喜劇の黄金時代
劇場公開日:1960年12月27日
解説
「フランス女性と恋愛」(結婚)を監督したルネ・クレールが、一九三〇年以前のアメリカのサイレント・コメディのフィルムを集めて一本にまとめたもの。クレールが監修と解説を担当している。内容は九部にわかれ、マック・セネットのスラプスチック喜劇に始まり、極楽コンビの短篇など。出演はスタン・ローレル、オリヴァー・ハーディ、ベン・ターピン、キャロル・ロンバード、ジーン・ハーロウら。
1959年製作/137分/フランス
原題または英題:La Grande Epoque
配給:東和
劇場公開日:1960年12月27日
ストーリー
*笑いの工場*キーストン喜劇を創生したマック・セネットと撮影所の内幕もの。出演はマック・セネット、チャーリー・マレー、ビリー・ビーバンら。*大衆だけが彼らを愛した*当時もっとも人気のあったローレル=ハーディのコンビが出演する“刑務所の二百年”“世紀の戦い”など。*伝説となったカウ・ボーイ*二〇年代後半の人気コメディアン、W・ロジャースの登場、ダグラス・フェアバンクス、トム・ミックスらのモノ真似。*忘れ難き二人のスター*三〇年代の代表的女優キャロル・ロンバードとジーン・ハーロウのかけ出し時代のフィルム。*偉大な俳優*小柄でヤブにらみ、チョビひげのB・ターピンのあれこれ。*喜劇の古典*ローレル・ハーディが主演した二八年の喜劇。監督はレオ・マッケリー、撮影はジョージ・スチーブンス。*とてもおかしく、とても悲しい*ハリー・ラングドンが出演する喜劇。*動物喜劇*動物が出演するコメディで、ライオン、犬、猫のほか、C・チェース、アンディ・クライドらが主演する。*路上の二人男*ローレル・ハーディが主演した喜劇。繰返しの面白さで笑わせる。