グラディエーター

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

「ブレードランナー」の巨匠リドリー・スコットが、古代ローマを舞台に復讐に燃える剣闘士の壮絶な闘いを描き、第73回アカデミー賞で作品賞・主演男優賞など5部門に輝いた歴史スペクタクル。

古代ローマの皇帝アウレリウスは、信頼を寄せる将軍マキシマスに次期皇帝の座を譲ろうと考えていた。それを知った野心家の王子コモドゥスは父を殺して玉座を奪い、マキシマスに死刑を宣告。マキシマスは故郷へ逃れるが、コモドゥスの手下に妻子を殺されてしまう。絶望の中、奴隷に身を落としたマキシマスはやがて剣闘士として名を上げ、闘技場で死闘を繰り返しながらコモドゥスへの復讐の機会を狙う。

主人公マキシマスをラッセル・クロウ、宿敵コモドゥスをホアキン・フェニックスがそれぞれ演じた。2024年、続編「グラディエーターII」の公開にあわせて、本作も4Kデジタルリマスター版でリバイバル公開される。

2000年製作/155分/アメリカ
原題または英題:Gladiator
配給:東宝東和
劇場公開日:2024年10月11日

その他の公開日:2000年6月17日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第24回 日本アカデミー賞(2001年)

ノミネート

外国作品賞  

第58回 ゴールデングローブ賞(2001年)

受賞

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀作曲賞 リサ・ジェラルド ハンス・ジマー

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) ラッセル・クロウ
最優秀助演男優賞 ホアキン・フェニックス
最優秀監督賞 リドリー・スコット
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映画レビュー

4.0「この世の人間は影と塵」

2022年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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すっかん

3.5人の嫉妬心を侮ってはいけない

2022年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

マキシマスはもちろん気の毒だが、コモドゥスもなんとも不憫であった。
おじいさん皇帝のアウレリウスがコモドゥスに対してあまりに無神経すぎたのがそもそもよくない。細心の気を使ってフォローしていれば、コモドゥスもあんな「嫉妬心の化け物」にならなかったのではないか。。。

マキシマスもマキシマスだ! 序盤もう少しコモドゥスにフレンドリーにしてやっていても。。明らかにアウレリウスに対する態度と異なっていた。そういうのはコモドゥスにも伝わるんだよー。(頼むから、もう少し上手にやれよー)
「人の嫉妬心を甘くみてはいけない。うまくなだめないといけない。」という教訓をもらった。仕事に活かします。。

しかし、はじめて最初から最後まで通しで観たが「“スペイン人”グラディエーターがマキシマスだった」ということが明らかになってからも長かったんだな。

後半は「強権による力も民意の前では自由に動けない。」ということを示す内容。 プーチンロシア vs SNSで結束するウクライナと世界 のようであった。

マキシマスの遺体は皆に担がれて闘技場を後にする。
その端でコモドゥスの遺体は寂しく放置されたまま。
象徴的なシーンであった。

※コニー・ニールセンはとんでもなく美しかった。
※ラッセル・クロウを堪能する映画ですね。これ。

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共感した! 27件)
momokichi

3.0IIを観る前に再鑑賞

2024年11月22日
iPhoneアプリから投稿

単純

興奮

リドリー・スコットの冴え渡るビジュアルセンスと、大作感のある仰々しい音楽、そして全体に漂う死生観で押し切ったという感じでしょうか。中毒性があるのは確か。ただストーリー自体に深みは無く、ベン・ハーの劣化現代版という当時抱いた印象は覆りませんでした(あくまで個人的にです)。ツッコミどころも所々。。
ただ、脂の乗ったラッセル・クロウのカリスマ性は将軍と呼ぶに相応しく、ホアキン・フェニックスも小物感出てて素晴らしかったです。

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吠えない狼

3.5重厚でシンプル

2024年11月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

公開当時に観た時は子どもだったこともあって、
重苦しくて救いがねぇなぁと思っていたら、
みんな大好きな復讐もので物語はとてもシンプル。

主人公よりコモドゥスが光っていた。

やはり敵は憎たらしければ憎たらしいほど良い。

しかも、強いわけじゃなくて、
とても弱くて不安と心配、恐怖だけが友達みたいなヤツで
憎たらしいけど、憎めないそんなキャラだった。
周りに敵を作りまくるし精神的にも幼いくせに、
民衆には好かれたいと言うところも好感が持てた。

子供の頃は分からなかったけど、
大人になったらアカデミー賞も納得の作品でした。

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奥嶋ひろまさ

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