キャデラック・マン
劇場公開日:1991年5月24日
解説
巧みな話術で超高級車を売りまくり、女性にもモテモテのスゴ腕セールスマンを主人公に繰り広げられるコメディ。製作・監督は「カクテル」のロジャー・ドナルドソン、脚本は「ジョニー・ハンサム」のケン・フリードマン、撮影は「サイゴン」のデイヴィッド・グリブル、音楽は「ブラインド・フューリー」のJ・ピーター・ロビンソンが担当。出演はロビン・ウィリアムズ、ティム・ロビンス、パメラ・リードほか。
1990年製作/アメリカ
原題または英題:Cadilac Man
配給:オライオン映画=ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1991年5月24日
ストーリー
ジョーイ・オブライエン(ロビン・ウィリアムズ)はニューヨークのスゴ腕カー・セールスマン。持ち前の調子の良さと口八丁手八丁で年平均400台の車を売りまくり、それと同様、女にも目がない。別れた妻ティナ(バメラ・リード)、タレント志願のライラ、不倫好きの人妻ジョイ(フライ・ドレッシャー)と、女性の影が途絶えることがない。そんな絶好調の彼の生活にかげりが見え始めた。勤め先のタージョン自販が店舗をクイーンズから郊外に移すことを決定、それを契機に古手のセールスマン若干名を整理しようというのだ。ジョーイたちベテランは気が気ではない。ところが、そんな不安を吹っとばす大事件が起こる。移転に向けての在庫一掃セールの日、店のフロント・ウインドーの大ガラスを突き破って1台のオートバイが乱入。驚く間もなく、やってきた男はマシンガンをあたり構わずブッ放し始めた。一斉に床に突っ伏す客と店員たち。この乱射男は、タージョン自販のセクシー秘書ドナの夫で、失業中のラリー(ティム・ロビンス)だった。女房がセールスマンの誰かと浮気したと知り、頭に血が昇って殴り込んできたのだ。ドナの浮気相手は別の男だったが、ジョーイはその場を収拾するため、身代りに立つ。そうとは知らず嫉妬に駆られて騒ぎまくるジョイ。ジョーイの頭にはピタリとマシンガンの銃口がつきつけられている。警官隊が駆けつけ、店を包囲し、ラリーはやけのやんぱちで撃ちまくる。ここからが天才セールスマン、ジョーイの腕の見せどころ。優しい言葉やどなり声を駆使してラリーの心を落ちつかせ、人質を全員開放させる。銃の弾を抜かせ、警官隊の前に降伏したラリーに銃弾が撃ち込まれるが、一命は取りとめた。一躍ヒーローとなったジョーイに、元妻のティナは一度食事にきて」と優しい言葉をかけるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ロジャー・ドナルドソン
- 脚本
- ケン・フリードマン
- 製作
- チャールズ・ローベン
- ロジャー・ドナルドソン
- 撮影
- デイヴィッド・グリブル
- 音楽
- J・ピーター・ロビンソン
- 編集
- リチャード・フランシス=ブルース
- 字幕
- 新村一成