年4月5日
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衝撃的な展開!とかではないがラッセルクロウとホアキンフェニックスの演技が良く最後まで気になって観てしまう

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aaaaaaaa

4.5ローマ五賢帝時代終焉期の史実と誤説をうまくアレンジした、ヒロイックファンタジー

2022年9月20日
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鑑賞方法:映画館

午前十時の映画祭12にて。

かつてイタリアで大量生産された低予算の「ソード&サンダル映画」に登場する剣闘士は、筋骨隆々の元ボディビルダーが演じていた。子供の頃テレビの洋画番組で繰り返し放映されていたので、よく観た。はち切れんばかりの豊満なバストのヒロインにトキめいたものだ。
剣闘士といえばそんな映画を思い出す世代なので、本作の公開時はラッセル・クロウに違和感を抱きつつ劇場へ行ったのだった。しかし、雄大なオープンセットとロケーション撮影に、B級映画とのスケールの違いを感じたし、素人ではない優れた俳優たちが演じる人間ドラマの重厚さに感動して劇場を出たことを覚えている。
…『ベン・ハー』や『スパルタカス』といった低予算ではない「ソード&サンダル」も存在することを為念で記しておく…

ローマ帝国第16代皇帝マルクス・アウレリウスが嫡男コンモドゥスによって暗殺されたという説に基づいた、フィクション史劇。
暴君ネロと並んで悪評高い第17代皇帝コンモドゥスだが、先帝を暗殺した事実はなく、アウレリウスは戦地で病死したということだ。
同じ切り口の『ローマ帝国の滅亡』('64)が制作された当時は学問上でも暗殺説が生きていたのかもしれないが、今やその説は完全否定されている。

冒頭のゲルマニア軍との森林での戦闘場面から、主人公マクシムスが奴隷剣闘士エスパニャードとなって何度か見せるコロシアムでの死闘まで、迫力ある演出が展開される。

ローマ軍の将軍マクシムス(ラッセル・クロウ)は勇気と知恵の男で、皇帝アウレリウス(リチャード・ハリス)からの信頼は厚い。
アウレリウスは帝位をマクシムスに継がせようと考える。共和制による統治への変革を目論んでいたのだ。
実際、帝政ローマは共和制で、皇帝の世襲を禁じていた。この映画の舞台は共和制が一時途絶えて王朝による世襲が行われていた時代で、アウレリウスを含める五賢帝と呼ばれた皇帝たちは皆、先帝の養子になることで帝位を継いでいる。アウレリウスだけが実子に恵まれ、コンモドゥスが十代のうちに帝位に就かせて共同皇帝としたのだから、決して世襲制を否定していたわけではない…らしい。(にわか知識だが)

さて、マクシムスは架空の人物だが、嫡男コンモドゥス(Commodus→字幕ではコモドゥス)(ホアキン・フェニックス)とコモドゥスの姉ルキッラ(Lucilla→字幕ではルシラ)(コニー・ニールセン)は実在の人物。
コモドゥスは暴君というより、病的で陰湿な謀略家として描かれている。
更には、姉ルシラに対する近親愛を思わせる描写もあり、二人は相互依存の関係のようにも見えた。
ルシラは未亡人で一人息子がいる。
ルシラとマクシムスの間には過去に恋愛関係があり、息子のルキウス(スペンサー・トリート・クラーク)が剣闘士エスパニャードに憧れる…と、いう作劇になっている。
実際、ルシラと息子の父親ルキウス・ウェルス(コモドゥスの前にアウレリウスと共同皇帝だった)とは政略結婚だったと思われるので、若き日に許されぬ恋物語があったというのも意外ではない設定だ。

過酷な運命を強いられることとなったマクシムスだが、そもそも先帝の勝手な思いつきが原因だと言えなくもない。
新帝コモドゥスは父親からの愛情が感じられず、父は事実マクシムスの方に傾注していたのだから、コモドゥスが父親とマクシムスを恨むようになるのも頷ける。ましてや、後継者問題が切迫した段階で父親から面と向かって謝られればなおさらだ。
この屈折した新帝を演じるホアキン・フェニックスが素晴らしい。この映画が製作された頃から今日に至っても、卑屈な男を演じると彼の右に出る役者はいないだろう。

物語が大きく動くのは、マクシムス脱出計画のシークェンスだ。元老院の閣僚やルシラ、かつての部下が協力して作戦を決行する胸アツの場面。
これに奴隷仲間たちが加わって叛乱が起きるのだが、総てはコモドゥスの罠だった。元老院にも反コモドゥス派と親コモドゥス派がいたのだ。
計画が失敗に終わってマクシムスは捕らえられ、いよいよコロシアムでコモドゥスと対決することになる。コモドゥスは策略をしかけて、マクシムスを大衆の目の前で倒そうと考えたのだ。
この死闘を制するのはマクシムスなのだが、コモドゥスが闘技場で死んだ(殺された)のは史実だというから、歴史というのは面白い。
さて、マクシムスは生き残ったのか、あるいはコモドゥスと刺し違えて果てたのか、いずれにしても大衆の目前で彼がヒーローであることを示して物語は幕を閉じる。

この後100年近くの間、ローマ帝国は混乱と分裂の歴史を刻むことになる。

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kazz

4.5史実とは違う

2022年6月26日
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ようだが、コモドゥスは悪い皇帝だった。
初めのローマ軍の闘いが素晴らしい。

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myzkk

4.5久しぶりに鑑賞。ラッセル・クロウのカリスマ性あふれる役柄が最高にハ...

2022年6月3日
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鑑賞方法:VOD

久しぶりに鑑賞。ラッセル・クロウのカリスマ性あふれる役柄が最高にハマっていた。ホアキン・フェニックスもさすが、こういう役柄上手い。
セットや衣装など相当お金を掛けて製作されたんだろうなと想像できるリアルな再現性が素晴らしい。闘技場での格闘シーンは目を覆いたくなるほどの恐怖と迫力。
映像だけではなくストーリーも登場人物それぞれの感情や思惑が絡み合い複雑な人間模様を織り込んだ内容で、観ていて飽きがこない重厚感溢れる作品。

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Ran

4.5超大作と呼ぶにふさわしい、引き込まれた

2022年5月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

幸せ

”ローマ帝国”とは、最盛期には世界の人口の1/4を支配していた。。。
歴史の授業は全然好きじゃなかったけど、今は歴史から学ぶことが大切だと思える。

この映画も、理不尽なこの時代をタイムスリップして観ることができた気がする。
日本は侵略による土地の奪い合いは少なく、今の世界情勢を理解しがたいが、映画のような現実が過去にあったとすると、”歴史は繰り返す”と思うだけなのか。肯定するのか。

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かずじー

4.0自省しない息子

2022年4月30日
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鑑賞方法:TV地上波

フィギュアスケートでたびたび使われるサントラ。最近では北京オリンピックで、坂本花織選手のショート、鍵山優真選手のフリーで使用された。壮大な音楽に素晴らしい演技。ドーピングで揺れた、異様な状況の中で、メダル獲得できて本当に良かった。

テレ東午後のロードショーを録画したので、かなりカットされているよう。トリプルアクセルを5回連続で跳んだかのごとく、早回しだった。キュルキュルっ。でも、要点はつかめたので、とりあえず満足。機会があったら、フルサイズ字幕版で見たい。

最近ドラマで突然脚光を浴びた、マルクス・アウレリウス。「自省録」を書いた、5賢帝と評される人。勉強好きだったらしいが、息子はあまり彼に似なかった。この息子コムドゥス、どれ位ダメな皇帝か知りたかったので、ちょっと調べてみた。そしたら、最初はそんなに悪い人ではなかったようだ。欲の強い姉に暗殺されそうになり、それ以来疑い深くなったらしい。疑うあまりにたくさんの人を処刑しちゃったんで、結局自分が始末されてしまった。映画では先天的に残虐とされたが、悪役らしく色付けしたかもね。まあ、自分が勝つために、セコいマネするところは、確かに性悪だった。

コーラスを使った、印象に残る音楽。映画の世界観をよく表していたと思う。

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ぷにゃぷにゃ

4.5冒頭の戦闘シーンからグッと引き込まれていく。その迫り来る迫力、地響...

2022年3月30日
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鑑賞方法:映画館

冒頭の戦闘シーンからグッと引き込まれていく。その迫り来る迫力、地響きのように包み込まれていく音響、これぞ映画館の醍醐味。
コロッセオの馬車のシーンはベン・ハーを思い出していた。
ラッセル・クロウ演じるグラディエーターの生き様に様々な感情が溢れてくる。こんなに素敵な俳優だったとは。
アカデミー作品賞に相応しい、感動的で素晴らしい映画だった。何故か観る機会を逸しての初鑑賞だったが、再上映に感謝。

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tsumumiki

4.5大画面で観るべき作品

2022年3月22日
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鑑賞方法:映画館

午前10時の映画祭のお陰で久々に劇場の大画面で観る事が出来て感激しました。この規模の大作の場合PCの21インチのモニターで観るのとでは雲泥の差があります。取り分け撮影と美術と衣装の素晴らしさを堪能出来ました。

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くまぷう

4.5善人 vs 悪人

2022年3月21日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

分かりやすい善人と悪人。民衆も味方に。
なぜ、悪人になってしまったのか、
愛されたかった人から愛をもらえず、
もらっていたが伝わらなかったのか、
生い立ちを想うとせつないね。。。

音響や映像、すごい迫力で終始圧倒された!

午前十時の映画祭 11 にて。

午前十時の映画祭 12 の内容も発表されて楽しみだ!

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ほんのり

4.5午前十時の映画祭にて。

2022年3月18日
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いやーー懐かしい!!作品としてはかなり観ていますが、映画館は多分初、先回のドリームプランを観た映画館で情報を得たので本日観てきました!!

ゲルマニアの戦闘シーン・コロシアムの戦車線も大迫力でした!!
ラッセルクロウは、本作100点ですね笑  個人的に本当に惜しいなと感じるのは、終盤のクーデターの流れの“わちゃわちゃ”感と、翻訳が怪しい所でしょうか。(プロキシモとマキシマスの最後の台詞などニュアンスが違う雰囲気が…not yetも微妙な…あくまで英語ダメ人間の感想ですが)

3月末まで上映しているので、是非ご観賞下さいませ!

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白長須鯨

3.5人の嫉妬心を侮ってはいけない

2022年3月13日
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鑑賞方法:映画館

マキシマスはもちろん気の毒だが、コモドゥスもなんとも不憫であった。
おじいさん皇帝のアウレリウスがコモドゥスに対してあまりに無神経すぎたのがそもそもよくない。
細心の気を使ってフォローしていれば、コモドゥスもあんな「嫉妬心の化け物」にならなかったのではないか。マキシマスもマキシマスだ。序盤もう少しコモドゥスにフレンドリーにしてやっていても。。明らかにアウレリウスに対する態度と異なっていた。そういうのはコモドゥスにも伝わるんだよー。
(頼むから、もう少し上手にやれよー)
「人の嫉妬心を甘くみてはいけない。うまくなだめないといけない。」という教訓をもらった。仕事に活かします。。

しかし、はじめて最初から最後まで通しで観たが「“スペイン人”グラディエーターがマキシマスだった」ということが明らかになってからも長かったんだな。後半は「強権による力も民意の前では自由に動けない。」ということを示す内容。 プーチンロシア vs SNSで結束するウクライナと世界 のようであった。

マキシマスの遺体は皆に担がれて闘技場を後にする。
その端でコモドゥスの遺体は寂しく放置されたまま。
象徴的なシーンであった。

※コニー・ニールセンはとんでもなく美しかった。
※ラッセル・クロウを堪能する映画ですね。これ。

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momokichi

4.5民のために王がいる

2022年3月12日
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午前十時の映画祭にて鑑賞。
冒頭の戦闘やコロッセウムの熱狂、チャリオットの迫力など見応え十分で楽しめた。
アカデミー賞の作品賞はもちろん、衣装デザイン賞にも納得。

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ななな

5.0天国でまた会おう

2022年3月7日
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鑑賞方法:映画館

午前10時の映画祭で。21年ぶりの劇場鑑賞。

リドリー・スコット監督。音楽はハンス・ジマー。敵役はホアキン・フェニックス。などなどなど。その豪華すぎるクレジットに、今更ながら鳥肌が立ちます。

そう言えば。「女性の苦悩」は物語りの重要な要素。リドリー・スコットの得意ネタです。戦闘前からの音楽は「火星 (ホルストの"惑星")」みたいで、いかにもハンス・ジマー。「精神を病んだ男」がホアキン・フェニックスなんて、いかにもです。

公開は21年前ですが、これは旧さを全く感じさせない。CGに頼らず(もちろん使ってますけど)、製作費を惜しみなくつぎ込んで造りこんだ歴史スペクタクル。

コロセアムでの戦闘シーンは、個人史に残る燃え具合。これはカッコ良い。と言うか、ラッセル・クローのカッコ良さはメーター振り切ってるから!

あざとさは感じるものの、エンターテイメント大作として、これ以上のものは、今や望むべくもなく。と言うか、人類史最後の歴史スペクタクル作品と言っても良いかも知れません。いや、大金はたいてチャレンジする人は、もう現れないんじゃないかと。

でも。Westsideをリメイクする物好き、と言うか、金持ちはいたからなぁ。CGオンリーじゃない、大予算の歴史スペクタクルが、今後製作される事ってあるんだろうかと思いつつ。

面白かった。とっても。

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bloodtrail