金色の眼の女

劇場公開日

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解説

バルザックの小説『十三人組物語』の中の一挿話をピエール・ペルグリ、フィリップ・デュマルセーが現代的に脚色し、新人ジャン・ガブリエル・アルビコッコが監督した同性愛を扱った恋愛映画。撮影はジャンの父キント・アルビコッコ、音楽は「禁じられた遊び」のナルシソ・イープスが担当した。出演は「赤と青のブルース」のマリー・ラフォレ、「自殺への契約書」のポール・ゲール、フランソワーズ・プレボーなど。

1961年製作/フランス
原題:La Fille Aux Yeux D'or
配給:松竹映配

ストーリー

写真家のアンリ(ポール・ゲール)は、自他共に許すドン・ファンであり、婦人新聞社を経営するエレオノール(フランソワーズ・プレボー)という女友達があった。が、十年来のつき合いにもかかわらずアンリには彼女を理解できなかった。ある日、アンリは間違えて彼の車に乗っている美しい金色の眼の(マリー・ラフォレ)女をみつけ、早速カメラでとらえた。そして逃げる娘の手にデートの場所を書いた紙片を握らせた。その夜、彼は仮装舞踏会場で自分をじっとみつめている例の娘に気がついた。今度は逃がすまいとアンリは逃げる娘の後を追い、彼女の部屋までついて行った。この娘は不思議だった。一人でどう生計を立てているのかも分らず、また名前を言おうともせずに、ただ自分と結婚してどこか遠い所へつれてってくれと頼むだけだった。どうも腑におちないアンリは、彼女の秘密を探ろうと努め、ついに部屋の隠し扉を発見した。そして扉の向うの部屋を見たアンリは愕然とした。みな見なれた衣装や家具ばかり。そこはエレオノールの部屋だったのだ。この金色の眼の女は、エレオノールが内密にいつくしんでいた宝物だった。秘密を知られたエレオノールは、アンリに奪われるのを恐れ娘を隠してしまった。アンリは一生懸命さがしたが、娘の行方はわからなかった。一方、娘はアンリに逢わせて欲しいとエレオノールに泣いて懇願した。意を決した彼女は、ある森の一軒家にアンリを案内した。アンリの訪れを知って歓喜する娘、それを見たエレオノールは、嫉妬にかられ彼女の背中にペーパーナイフを突き刺していた。駆けつけたアンリは、息をひきとる金色の眼の女を抱いてはじめて愛の告白をするのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

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