クライム タイム
劇場公開日:1998年9月5日
解説
猟奇殺人事件の再現番組を通じて交錯する連続殺人者を演じる新進俳優と本物の殺人者の姿を描いたニューロティック・スリラー。監督は「マイセン幻影」「失踪 妄想は究極の凶器」のジョルジュ・シュルイツァー。脚本はブレンダン・ソマーズ。撮影はジュリス・ヴァン・デン・スティーンホーヴェン。音楽はデイヴィッド・A・スチュワートで、主題歌をマリアンヌ・フェイスフルが歌う。出演は「サブダウン」のスティーヴン・ボールドウィン、「ブラス!」のピート・ポスルスウェイト、「ショッピング」のセイディ・フロスト、「ザ・プレイヤー」のカレン・ブラック、「アジアの瞳」のジェラルディン・チャップリンほか。
1996年製作/117分/イギリス
原題または英題:Crimetime
配給:K2エンタテインメント
劇場公開日:1998年9月5日
ストーリー
ロンドン。電気修理工シドニー(ピート・ポスルスウェイト)は失明寸前の病妻(ジェラルディン・チャップリン)を抱えながら、女の眼球をくりぬくという猟奇殺人を続けていた。一方、殺人事件の再現番組『クライムタイム』の犯人役に起用されたボビー(スティーヴン・ボールドウィン)は迫真の演技で視聴率アップに大貢献。プロデュサーのミリー(カレン・ブラック)はほくそ笑むが、そんなボビーにシドニーも注目、ひそかに彼の電話をかける。こうしてふたりの秘められた関係がはじまった。シドニーは殺人を重ね、いつしかボビーも演技にのめりこむあまり、おのれが本当に殺人を犯していると錯覚するまでになる。やがてシドニーは不測の事態で殺人を中止、ふたりの微妙な関係はここで崩れ、ボビーは現実と虚像の不確かな境界に入り込むのだった……。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョルジュ・シュルイツァー
- 脚本
- ブレンダン・ソマーズ
- エグゼクティブプロデューサー
- フィル・アルバートタット
- バリー・バーンホルツ
- ジョルジュ・シュルイツァー
- マルク・ヴレッシング
- 製作
- デビッド・パプケウィッツ
- 撮影
- ジュリス・ヴァン・デン・スティーン・ホーヴェン
- 美術
- ベルナント・ルペル
- 音楽
- デビッド・A・スチュワート
- 編集
- ファビアンヌ・ローリー
- 衣装デザイン
- ジャイニー・テマイム
- 字幕
- 岡田壯平