恐怖の48時間

劇場公開日:

解説

ヘイスース・ベラスケス、ギレルモ・ヘルナンデス、ギルベルト・ガスコンの三人の手になるオリジナル・ストーリーを、テッディ・シャーマン、ギルベルト・ガスコン、フェルナンド・メンデスが脚色、メキシコ出身のギルベルト・ガスコンが製作・監督したアクションもの。出演は「レッド・リバーのガンマン」のグレン・フォード、「サイレンサー・沈黙部隊」のステラ・スティーヴンス、メキシコ俳優のデイヴィッド・レイノソ、アルマンド・シルベストレ、ホセ・エリアス・モレノなど。製作総指揮にリチャード・ゴールドストーンがあたっている。

1967年製作/メキシコ・アメリカ合作
原題または英題:Rage
配給:コロムビア
劇場公開日:1968年

ストーリー

砂嵐吹きすさぶ、メキシコの人里離れた鉱山の工場には、いろんな男たちが集まっていたがその中でも、もっとも風変りなのが医師のルーベン(G・フォード)である。医師のくせに彼はつねに酒びたりで、自分で自分の生命をちぢめているようにさえみえる男だったが、それでも、数マイル四方に医師は彼一人というので、貴重な存在であった。そんなある日工事場に慰安婦の一行が到着した。男たちは大喜びで、さっそくパーティが開かれたが、ルーベンはまったく関心を示さず、自室で酒にひたっていた。そんなルーベンに女たちの一人ペルラ(S・スティーブンス)は興味をもった。翌日女たちは去っていったが、ペルラだけは、寝過して残されてしまった。トラック運転手のフォルチュナートが猫にかまれ伝染病にかかるという事件がおき、工事場は大騒ぎとなったが、治療の方法もないままに、狂い暴れた。ルーベンは自分の無能さにうちのめされた。そんな彼に、なぐさめの強い言葉をのこしてペルラは迎えのトラックで去っていった。数日後、ルーベンは自分も伝染病のうたがいがあることを知った。早く町まで行かなければ命があぶない。それには四十八時間の余裕しかなかった。しかも、その前に、ハッパ労働者のパンチョの妻のお産の手術をすませねばならなかった。手術はルーベンの努力で、成功したが、大切な時間は失なわれてしまった。エンジニアのアントニオのジープでパンチョの助けで、ルーベンは町に向った。だが、途中でガソリンが切れてしまい、岩だらけの道をあるくはめになった。時間は、刻一刻とせまっていた。しかし、疲れも加わり、一行の足は遅々として進まなかった。だが、やがて一行の行く手にハイウェイが見えてきた。スクール・バスの子供たちの助けをかり、彼らは町をめざして進んだ。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0狂犬病の恐ろしさ

2019年8月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 狂犬病に対する考証が全くダメという解説文を先に読んで、興ざめしながら鑑賞。いや、そんなことより60年代のセクシー美女が大勢いるので目の保養になるじゃないですか・・・すでに観点が違ってます。しかし、何回もテレビ放映されてるのか、観たことがあった・・・  バッテリー切れ、橋がくずれ、ガス欠などのピンチを乗り越えて48時間以内に薬を飲まなければ!と、かなり面白い展開。狂犬病の潜伏期云々はそんなに間違ってないようです。彼女たちが来た10日プラス48時間という設定だから、ワクチンの有効期限みたいなモノでしょうね。  最後はスクールバスに乗せてもらうけど、これがなかったらどうしたんだろ・・・ブエナビスタ。

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kossy