眼下の敵

劇場公開日

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解説

イギリス海軍中佐D・A・レイナーが自分の体験にもとづいて書いた処女小説「水面下の敵」の映画化で、第二次大戦におけるイギリス駆逐艦とドイツ・Uボートとの戦いを描く戦記もの。「翼よ!あれが巴里の灯だ」の共同脚色者の1人、ウェンデル・メイスが脚色、「夜の乗合自動車」のディック・パウエルが監督した。撮影は「悪い種子」のハロルド・ロッソン、音楽は「気まぐれバス」のリー・ハーライン。主演は「海の荒くれ」のロバート・ミッチャム、「素直な悪女」のクルト・ユールゲンス、新人アル・ヘディソン、「アフリカの女王」のセオドア・バイケル。

あらすじ

第二次大戦中の南大西洋。ドイツのUボート狩りをやっていたアメリカの駆逐艦ヘインズ号のマレル艦長(ロバート・ミッチャム)は着任以来自室に閉じこもりきりだった。そこで乗組員たちは彼が民間出身のため船酔いで苦しんでいるのだろうと噂し合っていた。しかし、彼は彼が着任する直前乗っていた船が魚雷攻撃を受け、愛する新妻が自分の前で死んでいくのを見て憔悴していたのだった。それでも彼は個人的にドイツ人を憎む気にはなれないという男だった。ある日、彼の艦のレーダーがUボートをとらえた。初めて彼は乗組員の前に姿を現わし、夜通しの追跡をはじめた。一方Uボートの艦長フォン・ストルバーグ(クルト・ユールゲンス)は、味方が手に入れた敵の暗号書を本国へ持ち帰るという重大な使命をもっていた。彼は沈着で勇敢な男であったが、2人の息子を戦争で失い、無益な戦争を呪っていた。こんな2人の男が水面を境としてお互いに相手のすきを狙って息を殺していた。しかし、いつしか2人の心には、お互い一面識もないが尊敬の念が期せずしてわいて来た。再び行動を開始したUボートは、とっときの魚雷4本で見事ヘインズ号を射止めた。直ちに浮上したストルバーグ艦長は、マレル艦長に5分以内に離艦するよう要求した。これを見たマレル艦長は全員を離艦させ、自らも離艦すると見せかけ、最後の力をふりしぼってUボートに体当たりした。一瞬、すべては終わった。今は敵味方の別なく、海上では彼我の乗員たちが助け合っていた。全員の脱出を認めて離艦しようとしたストルバーグ艦長は、永年の部下の1人の姿が見えないのに気づいた。ようやく水につかった艦内から部下を救い出したストルバーグ艦長は、これ以上の救出が無理なことを知って艦橋に残った。Uボートに仕かけられた時限爆弾の爆発を待つかのように……。その時、ストルバーグ艦長の目に、マレル艦長の姿がうつった。ストルバーグ艦長の手が挙がった。マレル艦長の手も挙がった。2人の海の男の心は今やはっきりと交わり合った。マレル艦長からロープが投げられた。傷ついた部下を、ロープにむすびつけるストルバーグ艦長、これを引くマレル艦長、この2人のところに、生き残った両艦の乗組員が殺到した。翌日、救援にやってきたアメリカ駆遂艦の甲板で、ストルバーグ艦長とマレル艦長が立ち会い部下の葬儀が行なわれた。そこには海に生きる男のみが知る、厳粛な気がみなぎっていた。

1957年製作/アメリカ
原題:The Enemy Below
配給:20世紀フォックス

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第30回 アカデミー賞(1958年)

受賞

特殊効果賞  
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映画レビュー

4.0潜水艦映画

kossyさん
2019年5月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

興奮

 米軍艦長はUボートに対する復讐心だけで任務に就く民間出身者。一方の独軍艦長はUボートの生活と無意味な戦争に疲れ、早く終戦を願う。作戦面においてもお互いの行動に疑心暗鬼になる両者。「敵の艦長は素人ではないな・・・」って、そこまで読めるんですか。確かに両者の研ぎ澄まされた感性がぶつかり合う心理作戦の描写は見事なものです。駆逐艦の直ぐ下を潜水艦が通り過ぎるシーンは静かに進行するものの、緊張感溢れるところでした。また、後半には機雷が尽きるか、潜航を続けるタイムリミットが来るかと粘りの勝負と、丁寧な作り方にハラハラドキドキでした。これほどまでに、どちらも応援したくなる戦争映画も珍しいです。

 しかし難点もありますね。敵と味方の切り替えが激しいので、時折「あれっ、どっちだっけ?」と悩んでしまうところだ。ドイツ側のクルト・ユルゲンスも英語だし、ロバート・ミッチャムの英語がぶっきらぼうなので、ドイツ語っぽく聞こえるからだ。あと、これほどまでに風変わりな作戦に部下たちがすんなり動くのか?といったところか・・・

 戦意高揚映画でもなく、反戦映画とも取れないこの作品だが、「総統もお喜びになります」という部下の言葉にムッとするユルゲンスからもわかるように、反ナチ映画と言えるのだろう。

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kossy

5.0潜水艦映画の原点

tさん
2018年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

潜水艦映画・漫画の原点。

Uボート、クリムゾンタイド、沈黙の艦隊等々、
潜水艦をネタにしたコンテンツの原点がこの作品と言われている。

潜水艦ものの見所は、手に汗握る心理戦。
そして軍人同士のリスペクト。
まぁでも、この映画での一番の問いかけは、眼下の敵とは何か?というもの。

素晴らしい反戦映画です。

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t

2.0どんな男だろう。~七色星団の決戦

2017年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

知的

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よしただ

4.0頭脳と心理戦

everglazeさん
2017年5月27日
iPhoneアプリから投稿
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everglaze
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