「CUBE」を配信している動画配信サービス(VOD)
「CUBE」の配信サービス一覧
配信サービス | 配信状況 | 料金 | |
---|---|---|---|
| 見放題 | 月額2,189円(税込)~ | 今すぐ見る |
「CUBE」の配信サービス詳細
おすすめポイント
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配信形態
見放題 / レンタル / 購入
無料期間
31日間
月額料金
月額2,189円(税込)
ダウンロード可否
可能
複数端末同時視聴
可能
※最大4台まで同時再生可能
特典
(ポイント付与等)
毎月1200ポイント付与(購入・レンタル・コミック購入・ライブ配信チケット購入・映画館で使用可能)
支払い方法
クレジットカード(Visa/Master Card/JCB/アメリカン・エキスプレス/ダイナースクラブカード)、キャリア決済(d払い/au PAY(auかんたん決済)/ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い)、楽天ペイ、Amazon.co.jp、Apple Account、Google Play、ギフトコード、U-NEXTカード
全作品数
340,000本
見放題作品数
300,000本
映画作品数
見放題17,700本以上/レンタル1,200以上
ドラマ作品数
見放題5,400本以上/レンタル680本以上
アニメ作品数
見放題5,800本以上/レンタル260本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介

解説・あらすじ
謎の立方体に閉じ込められた男女6人の脱出劇をスリリングに描き、低予算ながら世界的ヒットを記録したカナダ製シチュエーションスリラー。ある日突然、無機質な立方体の部屋で目を覚ました6人の男女。部屋には6つのハッチがあり、それぞれ別の立方体に繋がっている。自分たちが閉じ込められている理由も脱出方法もわからないまま、出口を求めて移動を続ける彼らだったが、中には殺人トラップの仕掛けられた部屋もあるようだ。やがて彼らは、安全な部屋を見つける法則を発見するが……。ビンチェンゾ・ナタリ監督の長編デビュー作。
レビュー

ワンコさん
投稿日:2021-10-22
この作品を観るのは、20年以上ぶりだ。日本リメイク版の公開の前の予習だった。
オリジナル「CUBE」は、現在の六本木ヒルズの一角にあったWAVE内のミニシアター・シネヴィヴァン最期の上映作品で、もっとも人気を博した作品だったように記憶している。
当時観た時は、カナダの制作で、こんなユニークな発想や状況設定の作品が出来るのかと非常に印象深かったことを思い出した。
だが、今回改めて観て、その時気が付かなかったのか、もう忘れてしまっていたのか、いくつもユニークな示唆があって、CUBE自体もアートで、このままリマスターして劇場公開しても良いレベルだと感じた。
世の中には様々な「陰謀説」が囁かれている。
Qアノンや、ネット右翼が大好きなディープ・ステートがそうだ。
ちょっと前だったらフリーメイソンや、イルミナティもそうだが、フリーメイソンは、そうした組織ではないことを自ら公言しているし、フリーメイソンの乗っ取りを画策したイルミナティは、その陰謀が暴かれ、ずっと昔に消失してしまっている。
CUBEはどうだ。
外郭だけ作成し、他は知らないという男の示唆するところは重要だ。
役割を分け、それを忠実に実行しただけ。どのように利用されているのかは知らない。陰謀などないのだ。起こっていることは全て不可抗力だ。
これは、僕たちの世界そのものではないのか。
だが、CUBEの中の人間と同様、役割は果たしていても、或いは、役割を果たしていると感じていなくても、CUBEが、世界が、どのようなシステムで動いているのか詳細は知らず、世界のどこかで神々のようにふるまう輩がいて、世界を動かしているような気になるのだ。
アダム・スミスが「国富論」で「見えざる手に導かれるように」と記してしまったばっかりに、余計、陰謀論に拍車がかかるようになってしまったのだろうか。
(※因みに、日本では「見えざる手」に「神の」と修飾が点きますが、これは日本の経済学者の誇張なのだそうです。)
そして、このCUBEに導かれた人のように、本当は、知恵を絞れば、ソリューションは見いだせるのだと言うのが、この映画の本当の意図のように思える。
陰謀は無能な傍観者の考え方だ。
CUBEのなかで起こる差別、罵詈雑言、怨恨、暴力も僕たちの世界のものだ。
まあ、警察官だと言う男も含め、少しステレオタイプのような気もするが、シンプルに示唆的にするための演出だとう思う。
ただ、サバイブするのが......というのは、こうしたタイプの映画のありがちな設定だなと思って、少し笑ってしまった。
オリジナル「CUBE」は、現在の六本木ヒルズの一角にあったWAVE内のミニシアター・シネヴィヴァン最期の上映作品で、もっとも人気を博した作品だったように記憶している。
当時観た時は、カナダの制作で、こんなユニークな発想や状況設定の作品が出来るのかと非常に印象深かったことを思い出した。
だが、今回改めて観て、その時気が付かなかったのか、もう忘れてしまっていたのか、いくつもユニークな示唆があって、CUBE自体もアートで、このままリマスターして劇場公開しても良いレベルだと感じた。
世の中には様々な「陰謀説」が囁かれている。
Qアノンや、ネット右翼が大好きなディープ・ステートがそうだ。
ちょっと前だったらフリーメイソンや、イルミナティもそうだが、フリーメイソンは、そうした組織ではないことを自ら公言しているし、フリーメイソンの乗っ取りを画策したイルミナティは、その陰謀が暴かれ、ずっと昔に消失してしまっている。
CUBEはどうだ。
外郭だけ作成し、他は知らないという男の示唆するところは重要だ。
役割を分け、それを忠実に実行しただけ。どのように利用されているのかは知らない。陰謀などないのだ。起こっていることは全て不可抗力だ。
これは、僕たちの世界そのものではないのか。
だが、CUBEの中の人間と同様、役割は果たしていても、或いは、役割を果たしていると感じていなくても、CUBEが、世界が、どのようなシステムで動いているのか詳細は知らず、世界のどこかで神々のようにふるまう輩がいて、世界を動かしているような気になるのだ。
アダム・スミスが「国富論」で「見えざる手に導かれるように」と記してしまったばっかりに、余計、陰謀論に拍車がかかるようになってしまったのだろうか。
(※因みに、日本では「見えざる手」に「神の」と修飾が点きますが、これは日本の経済学者の誇張なのだそうです。)
そして、このCUBEに導かれた人のように、本当は、知恵を絞れば、ソリューションは見いだせるのだと言うのが、この映画の本当の意図のように思える。
陰謀は無能な傍観者の考え方だ。
CUBEのなかで起こる差別、罵詈雑言、怨恨、暴力も僕たちの世界のものだ。
まあ、警察官だと言う男も含め、少しステレオタイプのような気もするが、シンプルに示唆的にするための演出だとう思う。
ただ、サバイブするのが......というのは、こうしたタイプの映画のありがちな設定だなと思って、少し笑ってしまった。
鑑賞日:2021年10月22日 で鑑賞
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